第40話 息や喉を知ろう(シチュエーション演習)

 それでは今回習った「息や声の動作」を使って、さまざまな表現にトライしてみましょう。

 会話文でいかにして「と言った。」を減らせるか。

 工夫のしどころですよ。




【シチュエーション1】

 一緒に試験勉強をしているクラスメート




【シチュエーション2】

 新型コロナウイルスワクチンの接種会場




【シチュエーション3】

 国王と臣下、さらに民衆を交えた会話

 (イメージしにくい方は『水戸黄門』で印籠を出した後を想定してください)




 今回はとにかく語彙が多いので、書き分けを意識して行なうと使いこなしがうまくなっていきますよ。

 問題はいかに「と言った。」を書かずに、極端に言えばまったく同じ言葉を使わずに描き切れれば最善です。

 これだけ語彙があって、それでもかぶるなんて、よほどのことがないかぎりありえませんので。



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