妊活に効くエッセイ

肉や魚を食べればコラーゲンサプリはいらない？

　コラーゲンはタンパク質。

　体内で分解されてアミノ酸になる。

　一部は新たにコラーゲンを組み立てる材料になるが、かなりの部分が排出される。

　今後、サプリの開発が進めば効果があるものを期待できるのかもしれないが、病気で魚や肉が食べれないという人でない限り、コラーゲンはサプリやドリンクよりも肉や魚を食べたほうがいいそう。

　（参考文献　田村忠司　『「これ」を食べればサプリはいらない』　東洋経済新報社　2015年）

　女性向け美容雑誌や妊活雑誌でよく見かける葉酸サプリやコラーゲンサプリ。

　でも自然な食品からのほうが無難なようだ。

【コラーゲンの多い食品】

・豚モツ

・鶏の皮、手羽先、軟骨

・牛スジ

・豚バラ肉

・うなぎ

・なまこ

・カレイ

・エビ

・くらげ

・ゼラチン

　すっぽんやフカヒレなどもコラーゲンが摂取できることで有名な食材だが、日常食にするにはやや値段がお高め。

　スーパーで売っている食材で十分にコラーゲンを摂ることは可能である。

　ビタミンCとともに摂取すると効率よく吸収できる。

【ビタミンCの多い食材】

・パプリカ

・ブロッコリー

・かぼちゃ

・じゃがいも

・のり

・おろししょうが

・すだち

・レモン

・キウイ

・大根葉

・ホウレンソウ

・いちご

　など

　コラーゲンのドリンクには保存料や甘味料が入っていることも多々あるので、面倒でなければぜひ調理した食品から。

ちなみにコラーゲン入りの化粧品とかあるが、コラーゲンが肌から吸収されることはない。