「違うよ、違うよ。別にしたいっていうか」

「じゃあ、どういうコスプレしたんだよ」

「ぐふｗ」

「言ってみろよ。ちなみに。体操着とか？ブルマとか？」

「自分だってしてたでしょ？」

「してないってだからオレは。どういう恰好したの？」

「なんで～ｗ」

「早く言えよ。ん？だからオレはないから聞いてんじゃん、真面目に」

「真面目に！？」

「ないよ～、そんなの。ない」

「だから一通り？」

「なんだ一通りって、そんな何パターンもやったの？」

「だってｗちょｗちゃちゃ、だからいや、いやこれね、わた、私とかじゃなくて、マジで私の年代ってみんなしてる、マジで」

「だから何をしたんだよ、聞いてんだよ、だから。わかったから」

「ん？」

「なんの恰好したの？」

「だから一通りだよーｗおにいちゃんが思い浮かべるものを・・」

「わかんないから教えて」

「なんでよーｗ」

「別にいいじゃん」

「いいけどー・・だってそれ聞いて嫌な気持ちになるじゃん、おにいちゃん」

「ならない、ならない」

「なんでならないのよ、逆に！なれよｗふふｗ」

「なんない。他人事だから」

「なんで！？普通なるでしょー！」

「ならないよ、別に。昔のことだし」

「私はなるもん」

「昔のことなんかどうでもいいもん。今目の前のことでしょ」

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