「小説の書き方」コラムのドリル

第8話 足と脚を知ろう（シチュエーション演習）

　それでは今回習った「足の動作」を生かした、個性あふれる表現にトライしてみましょう。

【シチュエーション１】

　体育の授業で短距離走、または長距離走をしているところ

【シチュエーション２】

　歩いていると道で倒れている人を発見しました。体は無事なのか、どんな人なのか。読み手が気になるような書き方を目指しましょう。

　難しいようなら「食パンをくわえながら走っていると交差点で異性とぶつかる」という鉄板のシチュエーションにしてみましょう。マンガやアニメで鉄板とされていますが、意外と揃っている作品ってないんですよね。

【シチュエーション３】

　久保建英選手や三浦知良選手など、サッカー選手の活躍を伝える

　シチュエーション演習は場数を踏んで語彙を使いこなしてください。

　どんな文章が生まれてもよいのです。

　最終的にはどれだけ詳らかで、より伝わる文章に仕上げられるか。

　手同様、ある程度詳しく、かつ書き込み過ぎず、を目指しましょう。

　よい塩梅で読み手に伝わるように、頭をひねってみてください。