同居人ログ

@mitukirose

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[メイン] 導入 : 鼓膜をつんざく音がした。それは一切の躊躇が感じられない、空を切り裂く様な高い音。

焦げ付いたゴムが路上に真っ黒な線を引いて、肢体が空中に舞い上がった。どさり、ずざざざ、地面に柔らかな肉が落ち、酷い布すれの音がする。一体、何が起こったのだろう。

瞬く間の出来事を、その場に居た誰もが理解を拒んだかのようで、世界が静止した気がした。


[メイン] 導入2 : 永遠に思えた静寂の後、皆の意識を引き戻したのはそこに広がった真っ赤な色彩と醜悪に

匂い立った鉄臭さ。

「おい、大変だ、人が、人が轢かれた!誰か、救急車を!」

叫びが、怒号が、悲鳴が、この空間を満たしたのだった。


[メイン] KP : それでは、始めていきます

よろしくお願いいたします!


[メイン] 探偵社 : 季節は十二月、肌寒さを身に染みて感じる本日この頃になってきた。

具体的に言えば今日は十二月七日。晩秋は都会の路上に枯葉を残して過ぎ去っていった。


先輩の横につき仕事を学ぶ日々を終えた貴方だが偶然にも今日は仕事が回って来なかった。

同じ事務所に働く仲間や先輩は今日は出払っており皆忙しそうに調査を進めているようだ。

誰もいない事務所であなたは暇を持て余していた。


[メイン] KP : 何してるかな、暇な時!


[メイン] 楸谷徹 : 紅茶を淹れてゆったり飲みながら、事務所の誰かのコレクションから適当に選んだ推理小説を読んでいます。


[メイン] KP : では、貴方が先輩の言いつけ通り小説を読み紅茶を楽しんでいると先輩たちが付けっぱなしにしていったテレビからニュース番組が流れ始めます。



[メイン] KP : 以下のような事件をアナウンサーが淡々と読み上げています


[メイン] 女性連続生皮剥がし死体遺棄事件 : 非常に猟奇的な内容で、全身の表皮を剝がされた女性の遺体が発泡スチロール、段ボール、 一斗缶などに詰められた上、遺棄されているという内容。

加えて遺棄現場周辺には血液が ばら撒かれた様子があり、遺体一部が必ず欠けている。

今まで発見された遺体は 4 件。

犯行は八月から一か月おきに起こっている。

全て 10 代、20 代のうら若い女性であ る。被害者女性が誘拐されるその瞬間、また死体遺棄をするその場、不審者の目撃情報さえ無く、非常に隠密で巧妙である。

よって犯人の身元は特定できず捜査は難航している。


[メイン] KP : テレビをぼーっと見てから小説に目を戻した時、事務所の電話がなり出します


[メイン] 楸谷徹 : 「!」メモ帳とペンを引っ掴んで電話に出ます


[メイン] KP : 貴方は準備万端に受話器を取り、相手の出方を待った、その時です


[メイン] KP : 景色が、いや、視界が反転した。

その豊かな彩りにあったはずの眼前は、コールタールをぶちまけたかの様に常闇に変化した。

配置された家具の輪郭線が、浮き立つように七色に発光して見えた。刻々と時計の針が回り、カチコチと時を鳴らす。おもむろに意識が昏迷し、さながら直接脳髄を揺らされるような感覚。

それはある種酔いに近かった。やがて酔いは治まり、漠然と意識だけがどこかへ遠のいていった。

しかし、それもほんの束の間。ぽーっとした「自身」は自分自身という型へと嵌っていった


[メイン] KP : 「あの、すいません?大丈夫ですか......?先ほどからお声がけしても、返答がなかったもので......」


電話の向こう側から心配するような声が、じわじわと届く


[メイン] 楸谷徹 : 「…っ?……ぁ、あぁ~申し訳ございません。少し…電話の調子が、」


[メイン] KP : 「ああ、なるほど。そうでしたか…」


「こちらは…探偵事務所さんの電話番号で合っていますか…?」


[メイン] KP : 電話越しに響く男性の声は、低いが深みを持って明朗に響いている。

が、その声色とは裏腹に若干落ち着きがないように感じるのは、時折声が震えているからだろうか。

そこから彼が多少なり冷静さを欠いていることがわかる。取り乱して慌てようとする自分を抑え、平生を保とうとしているようだ


[メイン] 楸谷徹 : 「えぇ。お電話ありがとうございます、〇✕探偵事務所の楸谷徹と申します。どうぞよろしくお願い致しますね。

さて……本日はどのようなご用件で?」


[メイン] KP : 「これはご丁寧に…」


「私は鬼嶋 礼二。依頼をお願いしたい。そちらの近くにいるので出来れば直接会って内容をお話したいのですが」


[メイン] 楸谷徹 : 「構いませんよ」

内心やだー!!となっている


[メイン] KP : 「ああ、ありがとうございます!直ぐに向かいますね」


と鬼嶋は直ぐに電話を切ってしまいました。

彼は間もなくやって来ることでしょう


[メイン] KP : ここで、目星をどうぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 67 > 成功


[メイン] KP : 良!

では貴方は貴方は机と地面の隙間に、くしゃくしゃになった一枚の紙が挟まっているのを見つけることでしょう


[メイン] 楸谷徹 : 拾い上げて、紙を広げてみる。何か書いてありますかね


[メイン] KP : はい!では

貴方はその紙に書かれている内容を読もうとするだろう。しかしながら、読み取ることはできない。

一体どういう事だろう、と困惑が脳を支配するに違いない。確かに黒い文字の羅列が並んでいる。しかし、書かれている文字の上にまるで靄がかかっていて、ノイズが走っているかの様で。

さながら脳がその文章を認識する事を拒んでいるかのように思える。

当然である事が当然のように出来ないというのはあまりにも不可思議であり、貴方は恐怖するかもしれない


[メイン] KP : SAN値チェックです!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 31 > 成功


[メイン] KP : 何も恐怖しなかった!

減少なし!


[メイン] KP : こんこんと、扉を叩く音も聞こえてきます


[メイン] 楸谷徹 : 「わ、思ったより早い」

ぱたぱたと片付けてお迎えします


[メイン] KP : では貴方が扉を開くと


[メイン] 東 千歳 : 「!」


[メイン] KP : そこにいたのは依頼者ではなく、ケーキ屋の袋を両手にぶら下げた見知った顔でした!


[メイン] 楸谷徹 : 「!?千歳でしたか、」

目を丸くしてからニコニコと微笑み。

「なんだぁ、驚きましたよ。今日はお暇ですか?」


[メイン] 東 千歳 : 「え、ああ。暇だったんで(この間尾行中犯人ぶっ飛ばした)お詫びにケーキ持ってきたんだけど誰も居ないのか、」


[メイン] 楸谷徹 : 「今は僕ひとりです。もうじき依頼者がお越しになりますけど」


[メイン] 東 千歳 : 「あ、そっちは暇じゃなかったか…!悪い…直ぐに帰っ…」


[メイン] 楸谷徹 : ぎゅーっと手を掴んでる


[メイン] 東 千歳 : 「…?」(ぎゅーと反射的に握り返した)


「んと、帰らないで、と?」


[メイン] 楸谷徹 : 「ええ、ええ。当たり前でしょう?せっかくいらしたんですからごゆっくり。どうぞ中まで入って寛いでくださいよ」


[メイン] 東 千歳 : (仕事邪魔するのもなぁ、俺部外者だし)(でも2人っきりかぁ、2人っきりなんだよなぁ、)


「…ちょっとだけな」


[メイン] KP : そんな話をしていると、こんこん、とまた部屋のドアがノックされます


[メイン] 楸谷徹 : いそいそと扉を開ける。


[メイン] KP : 扉を開けるとそこには中年の男性が居ました


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あぁ、どうも。初めまして。鬼嶋です。」


[メイン] KP : 鬼嶋に目星が振れます!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 13 > スペシャル


[メイン] KP : つよい


[メイン] KP : 男性は眉目秀麗で彫が深く、鼻も高い。高価そうなスーツを違和感なく着こなしている。

しかしながら少々足を引きずるように、身体のバランスが均衡でない。まるで何処かを痛めているようだ。


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「突然押しかけて申し訳ない…」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「私の…依頼を受けていただけないだろうか」


[メイン] 楸谷徹 : 「いえいえ、ようこそ探偵事務所へ。ご依頼を聞き届け、叶えるのが僕らの仕事です。もちろんお受けしますよ。さぁ、どうぞこちらへ」


[メイン] 楸谷徹 : 「?怪我をなさって…」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「ええ…ちょっとね、…依頼の内容にも関係するので順を追って…御説明いたします」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「…改めて名乗らせていただきたい、私は鬼嶋礼二(キシマ レイジ)。

あなた方は…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「私は楸谷徹。探偵です。こちらは"助手"の…」


[メイン] 東 千歳 : 「アズマデス…」(さらっと嘘付いたぞ、この子…!!)


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「御二方とも…よろしくお願いいたします…」


「…依頼内容なのですが」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「誘拐された娘を助けていただきたいのです」


[メイン] 楸谷徹 : 「!?」

やだーーー!!!の顔


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「事の経緯はつい昨日に始まるのです。

その日は偶々娘が休みで、普段から忙しく時間が取れぬ私は久しぶりに共に食事を取ろうとレストランへ昼食に向かいました。


そこでのひと時は、ああ、今思えばなんと尊い時間だったでしょうか。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「私が娘と昼食を終え共に家へ帰っていると、突然正面から大きな物音がしました。


車が私たちに向かって走り込んできたのです」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「私は娘が危ない!と庇おうと必死になりましたが、重量を持つ鉄のかたまりには無力でした。

私は跳ね飛ばされ、地面に転げまわりました。

これはその時に負った傷で......。

今も深く痛みます。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「地面に伏した私は、お父さん、お父さん!と悲痛の声をあげながら連れ去られ、乱暴に車に押し込まれていく娘を、ただただ見ることしかかないませんでした。


そこからの記憶は曖昧です。気がつけば真っ白な天井。病院のベッドの上だったのです。」


[メイン] KP : 彼は悔しそうに拳を握りしめ、最後にこう言った。


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「お願いします。どうか娘を助けてください。


私が育て上げた…大切な娘を。」


[メイン] 楸谷徹 : 「大切なお嬢様を連れ去られたとは…心中お察し致します。」

質問内容を色々考えなくては…


[メイン] KP : 男は悔しそうに手を握りしめながら、どうか、どうかお願いいたします、と頭を下げてきます


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「大切な娘のためなら金も惜しくない、幾らでもお支払いする覚悟です。ですから…どうか…っ」


[メイン] 楸谷徹 : 「もちろん、必ず東と僕が連れ戻して差し上げますよ」

東が先頭です


[メイン] 東 千歳 : 「え?ああ、まぁ、そうだな。」

(先頭でも全然構わない人)


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「ありがとう…ありがとうございます…!何と…お礼を言ったら良いか…」


[メイン] 楸谷徹 : 「お礼なんてそんな。報酬がきっちり頂けたらそれで十分…こほん」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「前金として…とりあえず此処に500万あります…。娘を取り戻していただけたら…さらにお支払いする用意もある、どうか、どうか、娘を」


[メイン] 楸谷徹 : 「!」乗り気になったご様子

「必ずお助け致します!」


[メイン] 東 千歳 : (やれやれ…)


[メイン] 東 千歳 : 「…色々聞いておいた方がいいんじゃないか?」


[メイン] 楸谷徹 : 「そうですね。…お嬢様の特徴をお伺いしても?」

メモを走らせます


[メイン] 楸谷徹 : 「あ、お名前も」


[メイン] KP : 彼は懐から一枚の写真を取り出し、あなたの前に置いた。そこには制服を着た可愛らしいポニーテールの女の子が写っている。


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「娘の名前は鬼嶋凛(きしまりん)と言います」


「来年中学2年生になる…愛おしい娘です」


[メイン] 楸谷徹 : 「…可愛らしい。連れ去られてしまったときの服装は?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「制服姿でした。休日なのに「娘の制服姿は今しか見られないんだからねっ」なんて言って。ああ…凛…」


[メイン] 楸谷徹 : 「良い娘さんですねぇ。どんな車だったか覚えていらっしゃいますか?それから…誘拐犯の姿も。些細な情報でいいですから」


[メイン] 楸谷徹 : これは本当に疑い過ぎなのですが、礼二さんに心理学は不可能ですか?


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「すいません、何か助けになる事を言いたいのですが、事件当日は娘を守ることに必死で気 が動転していて......。


あまり覚えられていないのです。お力添え出来ず悔しいばかりです。」


[メイン] KP : いいよ!

オープンで君が振ってください!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=85 【心理学】 (1D100<=85) > 91 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : なぜ


[メイン] KP : これは…何もわからなかったね…


[メイン] 楸谷徹 : 肝心なときに役に立ちませんねー…オープンで助かりました。

「いえいえ、大丈夫ですよ」

うーーん…あと何か聞くことありましたっけ


[メイン] 楸谷徹 : 「誘拐の当時、周囲に人はいましたか?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「ええ、大勢居ました。…その方たちに私は助けられたのです」


[メイン] 楸谷徹 : 「なるほど。その中に目撃者がいるかもしれませんね。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「ええ…もしかしたら。…どんな人が居たか顔などは覚えていないのですが」


[メイン] 楸谷徹 : 「車に撥ねられたんですから、覚えていらっしゃらなくて当然ですよ」

ニコニコ


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「…そう言っていただけると…救われます…。私がもっと…ちゃんと…覚えていれば…凛…」


[メイン] 楸谷徹 : 「お気になさらず。捜査をすれば情報は更に増えるはずです。……もし何かありましたら、そのときはまたご連絡を」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「はい…私の連絡先は…」


メイン] KP : と鬼嶋は連絡先を教えてくれます


[メイン] 楸谷徹 : 有難い!記録しました


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「私はそろそろ…戻ります。…今日は病院をこっそり抜け出して此処に来たもので」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「そろそろ帰らなければ病院の迷惑になりますから」


[メイン] 楸谷徹 : 「おやまあ……それはお大事に。きっちり片はつけますから、ご心配なさらないで、安心して僕たちに任せてくださいね」

就職して数ヶ月の新米ですよ僕


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「…どうぞよろしくお願いいたします。…では」


[メイン] KP : そういって彼はこの場を出ていくだろう。


[メイン] 楸谷徹 : お見送り完了!


[メイン] 東 千歳 : 「…いきなりこんな大仕事受けて大丈夫なのか?」(新米なのに)


[メイン] 楸谷徹 : 「え?」

別の者に任せようとして電話をかけている


[メイン] KP : 先輩方は他の調査に忙しいのか誰一人電話に出ません…!


[メイン] 東 千歳 : (…真顔)


[メイン] 楸谷徹 : 片っ端からかけ…ああ…


[メイン] 楸谷徹 : 「はぁーーー…」


[メイン] 東 千歳 : 「でっかいため息」(くす)


[メイン] 楸谷徹 : 「やりたくありません」端的


[メイン] 東 千歳 : 「そりゃ分かるけどな、危なそうな事件に首突っ込んで欲しくはないし」


[メイン] 東 千歳 : 「とはいえ500万貰っちゃってんだろ?」


[メイン] 楸谷徹 : 「シャンパンタワー2個分の報酬だってどうせ大半事務所に入ります。どうして僕がこの可愛い身を危険に晒してまで頑張らなければならないのでしょう。悲しい…」


[メイン] 楸谷徹 : 「千歳と一緒じゃなきゃ僕ここから動きません」

ソファに深く身を沈めた


[メイン] 東 千歳 : 「…シャンパンタワーってそんな値段すんの…?」


[メイン] 東 千歳 : 「…ほらおいで。一緒に行くから」


[メイン] 楸谷徹 : 「!千歳ならそう言ってくださると信じてました」

一瞬で起きてついていきます


[メイン] 楸谷徹 : ついていくっていうか、どこに行くんでしょう。自由ですか?


[メイン] KP : 自由です!が!そうだな、何処から調べるみたいな大体の方針はある?


[メイン] 楸谷徹 : 礼二さんを助けてくださった方々が犯人を目撃していないか、気になっています。地道に聞きこみ調査…?


[メイン] 東 千歳 : 「そういう方針なら…とりあえず誘拐現場付近、か?」


[メイン] 東 千歳 : CCB<=10 【ナビゲート】 (1D100<=10) > 46 > 失敗


[メイン] KP : 幸運どうぞ…っ


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 58 > 成功


[メイン] KP : じゃあ貴方はインターネットか新聞からか、鬼嶋凛が攫われた現場を特定することに成功します。どうやら隣町のようです。


千歳が地図を開いてその場所を確認することでしょう


[メイン] 楸谷徹 : 「行きましょうか」


[メイン] KP : 画面に地図を出します。


[メイン] 東 千歳 : 「…おう」


[メイン] KP : 探索ルールを説明します!


[メイン] KP : 行ける場所を情報に出しますね


[メイン] KP : 番号は画面の地図と合わせてみるためのものです。

探索は1日4箇所。4箇所探索を終えると1日が終わります。

基本的に千歳とは一緒に行動してください。別れて調査しても1日に探索出来る箇所が増えたりはしません。


[メイン] 楸谷徹 : 番号が黒と赤に分かれているのは…?それから、期限はありますか?


[メイン] KP : 色分けは見やすくするためだけのものだから気にしないで大丈夫です!


期限はあるかもしれないし、ないかもしれません!


[メイン] 楸谷徹 : うーん…重要な箇所から回った方がいいですね。まずは5番の事故現場に行きましょうか。


[メイン] KP : はーい!


[メイン] KP : 現場は閑静な住宅街である。

欧米諸国を思わせる光景。

恐らくここら一帯は高級住宅街で上流階級が住むに値する地域なのだろう。

だが、違和感を覚えるのはそこには立ち入り禁止と促された、黄色いテープが赤いコーンを支柱に貼られているからだろうか。


[メイン] KP : どうやらその囲まれている T 字路が現場のようであった。テープの淵には多くの野次馬が現場内を覗いている。

恐らく連中は近隣住民だろう。現場内は幾つかパトカーが駐車されており、今まさしく現場検証が始まろうとしている所だろう。


[メイン] KP : 自由に行動してもらって大丈夫です!


[メイン] 楸谷徹 : 「捜査タダ乗りとかできませんかね」ひそ


[メイン] 東 千歳 : 「え、いや、やってみるか…?」(こそ)


[メイン] 楸谷徹 : 「やってみますか。」

テープを跨いで侵入すると、お仕事中の警察に近づき…


[メイン] 堂島 亮介 : 「…ん?」


[メイン] 堂島 亮介 : 「あ、こらこら。検証中なんだから一般人がこれ以上入ってきたら駄目だよ!」


[メイン] 楸谷徹 : 「あぁ、すみません。脚が長いものでテープに気がつきませんでした」


[メイン] 楸谷徹 : 「とはいえ私、一般人じゃないんですよ。〇✕探偵事務所の楸谷と申します。こちらは助手。鬼嶋凛さん誘拐事件について捜査中です」


[メイン] 堂島 亮介 : 「…(確かに足は長いな)」


[メイン] 堂島 亮介 : 「… 楸谷…?」


[メイン] 東 千歳 : 「…少し見せてもらうだけでいいんで、どーにか」


[メイン] 堂島 亮介 : 「え…!?いや、困るよ…!?」


[メイン] 楸谷徹 : 「同じ事件を捜査する者同士、ここはひとつ協力しませんか?」

言いくるめにかかります


[メイン] KP : 言いくるめどーぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=70 【言いくるめ】 (1D100<=70) > 11 > スペシャル


[メイン] KP : めちゃくちゃ言いくるめたな…!


[メイン] 堂島 亮介 : 「はぁ…鬼嶋さんから依頼を受けた探偵なら…仕方ないな…。あまり現場を荒らさないでくれよ…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「はい!ありがとうございます、優しいお方。お名前を伺っても?」


[メイン] 堂島 亮介 : 「堂島 亮介(どうじま りょうすけ)」


「…とはいえ僕から現場に入れてもらったとかは言わないでくれよ?」


[メイン] KP : 調べられそうな場所は電信柱、アスファルト、血痕の残された場所だ。


[メイン] 楸谷徹 : 電信柱を見てみます。


[メイン] KP : T 字路の曲がり角にそびえている電信柱、付近の地面をよく観察してみると、急激なカーブ の熱により出来たタイヤ痕が残されているのに気づく。


追跡orナビゲートでより詳しく調べられます!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=25 【追跡】 (1D100<=25) > 30 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : 惜しい


[メイン] KP : 運転:自動車or知識1/2で別の情報も出る!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【知識】 (1D100<=80) > 41 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : 惜しくもダメですね


[メイン] KP : 知識

→ このタイヤ跡に合致する車の機種は大型のバンであり、荷物を詰め込むのには充分なスペ ースが後方に確保されているだろうな、と思います


[メイン] 楸谷徹 : 「千歳、ここにタイヤの痕が残されています。僕は運転免許持ってないので分からないんですが…何か手がかりになりますか?」


[メイン] 楸谷徹 : !?


[メイン] KP : あ、半分だから失敗だった。出しちゃったからいいや!


[メイン] 東 千歳 : CCB<=10 【追跡】 (1D100<=10) > 9 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : すみませんね、半分のコードを忘れてて…そのまま入れちゃったんです…


[メイン] KP : 大丈夫…!気が付かなかった俺が悪い…!


[メイン] 東 千歳 : 「あー…とだな」


[メイン] 東 千歳 : 「このタイヤ跡だと…恐らく大型。あと…こっからこう来て…あっちに逃げた…かな」


[メイン] KP : と追跡にちゃっかり成功した千歳は指さし教えてくれます


[メイン] KP : 地図で表すのならば、9の方向から5へ。曲がり角で被害者を轢き、娘の凛を誘拐する為

一時停止。その後は6の方角へ進んでいったという事だ。


[メイン] 楸谷徹 : 「住宅街からやってきた大型車が曲がり角で礼二さんを轢き、いったん停止して凛さんを誘拐。後ろのスペースに乗せて、その後田畑の方角へ逃げていった…ということですか?」


[メイン] 東 千歳 : 「多分な、別に専門家じゃねぇから…跡見て何となく予測しただけだけど」


[メイン] 楸谷徹 : 「探偵を交代しましょうか?」


[メイン] 東 千歳 : 「…探偵って柄じゃねぇし。

まぁ?これを機に専業主夫になってくれると俺は安心なんだけど」


[メイン] 楸谷徹 : 「んふふ、そんな柄じゃありませんから。主夫だなんて……主夫…」

す~っと逃げるようにしてアスファルトの調査です


[メイン] 東 千歳 : (嫌なのか…専業主夫)(しょぼ)


[メイン] KP : 目星どーぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 77 > 成功


[メイン] KP : えらい!


[メイン] KP : 何やら光を反射する鉄片のような物が転がっている。拾い上げてみれば、3 センチ四方の小さな機械の破片の様に思える。

表には銀色の塗装が施されていて、光を反射していたのは裏側の鉄の面だ。

恐らくこれは、車のフロント部分の破片だろう。衝撃で軽く剥げ落ちたのかもしれない。


[メイン] 楸谷徹 : 手袋…


[メイン] KP : してもいいよ!


[メイン] 楸谷徹 : します!

「流石にこれだけで、詳細な車種の特定をするのは厳しいでしょうか…」


[メイン] 東 千歳 : 「…どうだろうなぁ。俺らではまず無理だろうけど」


[メイン] 楸谷徹 : 「警察にお届けして、何か分かったら僕らの手柄にしますか。少なくともかなりの勢いで突っ込んできたことは分かりました」


[メイン] 楸谷徹 : 血痕を調べます。それから警官に話しかけるつもりです


[メイン] 東 千歳 : 「…そうだな」(くす)


[メイン] KP : 擦れたような血の跡が薄く広がっている。

恐らく車に突き飛ばされた鬼嶋が地面を転げまわり皮膚を傷つけてしまったのだろう。藍色の服の繊維が点在して、それなりの衝撃であった事がうかがい知れる。


[メイン] KP : 目星をどーぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 76 > 成功


[メイン] KP : 藍色の繊維に混じり、金色に照りかえる長い繊維を一本見つける。

それは若干迂曲して、 艶やかだ。

貴方はこれが髪の毛だと察せるだろう。鬼嶋も写真で見た凛も、この様に金髪でウェーブロングでは無かった。

もしかすると犯人は特徴的な髪型かもしれない。


[メイン] 楸谷徹 : 「!金髪……?鬼嶋さんとは違う髪ですね。犯人が金髪なら捜査はやりやすくなるんですが」

染めてるか地毛か分かりますか?()


[メイン] KP : うーん、トオルさんそういうの見分けつく人?


わかる人なら知識でどーぞ!


[メイン] 楸谷徹 : 根の方が黒くなってたりしないかなぁと思って…。


[メイン] KP : ああ!そのくらいなら見ればわかるね!


[メイン] KP : 根元は黒くなってます!


[メイン] 楸谷徹 : うっわ聞いてよかったです


[メイン] KP : ふふ、流石!注意深く捜査していこう!


[メイン] 楸谷徹 : 「これ…染めたんですかね。ウェーブだって癖をつけただけかも…」

疑心暗鬼になりながら毛髪を見つめている


[メイン] 東 千歳 : 「…そうだな。…そうかもしれない」

(貴方の手元を覗き込み)


[メイン] 楸谷徹 : 「そもそも犯人の髪だと断言できる根拠はないですし…」

一人で勝手にしょんぼりしてみせます。それから警察とお話ししにいきましょうかね


[メイン] 堂島 亮介 : 「ん…?気は済んだのかい…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「あぁ…お尋ねしたい物がありまして。道路に落ちていた車の破片なのですが…どういう車だとか特定って済んでますか?」

ずかずかやっていきます


[メイン] 堂島 亮介 : 「んん?ううん、どうだろう。だけど貴重な証拠品だ。持ち帰って調べれば分かるかもしれない」


[メイン] 東 千歳 : 「ふーん…」


[メイン] 楸谷徹 : 「そうですか!後でお尋ねしますね」

アポはきっちり取りました


[メイン] 堂島 亮介 : 「?ああ、持ってきてくれるのか。待ってるよ」


[メイン] 楸谷徹 : 「え、警察で調べてくださらないんですか?」


[メイン] 堂島 亮介 : 「ああ、渡してくれれば調べるよ」


[メイン] 楸谷徹 : 何となくこの人好かないんですよね…


[メイン] 楸谷徹 : 「じゃあよろしくお願い致します。弱小の探偵事務所より遥かに正確でしょうから」


[メイン] 堂島 亮介 : 「…う、うん、わかった、」


[メイン] KP : と、堂島は受け取ることでしょう!


[メイン] 楸谷徹 : 「ふふ、突然押しかけたのに、自由に捜査することを許してくださるとは。驚きましたが」


[メイン] 堂島 亮介 : 「…早く事件を解決したいだけさ。それに鬼嶋さんの依頼なんだろう?」


[メイン] 楸谷徹 : 「その通りですが…何か?彼と"ご縁"でもあるのです?」


[メイン] 堂島 亮介 : 「ん?ああ、彼には頭が上がらないよ」


[メイン] 堂島 亮介 : 「彼は精神科医なんだ。犯罪者の心理分析や、犯人像特定のためのプロファイリ ングの専門家として警察に捜査協力をしてもらってる時がある。」


[メイン] 楸谷徹 : 「犯罪心理学…みたいなものでしょうか。その筋では有名なんですか?」


[メイン] 堂島 亮介 : 「ああ、とても有名だ。彼のおかげで解決した事件は1つや2つじゃないからね」


[メイン] 楸谷徹 : 「へぇ、それはそれは。

……最近騒がれているあの猟奇的な事件も、鬼嶋さんが紐解いてくださればいいのですがね」


[メイン] 楸谷徹 : 「皮剥がし事件、今月分の遺体はまだ出てませんから。凛さんがそのひとになってしまう可能性もあるのではないかと…心配で心配で」

なんか教えてくれないかなーの表情


[メイン] 堂島 亮介 : 「ああ」


[メイン] 堂島 亮介 : 「…それも全部この街で起こっている事だから当然の推論だよね。


僕だって関連性や、同一犯じゃないかって疑っているんだけど、」


[メイン] 堂島 亮介 : 「もし同一犯なら今までの事件に比べて…あまりに堂々と犯行に及んでいるのが気になる…」


「…何とも言えないね」


[メイン] 楸谷徹 : 「確かにそうですね。目撃者はいたんですか?」

自分で捜査しない探偵


[メイン] 堂島 亮介 : 「居たようなんだが…聞き込みをしても拉致があかなくてね」


「何せ面白がって「目撃した」と嘘をつく野次馬があまりに多いものだから」


[メイン] 楸谷徹 : 「傍迷惑な話ですね…」

やだなーーと内心叫んでいる


[メイン] 堂島 亮介 : 「はぁ…本当に…。困るよ…」


[メイン] 楸谷徹 : 「ふふ、お疲れ様です。それでは本官はここらでドロンとさせていただきます」

敬礼のまねっこでもして帰りましょうか


[メイン] KP : そんな貴方を見て堂島は少しくすりと微笑み

両手を貴方の肩に置き、まるで労うようにこう言葉を発する


[メイン] 堂島 亮介 : 「頑張れ」


[メイン] KP : その後は何事もなかったかの様に、元の調子に戻り足早にパトカーへと向かった。


[メイン] 楸谷徹 : 「?はい!」

いっそ無邪気な微笑みを浮かべました


[メイン] KP : では1箇所目は終わりです!


[メイン] 楸谷徹 : 住宅街ですかね…。聞きこみ調査なら。意味があるか分かりませんが


[メイン] KP : はーい!


[メイン] KP : 周りからは子供の遊び声、大人の世間話、誰それの足音。

何の変哲もない住宅街の風景だ。 景観も一般な中流階級のそれで、アパートや一軒家などが立ち並んでいる。ここらであれば、 噂話、目撃情報などを聞くに相応しいだろう。


[メイン] KP : こんな住民がいました!!


[メイン] 楸谷徹 : 「この方向から犯人の車がやってきたんですよね。」


[メイン] 東 千歳 : 「…ああ、多分」


[メイン] 楸谷徹 : 見覚えのある方ですね


[メイン] KP : 友情出演


[メイン] 楸谷徹 : 言いくるめよりAPPが効きそうです


[メイン] KP : ふふ、そうかも!

ここは住人以外は特に気になるものはありません!


[メイン] 楸谷徹 : それでは早速話しかけてみましょうか。

「失礼、そこの方。お時間はとらせませんから、ちょっとだけ僕に協力してくださいませんか?」

怪しい導入です。思いつきませんでした


[メイン] 住民 : 「は、はい!?なんでしょーか…?」(びっくり)


[メイン] 楸谷徹 : 「僕は探偵でして。つい昨日、この近くで女の子の誘拐事件が起きたでしょう?それの捜査をしてるんです。犯人の特定に繋がる情報をお持ちでないかと…貴方を見込んだのです」


[メイン] 楸谷徹 : 身長差があるのでしゃがみました


[メイン] 住民 : 「!!(顔がいい)」


[メイン] 住民 : 「犯人の…?うーん…何だろう、最近怪しい車とかは見たけど…それかどうかはわからないし」


[メイン] 楸谷徹 : 「怪しい車?」


[メイン] 住民 : 「車は銀色のワンボックスカーか、バンでした!けたたましい音で発進して行ったから…何あれ、お昼寝中のだーりんが起きちゃうじゃん!って思って」


[メイン] 住民 : 「ね、あやしいでしょ?」


[メイン] 楸谷徹 : 破片の塗装の色、タイヤ痕とも一致…!

「それは…っ。姫、じゃなかった、貴方大手柄だ!犯人の車の可能性が非常に高いです。車のナンバーや運転手の姿など少しでも覚えていませんか?」


[メイン] 住民 : 「姫!?」(ひゃあ)


[メイン] 住民 : 「え、えっと」


[メイン] 住民 : 「ナンバーとかは見てないです…!」


「運転手はえっと、金髪のウェーブロングで、帽子を被っていました…!体格がよかったかなぁ、ズボンはダメージジーンズ…だったような」


[メイン] 楸谷徹 : 「となると…髪の長い男性?絞りやすいですね」


[メイン] 住民 : 「あ、そういえば… 車に何か日焼けしたような跡があって。銀色がやたら明るい所と暗い部分があったなぁ…」


[メイン] 住民 : 「俺が見たその人が、犯人なんですか…?」


[メイン] 楸谷徹 : めもめも。んん…そんな質問、どう答えればいいんでしょう。

「断言はできませんが…最も疑わしい人物はその人ですね。」


[メイン] 住民 : 「そう、なんだ…。」(ちらりと貴方を見詰め)


[メイン] 楸谷徹 : 「…もしや、ご存知なのですか?」


[メイン] 住民 : 「…んーん、ただその人が車に乗る時に巾着袋を落としていったから…これどうしよっかなーと思ってたんだけど…。渡しちゃった方がいいのかなぁ…と思って」


[メイン] 楸谷徹 : 「!お預かりします。そのまま持ってらして疑われたら嫌でしょう?」


[メイン] 住民 : 「(こくこく)」

「俺はともかくだーりんまで疑われたら嫌だし…」(小さな巾着袋を貴方に差し出し)


[メイン] 東 千歳 : (見守り隊)


[メイン] 楸谷徹 : 「ありがとうございます。責任もって捜査に役立てますから。ふふ、貴方と出会えてよかった」

手がかりゲットです!


[メイン] 住民 : 「いえいえっ、じゃあだーりんが待ってるので!それではっ」


[メイン] 楸谷徹 : 手を振ってお別れです。


[メイン] KP : 住人は白衣を羽織った若い男の元に戻っていきました!


[メイン] KP : 2箇所目も終了ですね!


[メイン] 東 千歳 : (じいい)


[メイン] 楸谷徹 : 巾着袋を見てみます


[メイン] KP : 中を覗くと白い粉末の様な物と小さなメモ紙が一枚あります!


[メイン] 楸谷徹 : メモを…読めますか…?


[メイン] KP : 読めますー!


[メイン] 楸谷徹 : それなら読みます


[メイン] KP : 「念の為、不可視化したものはこれを振りかけ、確認する事。まさしく置いたその場所に」


[メイン] KP : と書いてあります


[メイン] 楸谷徹 : 「不可視化…?」

神話的事象に大真面目に対峙するのは初めてな彼は言葉の意味が分からずにぽかんとしている。


[メイン] 東 千歳 : 「…んだそれ」(こてん)


[メイン] 楸谷徹 : 「いやね、巾着袋に入ってたんです。不可視化されたものを再び可視化する粉…だなんて、フィクションじゃあるまいし。あの子、誠実に見えたのですが、まさか僕をからかってませんよね?」

チラ見


[メイン] 東 千歳 : 「…どう、かねぇ?まぁそんな悪い奴には見えなかったけど」


「不可視(?)は意味わからんな」


[メイン] 楸谷徹 : 「犯人がこれを置いていったなら、どこかに不可視のものがあったはず…。千歳はあの現場で何かにつまづいたりしました?」


[メイン] 東 千歳 : (首を横に振った)


[メイン] 楸谷徹 : 「…僕もありません。いったん放っておきますか」


[メイン] 東 千歳 : 「…だな。悩んでても仕方ない」


[メイン] 楸谷徹 : 6の田畑も確か車が通ったんですよね…行ってみますか


[メイン] KP : 6.はーい!


[メイン] KP : 何の変哲もない田畑となっており、農作物が育てられているようだった。この季節も相まって、緑というよりか、枯葉の目立つ薄黄色い景色が広がっている。


[メイン] KP : 以上です!


[メイン] 楸谷徹 : …何か目星できる箇所は


[メイン] KP : ないです!


[メイン] KP : 可哀想なのでここは1箇所カウントしないでいいよ…!

今日はあと2箇所いけます


[メイン] 楸谷徹 : !寛大なKPは大好きです…♡


[メイン] KP : あう、惚れる


[メイン] 楸谷徹 : 8番の狭い道路ってどんな場所でしょう。


[メイン] 楸谷徹 : 無関係かもしれませんが、行ってみますか


[メイン] KP : はーい!


[メイン] KP : 人通りの少ない狭い路地の、何の変哲もない一本の電柱がそこにある。

そこでプラスチック箱に詰められた女性が、生皮を剥がされて発見されたらしい。現場近くでは献花がされている。まさしく死体が置かれた場所なのだろう


[メイン] KP : 以上ですね、一応近所の人もぽつぽつ歩いています


[メイン] 楸谷徹 : 「…。」

話しかけたら何か教えてくださいますかね


[メイン] KP : 質問内容によるかな…!


[メイン] 楸谷徹 : うーん……ふわっと「どんな子だった?」としか。何でも聞きたい気分ですが、諦めます。


[メイン] KP : はーい!では3箇所目終わりかな


[メイン] 楸谷徹 : 「いつか僕の肌も剥がされてしまうかもしれません。白くてすべすべなので…」

警察署に行ったら結果出てたりしないかなぁ


[メイン] 東 千歳 : 「…」(電柱を見つめていたが貴方の元に戻った)


[メイン] KP : 警察署いく?


[メイン] 楸谷徹 : 早すぎるかもしれませんが…参りますっ


[メイン] KP : はーい!

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