特別な幼なじみ
@shungo1126
第1話 再開
僕はどこにでもいる普通の高校2年生(白石拓也)だ。僕は小さいころ両親を事故で亡くしている今は一人暮らしをしている。父はIT会社の社長をしていたためお金に困ることはあまりなく生活できている。
僕には保育園からの幼なじみ(田崎春菜)がいる僕は春とよんでいる。
春とは小中高と同じ学校で妹てきな存在だ。
春からはたっくんと呼ばれている。
高校2年になって僕と春は同じクラスになった。
「やったー!たっくんと同じクラスだー!去年は一緒のクラ
スじゃゃなかったから寂しかったでしょー」
そう春は僕をからかうのが好きな女の子なのだ
「あーたっくん顔赤〜い照れてる〜」
「べ、べつに照れてねーしバーカ」
そうそして春にからかわれて動揺してしまうのがこの僕である。
〜放課後〜
「たっくん久々一緒帰ろー」
「あーごめん日直の仕事があるんよまだもうちょっと時間か
かりそー」
「…分かった」
春はそう言って教室から出ていった
「春のこと怒らせちまったかな…」
春はちっちゃな頃から怒りっぽい性格ですぐに僕に怒って喧嘩を、よくしていた。
「まーいいや早く仕事終わらせないと」
「やっと終わった!もー5時かーあ!やべ、スーパーの安売
りあと30分じゃん!急がねーと!」
「今日も1日疲れたなー。ん?春?何してんだよー?」
春は一人で靴箱のところで立っていた。春は少し笑いながら言った。
「あ、たっくんお疲れ様ーおそいよー待ちくたびれちゃっ
た」
「なんで待ってんだよ帰ったんじゃなかったん?」
「たっくんと帰りたいって言ったじゃん」
「そうだけど…待たせてごめん…一緒帰ろっか」
春は笑顔で言った
「うん!」
「待ってるなら待ってるって言ってくれればよかったのに」
「たっくんをビックリさせたかったのー」
「そっか春は昔と変わんないねーなんか懐かしいねー」
「そだね、何年ぶりかな」
拓也は携帯をみて驚く
「あ!やべ、もー5時30分過ぎてるやーん安売り終わっちま
ったまー明日でもいっか」
「たっくん今日私ん家でご飯食べていかない?今日両親
とも帰り遅くてさー私一人なのー」
「え!いいん?春?たっくんだからいいよー何食べたい?」
〜春の家の近く〜
「久々ここきたなーあんま変わってないねーここよく2人で
遊んだねー」
「たっくんが木に登って降りれなくなったところだー」
「それは言うなー!」
「たっくん泣いて春助けてーって言ってたっけ」
拓也は顔を赤くして照れ隠ししていた。
「着いたよー入っていいよー」
「お邪魔しまーす」
「小学生の頃以来かな?」
「そだねーそこら辺座っててー何か飲みたい物とある?」
「じゃーお茶でお願いします」
「はーい」
「今日はお母さんは何時頃に帰ってくるの?久々だし挨拶で
もしたいなーって思って」
春は少し暗い感じで言った
「お父さんは夜中かなーお母さんはわかんない…」
「そっかじゃーまた今度かなー」
「うん…」
「よし!ご飯つーくろー」
「俺手伝うよー?」
「じゃーたっくんはご飯炊いて」
「分かった!」
拓也は笑いながら言った
「なんか新婚さんみたいだね」
春は顔を赤くして顔を少し隠した部屋が静かになって
2人とも恥ずかしくなり拓也も顔を赤くした。
「いただきまーす!」
「あ、たっくん先に食べててちょっとやる事思いだしちゃっ
た」
「あ、うん」
「春のやつ遅いなー」
拓也は気になり春の様子を見に行った
障子の隙間から薄暗い光がもれていた。拓也は静かに開けた
「春…これって…」
「たっくん…」
「春があまりにも帰って来なかったから見にきちゃった…」
「お母さんちょうど1年前に癌でなくなったの」
「え…お母さん亡くなったの…」
「ごめんねたっくん隠してたつもりじゃないの」
「お母さんがいなくなって生活が苦しくなってお父さんは
夜中まで働いていてほとんど毎日一人なの」
「春…辛かったな…」
春は我慢していた涙を流し泣き崩れた。拓也は優しく春を包み込んだ。
「たっくん私どうしたらいいか分からない…」
「一人で抱え込むなよ。俺がそばにいるだろ。どんなときで
も頼れよ」
「うん」
「さーご飯食べよせっかく作ったご飯冷めちまうぞ」
「そだね。ありがとたっくん」
「何でも頼ってくれよ力になるから」
「美味しかったよ春」
「ありがと」
「もー遅いねそろそろおいともしよーかな」
「たっくーんもう帰っちゃうの…」
「分かった。もう少しおるね何かお話しよっか」
「うん。食器片付けるね」
「俺も手伝うよ。2人ですると早く終わるからね」
後片付けが終わった。
「私の部屋で話さない?」
「いいよ春が落ち着くところで話そ」
「へー春の部屋綺麗じゃん」
「あんまジロジロみないでねー」
「はいはーい」
「たっくん」
「ん?どした?春?」
「あのね…私…たっくんのこと…好きなの」
部屋が静まりかえる
「え…春?今なんて…?」
「だからたっくんのことが好きなの!!」
たっくんは驚いた顔で
「え?!」
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