ちびっ子魔法使いの限界はどこでしょうか?

里鈴 まいん

第1話

私の名は、コトクレス・レイル。

五年前に生を受け、現在…

『魔法使いの村』を追い出されかけてる。そんなことになった理由は、1日前まで遡ることになる。


五歳になると、この村は鏡面の儀式を行う。未来の自分を鏡に映し出せるのである。それを、司祭に伝え、司祭が予言するというものである。司祭は、魔法使いになるものが多すぎてあまり数がいない。まぁ、説明はこれくらいにして私が追い出される理由は、単純に勉学を怠っていて使っている魔法が分からなかったのだ!

だから、私はこう答えた。

「んー。わかんなぁい。なんだろー?あ!剣を持ってる〜!」

魔法使いが剣を使うのは落ちこぼれとされている。落ちこぼれをこの村から出したくないから追い出したのだろう。


こうして、私は今この国、ハナクリア王国の王都に向かっている。ウルフとかなら、魔力で強化された肉体で殴れば一発だ!ふふふ。これでも、鍛えられた身。魔法使いでも、自分の身ぐらいは守らなくちゃ!

そんなこんなしていると、途中の村に着いた。確か、ここは盗賊が多くでる村だったような…。勉学に励めば良かった…。まぁ、宿屋をとろう。あ、大事なことを忘れていた。マネーがない。なんか適当にか狩るか〜。その日、何も見つからず、私は野宿した。地面が硬かったですね。

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