高齢出産を極力避ける 発達障害の問題
母親が高齢であると、流産やダウン症を含めた染色体異常の発症率が高くなるリスクに関しては古くから知られていることだが、近年、父親の年齢が45歳以上で発達障害のリスク要因になることが指摘されている。
(参考文献 澤口俊之 『発達障害の改善と予防』 小学館 2016年)
なので男性も自分の年齢が高くなっても若いお嫁さんをもらえば大丈夫……というわけではないらしい。
こういう話を聞くと、女性は「自分と同じ年くらいか、自分よりも年下の男性でもいい」と思いたくなるし、男性とて「結婚するならやっぱり若い女性がいい」となりがちである。
でも現実的な話をすると、ある程度の年齢になってくると、肌のツヤや体型をはじめとした容姿は若いときより落ちていく人が多く、余程魅力のある人でない限り(男性であれば経済力もある程度は求められ)、年下の人とはお付き合いはできても、結婚相手として受け入れてもらい家庭を築いていくというのは難しいこと。
婚活市場においては(個人差がありますが)女性が男性側からお申し込みが多いのは20代(美人な人だと32歳くらいまで)、男性が女性からお申し込みが多く選り好みできるのは30代前半くらいまでと一般的には言われている。
女性の妊娠確率が下がっていくのが33歳くらいからだとすると(私は1回流産して泣いたことがある。結婚・出産はお早めに!)、これはホルモンのバランスにも関係しているのかなと感じてしまう。
家庭を持ち子供がほしいというのが人生の目標の一つであるとするならば、「結婚したいと思った時期が適齢期」、「いつかいい人ができたら」と安易に考えず1日でも早く結婚相手を探す努力をすることが、その後の妊活で苦労しない秘訣の一つだと思う。
でも「今すでにもうそこそこいい年なんですけど」とこの文章を読んで思った人も、そこに落ち込む必要は全くなくて、これからの人生の中で今日が1番若い。
その今日からできることを前向きに始めたらいいと思うのだ。
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