第5話 足と脚を知ろう

 「手と腕」の次は「足と脚」です。


 脚は足を含みます。これは腕が手を含むのと同様です。



 あしは「キャク」「あし」「下肢カシ」とも。

 「下肢カシ」は腕のときと同じで「四肢シシ」に対応する言葉です。




 脚には「また」「大腿ダイタイ」「ひざ」「下腿カタイ」「足首あしくび」「足」があります。




 また股間こかんとも呼びます。脚の付け根は「股関節」と呼ぶのが一般的ですね。


 立ったときに両膝が離れてしまう状態や、立ったときに両膝をくっつけると下腿が外へ広がってしまう状態をなんと書くでしょうか。

 一般的に前者は男らしさ、後者は女らしさを表すときにも用いられます。




 大腿は「上腿ジョウタイ」とも呼び、俗に「もも」「もも」とも呼ばれます。

 では大腿で付け根に近いところはなんと呼びますか。

 また大腿の内側のところをなんと呼びますか。




 では「膝」はどうでしょうか。

 膝の前面にある皿のようなものをなんと呼ぶでしょうか。

 もちろん「膝の皿」以外の言い方でお願いしますね。



 下腿は俗に「すね」「すね」「はぎ」とも呼びますが、これ単体ではなかなか使いません。

 では下腿の前側と後ろ側をなんと呼ぶでしょうか。

 また下腿の前側には歴史上の人物から名前を拝借した言葉でも呼ばれます。なんでしょうか。

 下腿の後ろ側にある筋肉の下部にある筋繊維は、こちらも歴史上の人物の名前からなんと呼ばれているでしょうか。




 足首には下肢の下部で左右に突き出た部分があります。なんと呼ぶでしょうか。




 では手の平というのに「足のひら」とは呼ばないのでしょうか。


 足の裏といえば「扁平足ヘンペイソク」が有名ですが、これは足裏のくぼみがない平らな足裏を指します。ではこの足裏のくぼみをなんと呼ぶでしょうか。


 では足の後部はなんと呼ぶでしょうか。

 サッカーに詳しければわかりますよね。

 同じくサッカーで足の指先部分を「トゥ」と呼びますが、日本語ではなんと呼ぶでしょうか。


 足には指もありますよね。「手と腕」で述べたように、学術的には「第一指」「第二指」と呼びますが、手の指と同様「親指」「人差し指」と書いても許容されています。小説で「第一指」と書くのは推理小説の死体検案書あたりに出てくればよいほうです。


 足に靴下や靴などを履いていない状態をなんと呼ぶでしょうか。


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 足でこのくらいは書き分けられるようになりましょう。


 では次回に(単語解答)を載せますね。



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