張学良の小部屋
前に豚肉+ニンニクの組み合わせの料理は精力増強につながるという話を書きました。
食べたら一気に精が付くものではないが、コツコツこまめに摂るといいというもの。
『続 食べ物さんありがとう』朝日文庫(先生=川島四郎 生徒=サトウサンペイ)には、もう一つ即効性のある強精剤が紹介されていますが、これは手に入れるのが難しいものです。
満州事変の直後、張学良の私邸を押収した際に、明け渡したがらない小部屋があって、そこに大量の九竜虫という虫がいたと。
この虫を杯の中の酒に浮かして生きたままガブっと食べると、4~5時間後の1回目と2回目の排尿のあとに虫の出すカンタリスという成分が尿道を刺激し、勃起すると。
この虫を飼うことにより、張学良は18人いる妻を平等に愛していたのだとか。
この虫を川島先生は試したそうですが、効果は抜群だったけれど、生のまま食べるので上アゴに潰瘍ができて10日ほどたいへんだったそうですごい話だな……と思ったのでした。
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