第3話 手や腕を知ろう(動作の語彙)
持つ
荷物を持つ「手に取る、持ち上げる、手にする、抱える、ぶら下げる、担ぐ、肩にする、背負う、背にする、携行する、携帯する、腰にする、腰に下げる、懐にする、懐中する」
相手の手を持つ「取る、握る、掴む」
落とす
茶碗を落とす「取り落とす、落っことす、掴み損なう、滑らせる」
携える
剣を携える「身につける、持つ、手にする、懐にする、所持する、携帯する、携行する、持参する」
取る
棒を取る「手に取る、手にする、取り上げる、持ち上げる、持つ、握る、掴む」
拳を握る「拳を固める」
相手の手を握る「握り締める、掴む、取る、押さえる、押さえつける、締めつける、握手する、
マイクを握る「手にする、持つ」
相手の手を掴む「引っ掴む、掴み取る、鷲掴みにする、手掴みにする、手に取る」
掴んで離さない「捕まえる、握る、握り締める、とらえる、押さえる、掌握する」
大金を掴む「手に入れる、入手する、手にする、手中に収める、掌中に収める」
情報を掴む「握る、把握する、ものにする、押さえる、キャッチする」
箸で
ほっぺを
|
花を摘む「
押さえる
蝉を押さえる「取り押さえる」
石を載せて押さえる「押さえにする、重しにする」
傷口を強く押さえる「押さえつける、圧迫する」
捕らえる
万引を捕らえる「捕まえる、引っ捕らえる、ひっ捕まえる、取り押さえる、逮捕する」
首を絞める「首を締め上げる」
雑巾を絞る「絞り上げる」
菜種油を搾る「圧搾する、搾油する」
帯を緩める「緩くする、ラクにする、緩めにする」
締めつけを緩める「緩くする、緩やかにする、和らげる、甘くする、弱める、緩和する」
ドアを叩く「打ち
手を叩く「手を打ち鳴らす、拍手する、拍手喝采する」
打つ
バットでボールを打つ「かっ飛ばす、強打する、安打する、ヒットする、当たりを飛ばす」
横っ面を平手で打つ「
拳骨で打つ「殴る、ぶん殴る、殴りつける、殴り飛ばす、殴打する、
太鼓を打つ「
神前で手を打つ「
振る
棒を振る「振り回す、振るう、振りかざす」
旗を振る「打ち振る、振り立てる、振りかざす」
尻尾を振る「振り動かす、打ち振る」
塩を振る「振りかける、ひと振りする」
投げる
ボールを投げる「
雪玉を投げる「投げつける、ぶつける、打ち当てる」
暴漢を投げる「投げ倒す」
ぶつける
小石をぶつける「打ち当てる、投げつける」
小指をぶつける「ぶち当てる、打ち付ける」
車にぶつける「当てる、衝突する、追突する、体当たりする、突っ込む」
ボールを捕る「キャッチする」
小石を弾く「弾き飛ばす、
頭を掻く「
引く
手前に引く「引き寄せる、寄せる、引っ張る、
押す
背中を押す「押しやる、後押しする」
石で上から押す「押さえつける、押しつぶす、圧力を加える、圧する、圧迫する、圧搾する、プレスする」
栓を
足首を
ハンドルを回す「ぐるりと動かす、一回転させる、一回りさせる」
首を後ろに回す「ねじる、ひねる、向ける」
菓子箱を潰す「押し潰す、踏み潰す、壊す、ぺちゃんこにする」
背中を撫でる「軽く
顔を撫でる「
頬を撫でる「頬に触れる、頬に軽く当たる、
櫛で髪を撫でる「撫で付ける、撫で上げる、撫で下ろす、
※「脇腹を
肩を揉む「揉みほぐす、揉み
琴を弾く「
払う
埃を払う「払いのける、はたく、はたき落とす、取り除く、綺麗にする」
枝を払う「切り払う、切って落とす、切り捨てる、
操る
人形を操る「遣う、動かす、踊らせる、舞わせる」
車を操る「操作する、操縦する、運転する、乗りこなす、乗り回す、走らせる」
糸を
ページを
数珠を
巻く
縄を巻く「巻きつける、くるくる巻きにする」
紙をくるくる巻く「丸める、巻き戻す」
人形を
数珠を
※「懐をまさぐる」
帯を
折る
二つに折る「半分に折りたたむ、二つ折りにする、半分から折り返す」
腰を折る「
もみじの枝を折る「
足を折る「骨折する」
組む
腕を組む「腕組みをする、手を
扉を開く「押し開く、
門を
窓を開ける「開く、開け放す、開け放つ、開け広げる、開け払う、全開する、開放する」
包みを開ける「開く、広げる」
鍵を開ける「鍵を外す、解錠する」
雨戸を
蓋を
鍵を
上げる・挙げる
頭を上げる「持ち上げる、もたげる、起こす」
高く上げる「持ち上げる、捧げる、振り上げる、かざす、振りかざす、掲げる」
手を挙げる「
下ろす
箱を下ろす「取り下ろす、下に置く」
鞄を提げる「ぶら下げる、
入れる
箱に入れる「押し込む、突っ込む、詰める、詰め込む、投げ入れる、投げ込む、しまう、収める、収納する」
水を入れる「注ぐ、注ぎ入れる、注ぎ込む、
隙間に入れる「差し込む、挿し入れる、挿入する、詰める、充填する」
花瓶に花を入れる「挿す、立てる、生ける」
出す
箱から出す「取り出す、抜き出す、放り出す、投げ出す、持ち出す、外に移す」
手を前に出す「突き出す、差し出す、伸べる、伸ばす」
突く
槍で突く「突きかかる、突きを入れる、突き刺す、ひと突きにする」
背中を突く「突き飛ばす、どやす、どやしつける」
ほっぺを突く「つつく、つっつく」
鐘を突く「突き鳴らす」
※「肘を突く」「頬杖を突く」
渡す
品物を渡す「引き渡す、手渡す、よこす」
受け取る
品物を受け取る「手にする、申し受ける、授受する、受領する、受納する、拝領する、収受する」
手紙を貰う「受け取る、手にする、落掌する、落手する」
遺産を貰う「譲り受ける、貰い受ける、贈与される、分与される、与えられる、自分の手にする」
ついてくるように招く「手招きする、差し招く」
うちわで扇ぐ「扇ぎ立てる、風を起こす、風を呼ぶ」
水を
※「手を
切る
二つに切る「切り離す、断つ、断ち切る、切断する」
紙をずたずたに切る「切り裂く、切り刻む、断裁する」
野菜を切る「カットする、刻む、野菜に包丁を入れる」
木を伐る「切り倒す、伐り出す、伐採する、伐木する、
枝を切る「切り落とす、切り取る、切り整える、
刀で斬る「斬り倒す、斬り伏せる、斬り殺す、叩き切る、ぶった切る、斬殺する、一刀両断する、斬りつける」
指す・差す・挿す
出口を指で指す「指差す、指で示す、指し示す」
先生に指される「名指しされる、指名される」
かんざしを髪に挿す「挿し込む、付ける・飾る」
花瓶に花を挿す「活ける」
抜く
雑草を抜く「引き抜く、引っこ抜く、取る」
虫歯を抜く「抜歯する」
風呂の水を抜く「落とす、空にする」
雑草を
焼き魚の身を
拭く
雑巾で拭く「水拭きする、乾拭きする、拭き清める、拭き掃除する、綺麗にする、磨く」
汗を拭く「拭き取る、
止める
モーターを止める「切る、停止する、ストップする、オフにする」
動きを止める「押し
とりあえず手でできる動作を挙げられるだけ書き出しました。
まだ閃かない語彙は、順次書き加えていきます。
────────
書く
筆やペンや鉛筆などで文字を写し出す「書く、記す、書き付ける、
のちのちに備えて書いて残す「控える、書き留める」
書き始める「書き出す、書き起こす」
書き終える「書き上げる、書き
残りなく全部「書き尽くす」
目立つように「書き立てる」
記入する「書き込む、書き入れる」
内容などを新しくするため書き改める「書き換える、書き直す」
補いの語句を追加して「書き添える、書き込む、書き入れる」
一部を書かないまま残す「書き残す」
書き入れることを忘れる「書き漏らす、書き落とす」
手を休めずに書くまた余白がないまで「書き詰める」
他と匹敵するうまさで「書き並べる」
続けてまた並べて「書き連ねる」
大切な事項を抜き出して「書き出す、書き抜く」
筆に任せて無造作に「書き散らす、書き流す」
手あたり次第にまた乱暴に「書きなぐる、書きのめす」
あちこちに「書き散らす」
いろいろなものを交ぜて「書き
誰が書いたのかわからないように「書き
区別して「書き分ける」
書くのを間違える「書き損なう、書き損じる」
そっくりそのまま「書き写す、書き取る」
へたな字や歌などをやたらに「ぬたくる」
小説や随筆や脚本などを新しく「書き下ろす」
文字を「記、書写、筆写、書記、筆記」
読むことと書くこと「読み書き」
文字を書くまた筆とすずり「
書画を書くまた筆と墨「
毛筆の文字の書きぶり「
直接自分の手で「直筆、自筆、手書き、肉筆、
自分の氏名を「
本人に代わって「代筆、
代書する人「
最初に「
書き始める「筆頭、
書くのをやめる「絶筆」
筆で字を書くそのとき「
話している内容を素早く記号などを使って「速記」
新年に初めて「
額などに字句を書き記す「
書き入れる「記入」
書類などに必要なことを書いて記す「記載」
朱で「
決意を示すために自分の血で文字を「
文字を太く「
目立つようにとくに取り立てて「特筆、特記、
目立つようにまた書いてすぐ「書き立て」
文字を細かくまた詳しく「
楷書・行書・草書・篆書・隷書をいう「書体」
草書で「
草書か行書でまた字画を略して「崩し書き、崩し字」
筆で文字を「
文字の尾を長く引き伸ばして水が流れるように「
途中で墨継ぎをしないで一気に「
墨継ぎをしないで一気に「
筆を紙に押し付けるように「
筆を垂直に立てて「
文節のまとまりで分けてまた語と語を一字ずつあけて「
短冊や色紙などに一行の長さを適当にまた行間を広く狭く字を飛び飛びにあけるなどして「散らし書き」
字体を崩して絵のように文字を書く「
順に下のほうへ「書き
勢いよく「達筆、健筆」
とても乱暴にまた自分の字をへりくだって言う「乱筆、乱れ書き、
はやく字を「
筆に任せて「捨て書き、
文字を書くさま「
ハケのような筆でかすれたように書いたもの「
筆を口にくわえて書画を「口書き」
上手な字「達筆、能筆、名筆、良筆、健筆、
喪女書くのが上手な「能書、能筆」
へたな字「悪筆」
品のない筆跡へたな筆跡をバカにしていう「俗筆」
[謙譲]下手な筆跡「拙筆、粗筆、
筆遣いの勢い「筆勢、筆力」
ミミズが這い回った跡のようなへたな字「
思いつくままそれとなく書き綴る「
あまり考えもせずにさらさらと「書き流し」
書きっぱなし「書き捨て」
必要なところを抜き出して「抜き書き、
必要なところだけを「
自分の手で書き抜く「
聞いたそのままを「
ひとつのことを二度「
ふたつ以上のことを並べて「併記、列記」
何名かの名前を並べて「連名、
全面にぎっしり「べた書き」
一枚の紙に何人かが絵や文字などを「寄せ書き」
足りないところを補い加えて「補筆、加筆」
付け足して書きつける「付記、附記」
後から書き加える「追記」
本文の他に「別記」
本文の意味を理解させるために注を記する「注記、
心を込めて「
詳しく「
はっきりと「明記」
間違って「誤記、誤写」
ちょっと書きつける「
別のものに書き写す「転記」
後日の証拠とするために別に書いて取っておく「控え」
気晴らしに「
手本を見て「
すでに書いてある文字の上をたどって「なぞり書き」
文字を正しく書く練習「書き取り」
正式に書く前に試しに「下書き」
綺麗に書き改める「
印刷のための版などをつくるため清書した文字や絵「
文字を黒板に「
酒に酔って「
都合よく事実をゆがめて「
文字が書かれている掛け物「
書いた字のさま「
とても美しい筆跡「
当人が書いた真実の筆跡「
欺くために他人の筆跡に似せて「
天子の筆跡「
[尊敬]他人の筆跡「
毛筆で文字の書き方・技術を学ぶ「書道、習字」
書道の専門家「
書道の名人の敬称「
文字を書くことを職業とする人「
筆で記載する人「
文章を書く人「書き役、物書き、書記、書き手」
筆で思うことを書いて述べる「筆述」
文章を書くことを仕事にしている人「文筆家、著作家、著述家、物書き、ライター」
清書や写字で報酬を得る「
文筆に従事する「
文字の書き方「書法」
ひらがなカタカナなど仮名で「仮名書き」
漢字だけで「
漢字と仮名とを交互に「仮名交じり」
漢字よりも仮名を多く使う「仮名
漢文を仮名交じりに書き改める「書き
文中に貴人の名が出てきたときなどに次の行の情報にその名前を書く「
本文の前に書き添える「前書き」
和歌の前書き「
書物の本文の初めに成立事情や内容などを「
書物の終わりに書き添える「
本文の途中に二行に小さく注を入れる「割り書き、
書物の本文の上に注や解釈などを書き添える「
注などを細かくまた能や狂言などで演出上の指定を小さな字で書き入れる「
歌舞伎や浄瑠璃や草子などの題名の上に二行で内容を簡単に書き添えたもの「
脚本で登場人物の動作や場面の状況等をせりふの間に「ト…」の形で書き入れたもの「ト書き」
書類などに気づいたことや趣旨を書き添える「
公式の書類のある決まった書き方「書式」
文書などの表面に「
文書などに書かれた内容「書面、文面」
文書などの裏面に表面に記載したものに対する注記などを「裏書き」
「但」という字を付け加えて前文の補足や例外などを「
いくつかの項目に分けて「箇条書き」
一つ…、一つ…と各項目ごとに箇条書する「書き立て、一つ書き」
一件ごとに区別して「
書物の小口側の上あるいは下に文字を「
上方に書き記してある「上記」
下方に書き記してある「下記」
前に書き記してある「前記」
後に書き記してある「
左側に書き記してある「左記」
右側に書き記してある「右記」
天子の自筆の
文字で書いて答える「
計算することと字を書くこと「
書き損じていらなくなったもの「書きほぐし、
会合の席などで即興的に書画を「
書き記された文書「記録」
もう一度記録する「再録」
取り入れて記録する「収録」
取り上げて記録する「
詳しく記す「
筆で記録する「筆録」
抜き書きして記す「
あとから書き加えて記録する「
資料などを集めて記録としてまとめる「集録」
所蔵や展示などされている品目を整理して書き並べたもの「目録」
日々の出来事や感想などの記録「日記、日誌、
事実のありのままの記録「
身辺の出来事や意見などを日記の形式で書き込むインターネットのサイト「ブログ」
心に浮かんだことなどいろいろなことをとりとめもなく記した記録「
文字で記してあとまで残しておく「
文章を「執筆、記述、書き物、
詩文を「
文字や書画を「
文章の書き進め方「
上手な文章をまた文才がある「
上手な文章を「健筆」
原稿を書き始める「
原稿を書き終える「
筆をおき書くことをやめるまた書き終える「
文章を書くのが遅い「遅筆」
忘れないように書いておく文章「覚え書き、備忘録、メモ」
紙切れなどに書いておく覚え書き「
人を呼び出す文書「
手紙の本文の末尾に付け加えて書く文「
文章を加筆削除する「
文章や手紙を面倒がらずに「
文章や手紙を面倒がってなかなか書かない「
進物の上包みにのしの代わりに「のし」と書いたもの「書き
用事などを紙にまたは遺書「書き置き」
勝利を知らせる書状「
たわむれに書いた文章「
死んだ人が生前に書いた最後の作品「絶筆」
書いた文章の内容で災難を受ける「
────────
文章
字を用いて考えを書き表したもの「
話し言葉と文章「
文章の言葉「
文章や言葉の修飾やあや「
文章の語句や文字の使い方「
文章に書き記された文句や内容「文面」
文章の構成と組み立て「構文」
文章の構想や下書き「文案、案文、草案、草稿、ドラフト」
文章を作る「作文、
血で書かれた「
もとの「原文」
用例として挙げた「例文、文例」
同じ文章や同じ字またはふたつ以上同じ「同文」
明確に記された「明文」
文章に書き表さない「不文」
主な点以外を省略して書いた「略文、略筆」
文章の字句を省略するまた漢字の画を省略する「
長い文章を縮めて簡単にする「約文」
切れ切れの「断編、断篇」
間違って入った不要な「
自分の書いた絵に自分で詩や和歌や文章を書き添える「自賛、自讃」
文章を書いて報酬を得る「
上からも下からも読めば同じ「
文章の読み取り方「
江戸時代までの詩文「
平安時代の仮名文「
江戸時代中期から明治時代に古代の文体を真似して作った「
文語体で書いた「文語文」
口語体で書いた文また言文一致の「口語文」
現代語を基本とした「現代文、普通文」
詩歌など一定の韻律を整えた「
韻律や定型を持たない普通の「
韻文・
世間の人がわかるように書いてある「通俗文」
小説などで登場人物の会話を記した部分「会話文」
小説などで会話以外の部分「
事実をありのままに述べた普通の「
肯定する内容の「肯定文」
そうではないと打ち消す「否定文」
命令や禁止を表す「命令文」
疑問や反語を表す「疑問文」
長い「長文」
短い「短文、
普通とは違った文面「異文」
仮名で書いた文章や手紙「
漢字で書いた文章や手紙「漢文、
中国の文語調の現代文「
返り点や句読点や送り仮名などのない漢文「
外国のものを翻訳した「
漢文で注釈に対する本文「
漢文で自分が思ったことを指す自由に大胆に述べる「
漢文で語句を洗練し筆法を遠回しにした「
漢文を日本語の文法に従って読んだ「書き
中国で明朝末以降行なわれた短い「
横に書き並べた文章とくに欧米の「
石碑や器物に刻まれた「
金属の容器や貨幣などに刻まれた「
石碑に刻まれた「
墓石に刻ざまれた「墓碑銘、墓銘」
死者の事跡などを石や金属の板に刻まれた「
墓誌の最後に付け加えられた銘や詩歌「墓誌銘」
相手によく理解させ説得するための「説明文」
心に感じたり思ったりしたことを書き表した「感想文」
相手に書いて送る手紙の文「
手紙や葉書などで相手に用件や考えを伝える「通信文」
電報の「電文」
自分の考えや研究の結果などを論理を立てて述べた「論文、論考、論稿」
時事問題などの方策を論じた「論策」
問いに対する答えまたそれが記された紙「答案」
物事の是非を論じたり解説をしたりする「論説、論説文」
新聞社などが自社の意見や主張として掲載する論説「社説」
判決の事実や理由などを書いた「判決文」
会議や会合などで決定された事項を文章にしたもの「決議文」
条約や法令などの箇条書きの「条文」
証拠となる文書「
歴史や物語や記録などを順を追いありのままに書いた「
自分の感情を書き残した「
風景を書き表した「
旅の感想や記録などを綴った「紀行文」
自然や人事を客観的に見てそれを表現しようとする「写生文」
思いのままに書き記した「随筆、随筆文、
旅の途中の光景や旅情などを綴った韻文体の「
たわむれに書いた「
事実を書き記した「記録、
毎日の感想や出来事などを記録した「日記、日誌、
世間の人々に自分の考えや主張を述べて決起を促す「
演劇や映画などのセリフや動作を書き記した「脚本、台本、シナリオ」
脚本で登場人物の動作や場面の状況等を説明した「ト書き」
歌舞伎で脚本の外題の上部に七五調でその作の大要を述べた「語り」
薬などの効き目を書き記した「能書き、効能書き」
祭りのときに神前で奏する「
神に誓いを立てて記す「
誓って記す「誓約書、
神に祈る「
祝賀の意を書いた「
神仏に願いを書いた「
君主に奉るまた文を奉る「
天皇に事情や意見などを述べる「
天子が臣下に告げるまた神に告げ奉る「
弔いの心を述べた「
散逸し今では伝わっていないまた世に知られていない「
死後に残された「遺文、遺稿、遺筆」
偽造された「
本書の他に控えとしてとっておく文書「写し、副書、コピー」
日本語で書かれた「国文、邦文、和文、
仮名で書かれた「|仮名「カナ」
漢字で書かれた「
優雅なまた大和言葉で書いた平安時代の仮名文「
英語で書かれた「英文」
フランス語で書かれた「仏文」
ドイツ語で書かれた「独文」
ロシア語で書かれた「露文」
オランダ語で書かれた「蘭文」
中国古来の漢字で書かれた「漢文、漢書、
平安時代以降に男子の日記や書簡に用いられた日本語化した漢文「
詩と文章また文学作品「詩文、
ある人物や物などを褒め称える詩や文「
絵画に書き添える「
俳諧の文章また俳諧趣味を基調として書かれた「俳文」
仏の教えを説いた「
法令が記載されている「
法律の条文また韻律のある「律文」
文章の全体「全文」
文書の中での主要な「主文、本文、
説明文などに対して文書の本文や正式の文章また国際条約などで解釈上の基準となる特定の「
条約などで正文に添えられる解釈上の基準とならない「副文」
文章上分けられた部分「章、節、項、段、段落、
文章のひとまとまり「
文章の前の段落「前段」
法令や規約などの前書きまた前に記した「前文、
書物の初めに成立事情や内容などをの書き記した「
短くて簡単な序文「
著編者が自分自身で書いた序文「
詩歌などの前にその由来を書き記した「
書物や絵画などの表題として書き記した「
本文や語句についての補足説明や解説を書き記した「注、注記、補注、注釈、注解」
但という字を付け加えて前文の補足や例外などをの書き記した「
文章の後の段落「後段」
文章の終わりの部分また手紙文の最後「
文章の結末「結文」
書物や手紙などの終わりに書き添えた「後書き、後記、
書物の終わりに著編者名や発行所・発行年月日などを記載した「
官公庁などが書類の末尾に記載事項が正しいことを証明する「
立派なまた他人の手紙の尊敬語「
よどみなく堂々としている「雄文」
優雅なまた正しい「雅文」
すぐれた「
すぐれたまた有名な「名文」
筋道のよく通ったまた上手な「達文、才筆」
美しい言葉で飾った「美文」
文章を書くのが上手「能文」
詩や文章を作る才能「文才、
乱れて整っていないまた自分の文章の謙譲語「乱文」
乱れた字また乱れて整っていない文「乱筆乱文」
内容や精神のこもっていない「
法令や規則などでただあるだけで実際の役に立たない文章や条文「空文、死文」
くだらない内容のまた俗語を用いて書かれた「俗文」
難しくてわかりにくい「難文」
へたなまた文脈が乱れてわかりにくい「悪文、迷文、拙文、駄文、腰折れ文、
脱落のある「欠文、
無駄の多いまた長たらしい「冗文」
事実を曲げて自分の有利になるように書いた「
文章の体裁「文体、スタイル」
暗号化された「暗号文」
コンピュータネットワークで暗号化されていない「
国や公共団体が公文書などに用いる「公用文」
商用に用いる一定の書式のある「商用文」
論説的な文章の「論文体」
手紙に使う「書簡体、
話し言葉で書かれた「口語体」
書き言葉で書かれた「文語体、文章体」
和語(大和言葉)を多く使った「
文章の漢文になっている部分また漢文の口調にならった「漢文体」
漢文を訓読して漢字かな交じりにした「漢文
漢字と仮名を交えて書いた「仮名交じり文、漢字仮名交じり文」
雅語と俗語の入り交じった「
和文と漢文系の文語を混用して文章効果を狙った「
外国の文章をその原文の字句や語法に忠実に訳した「直訳体」
文末を「だ・である」で結ぶ「常体」
文末を「です・ます」で結ぶ「敬体」
文末に文語の丁寧語「候」を用いた「
ひとつの単語で成り立つ「一語文」
主語と述語の関係が一組だけで従属節を持たない「単文」
その文の成分中に従属節のある「複文」
ひとつの文中にふたつ以上の文が並列的に含まれる「重文、合文」
何を言おうとしているのかその意味内容が不明確な表現手法「
起こった事実を年代を追って書き記す歴史書の「編年体」中国の『春秋』など
本紀と列伝を中心に書き記した歴史書の「紀伝体」中国の『史記』など
漢文の文体のひとつで物事の是非や真偽を見分けるのを目的とした「弁・
漢文の文体のひとつで理義を解釈しあるいは物事を借りて自分の考えを述べた「説」
漢文の文体のひとつで多くは韻を含み毎句の字数が同じまた人の功績っを讃えた「銘」
漢文の文体のひとつで四字句や六字句を対句として多く用いた「
漢文の文体のひとつで対句を用いて韻脚を整えた「
中国明初から清末の文体のひとつで官吏登用試験の科目に用いられた「
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