第3話 手や腕を知ろう(動作の語彙)

持つ

 荷物を持つ「手に取る、持ち上げる、手にする、抱える、ぶら下げる、担ぐ、肩にする、背負う、背にする、携行する、携帯する、腰にする、腰に下げる、懐にする、懐中する」

 相手の手を持つ「取る、握る、掴む」


落とす

 茶碗を落とす「取り落とす、落っことす、掴み損なう、滑らせる」


携える

 剣を携える「身につける、持つ、手にする、懐にする、所持する、携帯する、携行する、持参する」


取る

 棒を取る「手に取る、手にする、取り上げる、持ち上げる、持つ、握る、掴む」


にぎ

 拳を握る「拳を固める」

 相手の手を握る「握り締める、掴む、取る、押さえる、押さえつける、締めつける、握手する、ヤクする(要所を押さえる/手で首を絞めて殺す)、把持ハジする(しっかりと手を握って持つ転じて権力などを握ることを指す)」

 マイクを握る「手にする、持つ」


つか

 相手の手を掴む「引っ掴む、掴み取る、鷲掴みにする、手掴みにする、手に取る」

 掴んで離さない「捕まえる、握る、握り締める、とらえる、押さえる、掌握する」

 大金を掴む「手に入れる、入手する、手にする、手中に収める、掌中に収める」

 情報を掴む「握る、把握する、ものにする、押さえる、キャッチする」


つまむ・つま

 箸でつまむ「つまみ上げる、はさんで取る」

 ほっぺをつまむ「引っ張る、つねる、める」


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 花を摘む「み取る」


押さえる

 蝉を押さえる「取り押さえる」

 石を載せて押さえる「押さえにする、重しにする」

 傷口を強く押さえる「押さえつける、圧迫する」


捕らえる

 万引を捕らえる「捕まえる、引っ捕らえる、ひっ捕まえる、取り押さえる、逮捕する」




める・める ⇔ ゆるめる

 首を絞める「首を締め上げる」


しぼる・しぼ

 雑巾を絞る「絞り上げる」

 菜種油を搾る「圧搾する、搾油する」


ゆるめる ⇔ しめる

 帯を緩める「緩くする、ラクにする、緩めにする」

 締めつけを緩める「緩くする、緩やかにする、和らげる、甘くする、弱める、緩和する」




たたく・なぐ

 ドアを叩く「打ちたたく、ノックする、ドンドン言わせる」

 手を叩く「手を打ち鳴らす、拍手する、拍手喝采する」


打つ

 バットでボールを打つ「かっ飛ばす、強打する、安打する、ヒットする、当たりを飛ばす」

 横っ面を平手で打つ「たたく、ぱたく、ぶつ、はたく、張る、張り飛ばす、張り倒す」

 拳骨で打つ「殴る、ぶん殴る、殴りつける、殴り飛ばす、殴打する、打擲チョウチャクする、打撃を加える、拳骨を食らわす、拳を振り下ろす、パンチをかます、一発お見舞いする」

 太鼓を打つ「たたく、打ちたたく、鳴らす、打ち鳴らす、乱れ打ちに打つ、乱打する」

 神前で手を打つ「柏手かしわでを打つ、拍手ハクシュする」


振る

 棒を振る「振り回す、振るう、振りかざす」

 旗を振る「打ち振る、振り立てる、振りかざす」

 尻尾を振る「振り動かす、打ち振る」

 塩を振る「振りかける、ひと振りする」


投げる

 ボールを投げる「ほうる、放り投げる、投げ飛ばす、届かせる、投じる、投擲トウテキする、投石する、遠投する」

 雪玉を投げる「投げつける、ぶつける、打ち当てる」

 暴漢を投げる「投げ倒す」


ぶつける

 小石をぶつける「打ち当てる、投げつける」

 小指をぶつける「ぶち当てる、打ち付ける」

 車にぶつける「当てる、衝突する、追突する、体当たりする、突っ込む」


 ボールを捕る「キャッチする」




はじ

 小石を弾く「弾き飛ばす、ねる、ね飛ばす、ね上げる、ね散らす、飛ばす、蹴飛ばす」


 頭を掻く「むしる、引っ掻く、掻き立てる、頭に爪を立てる」


引く

 手前に引く「引き寄せる、寄せる、引っ張る、手繰たぐる、手繰り寄せる」


押す

 背中を押す「押しやる、後押しする」

 石で上から押す「押さえつける、押しつぶす、圧力を加える、圧する、圧迫する、圧搾する、プレスする」


ひね

 栓をひねる「ねじる、回す」

 足首をひねる「足首の筋をねじる、痛める、筋を違える、くじく、捻挫ネンザする」


まわ

 ハンドルを回す「ぐるりと動かす、一回転させる、一回りさせる」

 首を後ろに回す「ねじる、ひねる、向ける」


つぶ

 菓子箱を潰す「押し潰す、踏み潰す、壊す、ぺちゃんこにする」


でる

 背中を撫でる「軽くさする、手を滑らせる」

 顔を撫でる「こする、る、撫で回す、摩擦する、マッサージする」

 頬を撫でる「頬に触れる、頬に軽く当たる、愛撫アイブする」

 櫛で髪を撫でる「撫で付ける、撫で上げる、撫で下ろす、かす、かしつける、整える」

 ※「脇腹をくすぐる」


 肩を揉む「揉みほぐす、揉みさする、按摩アンマする、マッサージする、もみもみする、もみくちゃにする」


 琴を弾く「かなでる、鳴らす、爪弾つまびく、奏する、弾奏する、演奏する」


払う

 埃を払う「払いのける、はたく、はたき落とす、取り除く、綺麗にする」

 枝を払う「切り払う、切って落とす、切り捨てる、剪定センテイする」


操る

 人形を操る「遣う、動かす、踊らせる、舞わせる」

 車を操る「操作する、操縦する、運転する、乗りこなす、乗り回す、走らせる」


 糸をる「手繰たぐる、手繰り寄せる、手繰り込む、る、引いて手元に寄せる、巻き取る」

 ページをる「めくる」

 数珠をる「爪繰る、指先で一粒ずつ順に送っていく」


巻く

 縄を巻く「巻きつける、くるくる巻きにする」

 紙をくるくる巻く「丸める、巻き戻す」


 アンる「練り固める、ねる、ねくる、ね回す、ね返す」


いじ

 人形をいじる「いじり回す、いじくる、触る、撫で回す、もてあそぶ、ひねくる、ひねくり回す」

 数珠をいじる「まさぐる」

 ※「懐をまさぐる」


しご

 帯をしごく「稲をく」


折る

 二つに折る「半分に折りたたむ、二つ折りにする、半分から折り返す」

 腰を折る「かがめる、クッする」

 もみじの枝を折る「手折たおる、へし折る、折り取る」

 足を折る「骨折する」


組む

 腕を組む「腕組みをする、手をこまぬく、拱手キョウシュする」



ひら

 扉を開く「押し開く、ける、押し開ける」


じる

 門をじる「ざす、める、閉鎖する」


ける

 窓を開ける「開く、開け放す、開け放つ、開け広げる、開け払う、全開する、開放する」

 包みを開ける「開く、広げる」

 鍵を開ける「鍵を外す、解錠する」


める

 雨戸をめる「め切る、ざす、立てる」

 蓋をめる「じる、する、かぶせる」

 鍵をめる「鍵をかける、施錠セジョウする、ロックする」




上げる・挙げる

 頭を上げる「持ち上げる、もたげる、起こす」

 高く上げる「持ち上げる、捧げる、振り上げる、かざす、振りかざす、掲げる」

 手を挙げる「挙手キョシュする」


下ろす

 箱を下ろす「取り下ろす、下に置く」


げる

 鞄を提げる「ぶら下げる、げる、かける、垂らす、ぶらぶらさせる、小脇に抱える」




入れる

 箱に入れる「押し込む、突っ込む、詰める、詰め込む、投げ入れる、投げ込む、しまう、収める、収納する」

 水を入れる「注ぐ、注ぎ入れる、注ぎ込む、み入れる、注入する」

 隙間に入れる「差し込む、挿し入れる、挿入する、詰める、充填する」

 花瓶に花を入れる「挿す、立てる、生ける」


出す

 箱から出す「取り出す、抜き出す、放り出す、投げ出す、持ち出す、外に移す」

 手を前に出す「突き出す、差し出す、伸べる、伸ばす」




突く

 槍で突く「突きかかる、突きを入れる、突き刺す、ひと突きにする」

 背中を突く「突き飛ばす、どやす、どやしつける」

 ほっぺを突く「つつく、つっつく」

 鐘を突く「突き鳴らす」

 ※「肘を突く」「頬杖を突く」




渡す

 品物を渡す「引き渡す、手渡す、よこす」


受け取る

 品物を受け取る「手にする、申し受ける、授受する、受領する、受納する、拝領する、収受する」


もら

 手紙を貰う「受け取る、手にする、落掌する、落手する」

 遺産を貰う「譲り受ける、貰い受ける、贈与される、分与される、与えられる、自分の手にする」





まね

 ついてくるように招く「手招きする、差し招く」


あお

 うちわで扇ぐ「扇ぎ立てる、風を起こす、風を呼ぶ」


すく

 水をすくう「しゃくう、しゃくる、掬い上げる、掬い取る、掬い出す、す、む、」


 ※「手をかざす」「手の平を返す」「手を振る」




切る

 二つに切る「切り離す、断つ、断ち切る、切断する」

 紙をずたずたに切る「切り裂く、切り刻む、断裁する」

 野菜を切る「カットする、刻む、野菜に包丁を入れる」

 木を伐る「切り倒す、伐り出す、伐採する、伐木する、き切る、く」

 枝を切る「切り落とす、切り取る、切り整える、剪定センテイする、剪除センジョする」

 刀で斬る「斬り倒す、斬り伏せる、斬り殺す、叩き切る、ぶった切る、斬殺する、一刀両断する、斬りつける」


指す・差す・挿す

 出口を指で指す「指差す、指で示す、指し示す」

 先生に指される「名指しされる、指名される」

 かんざしを髪に挿す「挿し込む、付ける・飾る」

 花瓶に花を挿す「活ける」


抜く

 雑草を抜く「引き抜く、引っこ抜く、取る」

 虫歯を抜く「抜歯する」

 風呂の水を抜く「落とす、空にする」


むし

 雑草をむしる「抜く、引き抜く、引っこ抜く、抜き取る、つまんで取る、取り除く、摘み取る、根こそぎにする」

 焼き魚の身をむしる「むしり取る、骨から剥がす、ほぐして取る」




拭く

 雑巾で拭く「水拭きする、乾拭きする、拭き清める、拭き掃除する、綺麗にする、磨く」

 汗を拭く「拭き取る、ぬぐう、拭い取る、押さえる」




止める

 モーターを止める「切る、停止する、ストップする、オフにする」

 動きを止める「押しとどめる、押さえ込む、抑える、封じる、抑止する、ブレーキをかける」




とりあえず手でできる動作を挙げられるだけ書き出しました。

まだ閃かない語彙は、順次書き加えていきます。




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書く

 筆やペンや鉛筆などで文字を写し出す「書く、記す、書き付ける、したためる、ロクする」

 のちのちに備えて書いて残す「控える、書き留める」

 書き始める「書き出す、書き起こす」

 書き終える「書き上げる、書きおおす」

 残りなく全部「書き尽くす」

 目立つように「書き立てる」

 記入する「書き込む、書き入れる」

 内容などを新しくするため書き改める「書き換える、書き直す」

 補いの語句を追加して「書き添える、書き込む、書き入れる」

 一部を書かないまま残す「書き残す」

 書き入れることを忘れる「書き漏らす、書き落とす」

 手を休めずに書くまた余白がないまで「書き詰める」

 他と匹敵するうまさで「書き並べる」

 続けてまた並べて「書き連ねる」

 大切な事項を抜き出して「書き出す、書き抜く」

 筆に任せて無造作に「書き散らす、書き流す」

 手あたり次第にまた乱暴に「書きなぐる、書きのめす」

 あちこちに「書き散らす」

 いろいろなものを交ぜて「書きぜる」

 誰が書いたのかわからないように「書きまぎらわす」

 区別して「書き分ける」

 書くのを間違える「書き損なう、書き損じる」

 そっくりそのまま「書き写す、書き取る」

 へたな字や歌などをやたらに「ぬたくる」

 小説や随筆や脚本などを新しく「書き下ろす」



 文字を「記、書写、筆写、書記、筆記」

 読むことと書くこと「読み書き」

 文字を書くまた筆とすずり「筆硯ヒッケン

 書画を書くまた筆と墨「翰墨カンボク

 毛筆の文字の書きぶり「書風ショフウ、筆付き」

 直接自分の手で「直筆、自筆、手書き、肉筆、親筆シンピツ手書シュショ自書ジショ、自記、手記」

 自分の氏名を「手署シュショ、自署、署名、サイン、記名」

 本人に代わって「代筆、代書ダイショ

 代書する人「代書人ダイショニン


 最初に「初筆ショヒツ初筆ショふで

 書き始める「筆頭、起筆キヒツ

 書くのをやめる「絶筆」

 筆で字を書くそのとき「筆下ヒッカ

 話している内容を素早く記号などを使って「速記」

 新年に初めて「始筆シヒツ試筆シヒツ、書き初め」


 額などに字句を書き記す「題署ダイショ


 書き入れる「記入」

 書類などに必要なことを書いて記す「記載」


 朱で「朱書シュショ朱墨シュボク

 決意を示すために自分の血で文字を「血書ケッショ


 文字を太く「筆太ふでぶと

 目立つようにとくに取り立てて「特筆、特記、大書タイショ

 目立つようにまた書いてすぐ「書き立て」

 文字を細かくまた詳しく「細書サイショ細書こまが

 楷書・行書・草書・篆書・隷書をいう「書体」

 草書で「草筆ソウヒツ

 草書か行書でまた字画を略して「崩し書き、崩し字」


 筆で文字を「染筆センピツ潤筆ジュンピツ揮毫キゴウ弄翰ロウカン

 文字の尾を長く引き伸ばして水が流れるように「水手みずで

 途中で墨継ぎをしないで一気に「一筆イッピツ一筆ひとふで

 墨継ぎをしないで一気に「一筆イッピツき、一筆ひとふでき」

 筆を紙に押し付けるように「にじき」

 筆を垂直に立てて「直筆チョクヒツ

 文節のまとまりで分けてまた語と語を一字ずつあけて「わかち書き、かち書き、粒粒つぶつぶき、はなき」

 短冊や色紙などに一行の長さを適当にまた行間を広く狭く字を飛び飛びにあけるなどして「散らし書き」

 字体を崩して絵のように文字を書く「葦手あしでき、葦手あしで

 順に下のほうへ「書きくだし」

 勢いよく「達筆、健筆」

 とても乱暴にまた自分の字をへりくだって言う「乱筆、乱れ書き、粗筆そひつ楚筆そひつ

 はやく字を「速筆ソクヒツ早筆ソウヒツ早書はやがき、走り書き」

 筆に任せて「捨て書き、なぐり書き、なぐり書き、書き散らし、筆荒ふですさび」

 文字を書くさま「運筆ウンピツ、筆の運び、筆遣ふでづかい」

 ハケのような筆でかすれたように書いたもの「飛白ヒハク

 筆を口にくわえて書画を「口書き」


 上手な字「達筆、能筆、名筆、良筆、健筆、能書ノウショ

 喪女書くのが上手な「能書、能筆」

 へたな字「悪筆」

 品のない筆跡へたな筆跡をバカにしていう「俗筆」

 [謙譲]下手な筆跡「拙筆、粗筆、楚筆ソヒツ

 筆遣いの勢い「筆勢、筆力」

 ミミズが這い回った跡のようなへたな字「蚯蚓みみず書き」


 思いつくままそれとなく書き綴る「随筆ズイヒツ漫筆マンピツ漫録マンロク、書き散らし」

 あまり考えもせずにさらさらと「書き流し」

 書きっぱなし「書き捨て」


 必要なところを抜き出して「抜き書き、ショウ抄書ショウショ抄出ショウシュツ摘録テキロク摘記テッキ

 必要なところだけを「略筆リャクヒツ略記リャッキ

 自分の手で書き抜く「手抄シュショウ


 聞いたそのままを「き、き、聞き書き」

 ひとつのことを二度「いやき、重ね書き」

 ふたつ以上のことを並べて「併記、列記」

 何名かの名前を並べて「連名、連署レンショ連署レンジョ

 全面にぎっしり「べた書き」

 一枚の紙に何人かが絵や文字などを「寄せ書き」


 足りないところを補い加えて「補筆、加筆」

 付け足して書きつける「付記、附記」

 後から書き加える「追記」

 本文の他に「別記」

 本文の意味を理解させるために注を記する「注記、註記チュウキ


 心を込めて「謹書キンショ

 詳しく「詳記ショウキ

 はっきりと「明記」

 間違って「誤記、誤写」

 ちょっと書きつける「一筆イッピツ一筆ひとふで

 別のものに書き写す「転記」

 後日の証拠とするために別に書いて取っておく「控え」

 気晴らしに「筆慰ふでなぐさみ」

 手本を見て「臨書リンショ

 すでに書いてある文字の上をたどって「なぞり書き」

 文字を正しく書く練習「書き取り」

 正式に書く前に試しに「下書き」

 綺麗に書き改める「清書セイショ清書きよがき、きよき、浄書ジョウショ

 印刷のための版などをつくるため清書した文字や絵「版下ハンした

 文字を黒板に「板書バンショ

 酒に酔って「酔筆スイヒツ

 都合よく事実をゆがめて「曲筆キョクヒツ

 文字が書かれている掛け物「書軸ショジク書幅ショフク


 書いた字のさま「筆跡ヒッセキ筆跡ふであとふであと墨跡ボクセキざま筆様ふでざま筆致ヒッチ筆調ヒッチョウ筆札ヒッサツり、手跡シュセキ手蹟シュセキ水茎みずくき

 とても美しい筆跡「麗筆レイヒツ

 当人が書いた真実の筆跡「真筆シンピツ

 欺くために他人の筆跡に似せて「贋書にせがき、偽書にせがき、偽書ギショ偽筆ギヒツ

 天子の筆跡「宸筆シンピツ勅筆チョクヒツ宸翰シンカン

 [尊敬]他人の筆跡「尊筆ソンピツ



 毛筆で文字の書き方・技術を学ぶ「書道、習字」

 書道の専門家「書家ショカ書師ショシ

 書道の名人の敬称「書聖ショセイ

 文字を書くことを職業とする人「筆生ヒッセイ写字生シャジセイ

 筆で記載する人「筆者ヒッシャ筆工ヒッコウ筆師ふでシ

 文章を書く人「書き役、物書き、書記、書き手」

 筆で思うことを書いて述べる「筆述」

 文章を書くことを仕事にしている人「文筆家、著作家、著述家、物書き、ライター」 

 清書や写字で報酬を得る「筆耕ヒッコウ

 文筆に従事する「鉛槧エンザン操觚ソウコ


 文字の書き方「書法」

 ひらがなカタカナなど仮名で「仮名書き」

 漢字だけで「真名マナ書き」

 漢字と仮名とを交互に「仮名交じり」

 漢字よりも仮名を多く使う「仮名ち」

 漢文を仮名交じりに書き改める「書きくだし」


 文中に貴人の名が出てきたときなどに次の行の情報にその名前を書く「平出ヘイシュツ


 本文の前に書き添える「前書き」

 和歌の前書き「詞書ことばがき

 書物の本文の初めに成立事情や内容などを「はし書き、前書き、序言ジョ諸言ショゲン緒言チョゲン序言ジョゲン、序文、叙文ジョブン

 書物の終わりに書き添える「後書あとがき、後記、後序コウジョバツ跋文バツブン

 本文の途中に二行に小さく注を入れる「割り書き、わかち書き、かち書き」

 書物の本文の上に注や解釈などを書き添える「かしらき、頭注トウチュウ標注ヒョウチュウ

 注などを細かくまた能や狂言などで演出上の指定を小さな字で書き入れる「小書こがき」

 歌舞伎や浄瑠璃や草子などの題名の上に二行で内容を簡単に書き添えたもの「つの書き」

 脚本で登場人物の動作や場面の状況等をせりふの間に「ト…」の形で書き入れたもの「ト書き」


 書類などに気づいたことや趣旨を書き添える「添書テンショショ


 公式の書類のある決まった書き方「書式」

 文書などの表面に「表書ヒョウショ表書おもてがき、表記ヒョウキ上書うわがき、上付うわづけ、上文うわぶみ

 文書などに書かれた内容「書面、文面」

 文書などの裏面に表面に記載したものに対する注記などを「裏書き」

 「但」という字を付け加えて前文の補足や例外などを「ただし書き」

 いくつかの項目に分けて「箇条書き」

 一つ…、一つ…と各項目ごとに箇条書する「書き立て、一つ書き」

 一件ごとに区別して「筆別ふでわけ」


 書物の小口側の上あるいは下に文字を「小口書こぐちがき」

 上方に書き記してある「上記」

 下方に書き記してある「下記」

 前に書き記してある「前記」

 後に書き記してある「後記コウキ

 左側に書き記してある「左記」

 右側に書き記してある「右記」



 天子の自筆の詔書ショウショ手詔シュショウ

 

 文字で書いて答える「筆答ヒットウ

 計算することと字を書くこと「算筆サンピツ

 書き損じていらなくなったもの「書きほぐし、反古ホゴ反故ホゴ

 会合の席などで即興的に書画を「席書せきがき」



 書き記された文書「記録」

 もう一度記録する「再録」

 取り入れて記録する「収録」

 取り上げて記録する「採録サイロク

 詳しく記す「詳記ショウキ詳録ショウロク

 筆で記録する「筆録」

 抜き書きして記す「抄録ショウロク

 あとから書き加えて記録する「追録ツイロク

 資料などを集めて記録としてまとめる「集録」

 所蔵や展示などされている品目を整理して書き並べたもの「目録」


 日々の出来事や感想などの記録「日記、日誌、日録ニチロク

 事実のありのままの記録「実記ジッキ、実録、ドキュメント」

 身辺の出来事や意見などを日記の形式で書き込むインターネットのサイト「ブログ」

 心に浮かんだことなどいろいろなことをとりとめもなく記した記録「雑録ザツロク散録サンロク漫録マンロク漫筆マンピツ

 文字で記してあとまで残しておく「書留かきとめ



 文章を「執筆、記述、書き物、筆紙ヒッシ

 詩文を「鉛槧エンザン

 文字や書画を「揮毫キゴウ

 文章の書き進め方「行文コウブン

 上手な文章をまた文才がある「才筆サイヒツ

 上手な文章を「健筆」


 原稿を書き始める「起稿キコウ

 原稿を書き終える「脱稿ダッコウ

 筆をおき書くことをやめるまた書き終える「擱筆カクヒツ

 文章を書くのが遅い「遅筆」


 忘れないように書いておく文章「覚え書き、備忘録、メモ」

 紙切れなどに書いておく覚え書き「端書はがき、葉書はがき」※「郵便ハガキ」の語源ではない


 人を呼び出す文書「召書ショウショ

 手紙の本文の末尾に付け加えて書く文「追而書おってがき、尚々書なおなおがき、追伸」


 文章を加筆削除する「筆削ヒッサク添削テンサク訂正テイセイ


 文章や手紙を面倒がらずに「ふで忠実まめ

 文章や手紙を面倒がってなかなか書かない「筆不精ふでブショウ筆無精ふでブショウ


 進物の上包みにのしの代わりに「のし」と書いたもの「書き熨斗のし

 用事などを紙にまたは遺書「書き置き」

 勝利を知らせる書状「捷書ショウショ


 たわむれに書いた文章「戯書ギショたわむれ書き、落書ラクショ落書ラクがき、無駄書き、むだ書き、悪戯いたずら書き」


 死んだ人が生前に書いた最後の作品「絶筆」

 書いた文章の内容で災難を受ける「筆禍ヒッカ



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文章

 字を用いて考えを書き表したもの「ブンふみ、文章、文字モンジ、成文、詞藻シソウ

 話し言葉と文章「言文ゲンブン

 文章の言葉「文詞ブンシ文辞ブンジ文言モンゴン、文句」

 文章や言葉の修飾やあや「詞藻シソウ文藻ブンソウ文飾ブンショク

 文章の語句や文字の使い方「行文コウブン

 文章に書き記された文句や内容「文面」

 文章の構成と組み立て「構文」

 文章の構想や下書き「文案、案文、草案、草稿、ドラフト」

 文章を作る「作文、撰文センブン綴文テツブン綴文テイブン

 血で書かれた「血文ちぶみ血書ケッショ


 もとの「原文」

 用例として挙げた「例文、文例」

 同じ文章や同じ字またはふたつ以上同じ「同文」

 明確に記された「明文」

 文章に書き表さない「不文」


 主な点以外を省略して書いた「略文、略筆」

 文章の字句を省略するまた漢字の画を省略する「省文セイブン省筆ショウヒツ省字セイジ

 長い文章を縮めて簡単にする「約文」

 切れ切れの「断編、断篇」


 間違って入った不要な「衍文エンブン


 自分の書いた絵に自分で詩や和歌や文章を書き添える「自賛、自讃」

 文章を書いて報酬を得る「売文バイブン


 上からも下からも読めば同じ「回文カイブン廻文カイブン

 文章の読み取り方「句読クトウ

 


 江戸時代までの詩文「古文コブン

 平安時代の仮名文「中古文チュウコブン

 江戸時代中期から明治時代に古代の文体を真似して作った「擬古文ギコブン雅文ガブン

 文語体で書いた「文語文」

 口語体で書いた文また言文一致の「口語文」

 現代語を基本とした「現代文、普通文」

 詩歌など一定の韻律を整えた「韻文インブン韻律インリツ

 韻律や定型を持たない普通の「散文サンブン

 韻文・そうろうブンでない「普通文」

 世間の人がわかるように書いてある「通俗文」


 小説などで登場人物の会話を記した部分「会話文」

 小説などで会話以外の部分「の文」

 事実をありのままに述べた普通の「平叙文ヘイジョブン」 

 肯定する内容の「肯定文」

 そうではないと打ち消す「否定文」

 命令や禁止を表す「命令文」

 疑問や反語を表す「疑問文」


 長い「長文」

 短い「短文、一筆イッピツ

 普通とは違った文面「異文」

 仮名で書いた文章や手紙「仮名カナぶみ、|仮名「カナ」ブン

 漢字で書いた文章や手紙「漢文、真名マナぶみ

 中国の文語調の現代文「時文ジブン

 返り点や句読点や送り仮名などのない漢文「白文ハクブン素文ソブン

 外国のものを翻訳した「訳文ヤクブン、翻訳文、訳筆ヤクヒツ

 漢文で注釈に対する本文「素文ソブン麁文ソブン

 漢文で自分が思ったことを指す自由に大胆に述べる「放胆文ホウタンブン

 漢文で語句を洗練し筆法を遠回しにした「小心文ショウシンブン

 漢文を日本語の文法に従って読んだ「書きくだブンくだブン漢文カンブン訓読文クンドクブン

 中国で明朝末以降行なわれた短い「小品ショウヒン小品ショウヒンブン

 横に書き並べた文章とくに欧米の「横文オウブン欧文オウブンよこ文字モジ


 石碑や器物に刻まれた「メイ銘文メイブン金石文キンセキブン

 金属の容器や貨幣などに刻まれた「金文キンブン

 石碑に刻まれた「石文いしぶみいしぶみ石碑セキヒ碑文ヒブン碑銘ヒメイ

 墓石に刻ざまれた「墓碑銘、墓銘」

 死者の事跡などを石や金属の板に刻まれた「墓誌ボシ

 墓誌の最後に付け加えられた銘や詩歌「墓誌銘」



 相手によく理解させ説得するための「説明文」

 心に感じたり思ったりしたことを書き表した「感想文」

 相手に書いて送る手紙の文「手紙てがみブン、消息文、書簡文、書牘ショトク文、尺牘セキトク文」

 手紙や葉書などで相手に用件や考えを伝える「通信文」

 電報の「電文」


 自分の考えや研究の結果などを論理を立てて述べた「論文、論考、論稿」

 時事問題などの方策を論じた「論策」

 問いに対する答えまたそれが記された紙「答案」


 物事の是非を論じたり解説をしたりする「論説、論説文」

 新聞社などが自社の意見や主張として掲載する論説「社説」

 判決の事実や理由などを書いた「判決文」

 会議や会合などで決定された事項を文章にしたもの「決議文」

 条約や法令などの箇条書きの「条文」

 証拠となる文書「証文ショウモン、証書」


 歴史や物語や記録などを順を追いありのままに書いた「叙事文ジョジブン

 自分の感情を書き残した「抒情文ジョジョウブン、!叙情文ジョジョウブン

 風景を書き表した「叙景文ジョケイブン

 旅の感想や記録などを綴った「紀行文」

 自然や人事を客観的に見てそれを表現しようとする「写生文」

 思いのままに書き記した「随筆、随筆文、随想ズイソウ、漫文、漫筆、漫録、雑文、エッセイ」

 旅の途中の光景や旅情などを綴った韻文体の「道行みちゆき、道行き文」

 たわむれに書いた「戯文ギブン

 事実を書き記した「記録、記文キブン、記事、記事文」

 毎日の感想や出来事などを記録した「日記、日誌、日録ニチロク

 世間の人々に自分の考えや主張を述べて決起を促す「ゲキ、檄文、檄書、飛檄ヒゲキ羽檄ウゲキ羽書ウショ、触れぶみ

 演劇や映画などのセリフや動作を書き記した「脚本、台本、シナリオ」

 脚本で登場人物の動作や場面の状況等を説明した「ト書き」

 歌舞伎で脚本の外題の上部に七五調でその作の大要を述べた「語り」

 薬などの効き目を書き記した「能書き、効能書き」


 祭りのときに神前で奏する「祭文サイモン祭文サイブン

 神に誓いを立てて記す「神文シンモン誓文セイモンちかぶみ起請文キショウモン

 誓って記す「誓約書、誓紙セイシ誓書セイショ、固めぶみ

 神に祈る「祝文シュクブン祝文シュクモン

 祝賀の意を書いた「祝文シュクブン祝文シュクモン祝詞シュクシ賀詞ガシ賀表ガヒョウ

 神仏に願いを書いた「願文ガンモン発願文ホツガンモン

 君主に奉るまた文を奉る「上表ジョウヒョウ上書ジュウショ上疏ジョウソ奏書ソウショ

 天皇に事情や意見などを述べる「上奏文ジョウソウブン

 天子が臣下に告げるまた神に告げ奉る「告文コウモン告文コウブン、告げぶみ


 弔いの心を述べた「弔文チョウブン弔詞チョウシ弔辞チョウジ

 散逸し今では伝わっていないまた世に知られていない「逸文イツブン佚文イツブン

 死後に残された「遺文、遺稿、遺筆」

 偽造された「偽文書ギブンショ


 本書の他に控えとしてとっておく文書「写し、副書、コピー」


 日本語で書かれた「国文、邦文、和文、大和文やまとぶみ、日本文」

 仮名で書かれた「|仮名「カナ」ブン

 漢字で書かれた「真名マナブン

 優雅なまた大和言葉で書いた平安時代の仮名文「雅文ガブン

 英語で書かれた「英文」

 フランス語で書かれた「仏文」

 ドイツ語で書かれた「独文」

 ロシア語で書かれた「露文」

 オランダ語で書かれた「蘭文」

 中国古来の漢字で書かれた「漢文、漢書、漢書からぶみ唐土もろこしぶみ

 平安時代以降に男子の日記や書簡に用いられた日本語化した漢文「変体漢文ヘンタイカンブン


 詩と文章また文学作品「詩文、翰藻カンソウ

 ある人物や物などを褒め称える詩や文「サンサン

 絵画に書き添える「サンサン画賛ガサン画讃ガサン

 俳諧の文章また俳諧趣味を基調として書かれた「俳文」


 仏の教えを説いた「経文キョウモン法文ホウモン

 梵字ボンジで書かれた文書や経文「梵文ボンブン


 法令が記載されている「法文ホウブン

 法律の条文また韻律のある「律文」



 文章の全体「全文」

 文書の中での主要な「主文、本文、本文ホンモン、テキスト」

 説明文などに対して文書の本文や正式の文章また国際条約などで解釈上の基準となる特定の「正文セイブン

 条約などで正文に添えられる解釈上の基準とならない「副文」


 文章上分けられた部分「章、節、項、段、段落、文段ブンダンくだりくだりジョウ、パラグラフ」

 文章のひとまとまり「一段イチダン


 文章の前の段落「前段」

 法令や規約などの前書きまた前に記した「前文、上文ジョウブン前書ゼンショ、冒頭」

 書物の初めに成立事情や内容などをの書き記した「ジョブン序文ジョブン叙文ジョブン序言ジョゲン端書はしがき、前書き、諸言ショゲン緒言チョゲン

 短くて簡単な序文「小序ショウジョ

 著編者が自分自身で書いた序文「自序ジジョ

 詩歌などの前にその由来を書き記した「詞書ことばがき題詞ダイシ

 書物や絵画などの表題として書き記した「題辞ダイジ題詞ダイシ

 本文や語句についての補足説明や解説を書き記した「注、注記、補注、注釈、注解」

 但という字を付け加えて前文の補足や例外などをの書き記した「ただし書き」


 文章の後の段落「後段」

 文章の終わりの部分また手紙文の最後「末文マツブン末筆マッピツ

 文章の結末「結文」

 書物や手紙などの終わりに書き添えた「後書き、後記、後序コウジョバツ跋文バツブン

 書物の終わりに著編者名や発行所・発行年月日などを記載した「奥書おくがき奥付おくづけ

 官公庁などが書類の末尾に記載事項が正しいことを証明する「奥書おくがき



 立派なまた他人の手紙の尊敬語「玉章ギョクショウ

 よどみなく堂々としている「雄文」

 優雅なまた正しい「雅文」

 すぐれた「妙文ミョウモン逸文イツブン

 すぐれたまた有名な「名文」

 筋道のよく通ったまた上手な「達文、才筆」

 美しい言葉で飾った「美文」

 文章を書くのが上手「能文」

 詩や文章を作る才能「文才、文藻ブンソウ才藻サイソウ詞藻シソウ


 乱れて整っていないまた自分の文章の謙譲語「乱文」

 乱れた字また乱れて整っていない文「乱筆乱文」

 内容や精神のこもっていない「死文シブン

 法令や規則などでただあるだけで実際の役に立たない文章や条文「空文、死文」

 くだらない内容のまた俗語を用いて書かれた「俗文」

 難しくてわかりにくい「難文」

 へたなまた文脈が乱れてわかりにくい「悪文、迷文、拙文、駄文、腰折れ文、禿筆トクヒツ、不文」

 脱落のある「欠文、闕文ケツブン

 無駄の多いまた長たらしい「冗文」

 事実を曲げて自分の有利になるように書いた「曲筆キョクヒツ舞文ブブン」四字熟語「舞文ブブン曲筆キョクヒツ



 文章の体裁「文体、スタイル」


 暗号化された「暗号文」

 コンピュータネットワークで暗号化されていない「平文ひらブン、クリアテキスト」

 国や公共団体が公文書などに用いる「公用文」

 商用に用いる一定の書式のある「商用文」

 論説的な文章の「論文体」

 手紙に使う「書簡体、書牘ショトク体」


 話し言葉で書かれた「口語体」

 書き言葉で書かれた「文語体、文章体」

 和語(大和言葉)を多く使った「文体ブンタイ

 文章の漢文になっている部分また漢文の口調にならった「漢文体」

 漢文を訓読して漢字かな交じりにした「漢文訓読体クンドクタイ、漢文崩し」

 漢字と仮名を交えて書いた「仮名交じり文、漢字仮名交じり文」

 雅語と俗語の入り交じった「雅俗混淆体ガゾクコンコウタイ雅俗折衷文ガゾクセッチュウブン

 和文と漢文系の文語を混用して文章効果を狙った「和漢混淆文ワカンコンコウブン和漢混交文ワカンコンコウブン

 外国の文章をその原文の字句や語法に忠実に訳した「直訳体」


 文末を「だ・である」で結ぶ「常体」

 文末を「です・ます」で結ぶ「敬体」

 文末に文語の丁寧語「候」を用いた「そうろうブン


 ひとつの単語で成り立つ「一語文」

 主語と述語の関係が一組だけで従属節を持たない「単文」

 その文の成分中に従属節のある「複文」

 ひとつの文中にふたつ以上の文が並列的に含まれる「重文、合文」


 何を言おうとしているのかその意味内容が不明確な表現手法「朦朧モウロウ体」

 起こった事実を年代を追って書き記す歴史書の「編年体」中国の『春秋』など

 本紀と列伝を中心に書き記した歴史書の「紀伝体」中国の『史記』など


 漢文の文体のひとつで物事の是非や真偽を見分けるのを目的とした「弁・ベン

 漢文の文体のひとつで理義を解釈しあるいは物事を借りて自分の考えを述べた「説」

 漢文の文体のひとつで多くは韻を含み毎句の字数が同じまた人の功績っを讃えた「銘」

 漢文の文体のひとつで四字句や六字句を対句として多く用いた「駢儷ベンレイ体、四六シロク文、四六体、四六シロク駢儷ベンレイ体」

 漢文の文体のひとつで対句を用いて韻脚を整えた「対偶タイグウ声律セイリツ

 中国明初から清末の文体のひとつで官吏登用試験の科目に用いられた「八股ハッコ、八股文」



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