それでも時は過ぎていく

毎日同じように過ごして

休日にほんのひと時の楽しみを消費して

いつの間にか　季節が変わっていて

ああ　そろそろ衣替えをしなきゃねなんてね

いつものように　時は過ぎていく

画面の向こうのキラキラしている人たちを見て

そんな人生で私いいのかなと思っても

でも　私にはこれしかないのだと諦めているの

それでも　時は過ぎていく

数ある選択肢から選んだ人生だけど

これでいいのかなんて　たまに悩んじゃう

だけど　そうするしかなかったの

タイムスリップしたって　どうせ同じ結果

キラキラ輝くあなた達のようにはなれないけど

この不器用な私でも

どこかで必要としている人たちがいるの

だから　その人たちのために時を使うわ

どんなに惨めな人生だと言われても

どんなに地味な人間だと思われても

これが　私の人生なの

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい