あぁっ走れない辛さ
一ノ瀬 彩音
第1話 詩①
勝利を掴む為には走る走るしかないの
如何して皆は邪魔するの
私の夢や希望を奪わないで
走る事が私の至福
清々しい空気の中で走るのは本当に
格別で幸せ
こんな風に吹かれながら走るのって最高
走るのを邪魔するのなら私は皆の事を信じない
何でよ、何で、走る事の何処が悪いの
懸命に走っている私は嬉しくて楽しくて
笑っている
こんなにも笑顔でいれるんだなって思うと幸せ
夢を追いかける為には何時までも走り続けるしかない
走る事に命をかけているの
だから走る喜びを奪わないで
後もう少し、もう少しで夢や希望を掴めそうなの
そんな、そんなのって有り得ない
走り続けたのに右足が骨折する何て
神様は残酷な事をするのね
悔しくて泣いている私
医師からはもう走る事は出来ないと言われると
悔し涙が止まらない
こんなのは嬉しくもないので
不甲斐ない私
夢や希望を失った事で走る気力も失い、
私は全てを投げ出す
走れない私何て魅力がない
あ~あ、私の人生って何だろう
そう考えると虚しくなるので日常生活へと
戻って普通な生活で満足している
もう二度と走る事は出来ないのだから
あぁっ走れない辛さ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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