鼻

　顔の中央にあり隆起して呼吸や嗅ぐ働きをするのが「鼻」です。

　鼻の下端にある左右両側を「小鼻（こばな）、鼻翼（ビヨク）」と呼びます。

　そんな鼻の根元から鼻の下までのすじが「鼻筋（はなすじ）、鼻梁（ビリョウ）、鼻道（はなみち）、鼻茎（はなぐき）」で、そこを通る軟骨が「鼻柱（はなばしら）、鼻準（ビジュン）」です。

　鼻の下は「鼻下（ビカ）」でそこにあるみぞは「鼻溝（はなみぞ）、人中（ジンチュウ）」と呼びます。

　鼻の先は「鼻面（はなづら）、鼻（はな）っ面（つら）、鼻先（はなさき）」

　鼻の穴は「鼻孔」で、その中にある空間を「鼻腔（ビコウ）」学術的には「鼻腔（ビクウ）」と読みます。

　大きな鼻は「大鼻（おおばな）、巨鼻（キョビ）」

　高い鼻は「高鼻（コウビ）、鼻高（はなだか）、隆鼻（リュウビ）」

　根元が高い「天胆鼻、ギリシャ鼻、ローマ鼻、君子」

　低くて横に広がっている「胡座（あぐら）鼻（ばな）、胡坐（あぐら）鼻（ばな）」

　低くて小鼻の開いた「獅子（シシ）鼻（ばな）、獅子（シシ）っ鼻（ぱな）」

　すごく低い「鼻潰（はなつぶ）れ、鼻ぺちゃ」

　先の丸い「団子（だんご）鼻（ばな）、団子（だんご）っ鼻（ぱな）」

　先のとがった「尖鼻（センビ）、尖（とが）り鼻（ばな）」

　鼻筋が段になっている「段鼻（ダンばな）」

　とがって曲がった「鷲鼻（わしばな）、鉤鼻（かぎばな）、鉤鼻（かぎはな）、鉤（かぎ）っ鼻（ぱな）」

　酒や病気のために赤い「赤鼻（あかはな）」

　赤くてぶつぶつの「石榴（ざくろ）鼻（ばな）」

　鼻の穴から出る液体は「洟（はな）、鼻水（はなみず）、鼻液（ビエキ）、鼻汁（はなじる）」

　眠ったときに鼻の穴から出る音「鼾（いびき）、鼻鼾（いびき）」

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