第8話 事情聴取の再開

 結局、野菜スープは野菜スープだったのだが。

 ハムと卵でハムエッグを作り、固いパンはフレンチトーストに生まれ変わった。

 ほんの少しではあるが変化した食事にホッとする。

 やはり毎食同じメニューは遠慮したかった。


 ……あとはスープの味に変化を出せたらいいんだけど。


 残念なことに、前世では料理をすることはあっても仕上げは調味料や市販のルー頼りだったので、ゼロから様々な味を作り出すことはできない。


 ……お味噌汁が飲みたいなんて贅沢言わないから、せめてカレーのルーが欲しい。シチューのルーでも可。


 カレーは必要な香辛料や配合比がわからないので、目の前に材料が揃っていたとしても手が出せない。

 ホワイトソースは以前テレビで作っているのを見たことがあった。

 結構材料が少なくて簡単そうだ、と思ったのも覚えている。

 ただ、正確な分量は覚えていないので、これも挑戦するには勇気が必要だ。


 ……今思うと、日本は天国みたいな国だったね。いろんなスープの元が売られてたし、調味料だって世界中の様々なものが揃ってたし、そもそも自分で料理作らなくてもレトルトで調理されたものが売ってたし。


 前世で味わった様々な料理を思いだし、懐かしく感じる。


 ……失敗覚悟で、シチューぐらいは挑戦してもいいかもしれないね。


 なにしろ、幼女が作るのだ。

 失敗する方がむしろ自然だろう。







 朝食の片付けが終わると、テーブルに戻って寝落ちてしまった昨夜の続きだ。

 レオナルドを通訳にして、オレリアからの質問に私が答えていく。


「……それじゃあ、ティナ。村で何が起こったのか、わかるだけでいいから答えてくれ」


「はい」


 質問内容からオレリアたちが知りたいことは判る。

 感染源の特定、症状、病の進行速度などの細かいことを知りたいのだ。

 最初の感染源は私には判らないが、感染後の過程ならわかる。


 ……お父さんの看病は、私がしたからね。


 私は出来るだけ詳細に、父の発症後の過程を思いだしながら話す。

 高熱が出て寝込み、それが数日続いた。熱が下がったと思ったら皮膚が赤く爛れ、次の異常が現れる。それは猛烈な痒みを伴うようで、父は耐えていたが、疱瘡ができる者もおり、痒みに負けて掻き毟ると疱瘡は増えた。咳とともに血を吐く村人もいた。そしてまた高熱が出て、熱が下がる頃にはみんな死んでいた。


「サロモン様の感染経路は……」


「たぶん、村の人、看病した、せい」


 我が家とダルトワ夫妻の家だけ感染が遅かった理由なら確実だ。

 村八分にされていたので、村人と関わる機会が少なかった。


 母が死に、ウラリーおばさんが死に、オーバンさんが死に、最後に父が死んだ。

 ウラリーおばさんより先にオーバンさんが発病していたが、男女の体力差か、先に死んだのはウラリーおばさんだった。

 父とオーバンさんとでみんなの分の墓穴を掘り、私の分だけは何を言っても絶対に掘らなかったのだ。

 私はまだ子どもだから、まだまだ生きる。墓穴を用意するのは早すぎる、と言って。


 ……私だけ生き残っても、生きられなかったよ。たまたまレオナルドさんが来てくれたけど。


 優しかった両親とダルトワ夫妻を思いだし、すんっと鼻の奥を鳴らす。

 寂しくても、悲しくても、泣いている場合ではない。


「おかーさん、時々、嫌がる。マスクモドキ、取ってた」


 母のクロエは「しゃべり難いから」と言って、時折マスクを外して病人の看病をしていた。

 あのちょっとの油断が感染を招いたのだろう。

 しっかりとマスクを使っていた父は、家族に感染するまでは感染しなかったのだから。


「マスクモドキか……あれは良かったな。サロモン様の発案か?」


「おとーさん? なんで?」


 マスクは私が欲しくて自作してものだったが。

 何故レオナルドは父の発案だと思ったのだろう。


「村にマスクはなかったのか? 街や王都では風邪を引いた時なんか、みんなしてるぞ。形は少し違うが……」


 なんと、風呂に続きマスクまで村には定着せずとも文化として存在していたらしい。

 これも聖人とされるユウタ・ヒラガが広めたのだろうか。

 あと、母は嫌がったが、父がマスクを受け入れた理由も判った。

 父にとって、病気の予防にマスクをするのは普通のことだったのだろう。


 ……とりあえず、レオナルドさんにはお父さんが作った、って思っていてもらおう。転生者ってバレない方がいいみたいだし。


 レオナルドの発言を特に否定せず、話を再開する。

 村人に感染が広がったので、両親たちが看病に出た。

 感染が一機に広がったのは、おそらくニコラの葬式。

 葬式でニコラの棺を運んだ親戚と、村の子どもから発病していった。


 ……あれ? 前に何かチラッと思ったはずなんだけど、なんだっけ?


 家へ閉じ込められた暇つぶしに、噂として広がっていた病の話を纏めていた時があった。

 あの時に、何かチラリと思い浮かんだことがあったはずだ。


 ……なんだっけ? なにか、ホントにチラッと思っただけなんだけど。


 あの時と同じように考えれば、また思いつくだろうか? と考えて、思い返す。

 あの時は、たしか病が村中に広がり始めていた時だった。

 村長が寝込んでいて、やっと外に出られるようになったのだけど、村中に病気が広がっているということで、また家に閉じ込められたのだ。


 ……そうだ、ニコラの次に死んだのはマルセルだった。


 マルセルが長く寝込んでいて、ニコラはそのお見舞いに行っていたはずだ。

 そう思いだして、レオナルドの顔を見上げる。

 レオナルドが村に来たのは、村長からの手紙で転生者の買取を依頼されたからだ。

 手紙を届けるのにメイユ村からレオナルドのいた砦まで何日かかるのかは判らないが、村長が他人の子であるニコラのために動くとは考え難い。

 あの村長はいつだって自分と孫のマルセルが第一だ。

 マルセルが寝込んだから、その治療費の捻出のために私を売ろうとしたのだろう。

 そう考えた方が、あの村長の行動としては納得できる。


 村長の更なる暴挙に気づき、隠しようがない嫌悪から眉が寄る。

 突然おもいきり眉を顰めた私に、レオナルドは困惑した。


「……どうした? ティナ」


「最初、マルセルかも」


 私が転生者であることは当然隠して、思いだしたことをレオナルドに話して聞かせる。

 話している間レオナルドの指は私の眉間の皺を伸ばすように何度も撫でていたが、聞き終わると少し考えこんだあと、オレリアに通訳して伝えた。


「There is a hit case」


 ……ヒット、ケース……ってことは、何か知ってる病気だったのかな?


 全ては聞き取れなかったが、拾い取った単語から察するに、そんなところだろう。

 長文になると聞き取れる単語の数も増えてくるのだが、何を言っているのかを察することは不可能だった。

 私はただ、レオナルドが通訳してくれるオレリアからの情報を聞くのみである。


 オレリアの話は、隣国の症例らしかった。

 商人が運ぶ荷車にネズミが紛れ込んでいて、そのネズミから人間に感染が広がったらしい。

 記録に残っている症状と、メイユ村の症状が似ているとの話だった。


 ……似たような話を、前世で聞いたことあるよ。


 ドキュメンタリー番組だったか、詳しくは覚えていないが。

 感染していたはずの動物には害がないウイルスで、人間にだけだったか、哺乳類にだけ感染して猛威を振るう病気だったはずだ。


 ……あのお話って、結局有効な薬は作れなくて感染した人は死んじゃったんじゃなかったっけ?


 一度手がかりを思いだすと、細部が少しずつ思いだされる。

 病気に感染した動物をそうとは知らず購入し、飼っていた子どもが感染する、という流れだったはずだ。

 感染が発覚したあと、距離の離れた別の場所でも感染が出て――


「……マルセルの愛玩動物ペット?」


 気づいてしまった可能性に、血の気が失せるのを感じた。

 テレビで見た事件と同じようなことが起こったのなら、謎の病はメイユ村だけにはおさまらない。

 現に、谷に来る前に滅んだ村を一つ見ている。


「村に来た、商人。商品、かんせんげん、かも」


「商人?」


「秋の終わり、商人、来た。荷物、愛玩動物。マルセル欲しがる、村長買った」


 愛玩動物など富豪でもなければ飼う余裕はないので、商人は最初から村人を顧客とはせず、馬に水を飲ませるためだけに村に寄っていた。

 そこにマルセルが村長をつれて現れた。

 物珍しい愛玩動物が欲しい、と村長にねだり、見栄っ張りの村長は孫の願いを叶えた。

 ただし、愛玩動物など高額商品なため、村長は商人が嫌な顔を隠さないほどにしつこく値切りまくったらしい。

 マルセルの愛玩動物自慢の被害にあった村の女性が笑い話にしていた。

 しつこい村長に折れたのか、厄介払いのつもりだったのか、最終的に商人は愛玩動物を売った。

 長旅で疲れ果て、弱っていた固体を。


 ……疲れて弱っていたんじゃなくて、病気で具合が悪かったのね。


 私が話し終わる頃にはレオナルドの顔からも血の気が失せていた。

 一応はまだ可能性の話だが、当たっていた場合に引き起こされる事態が想像できたのだろう。


「商人が感染源を運んでいるのか。どこまで感染が広がるか、判らないぞ」


 苛立たしげに頭を掻きむしり、レオナルドは深く溜息をはく。

 その動作で少し落ち着いたのか、レオナルドはオレリアに向き直った。

 何度か言葉を交わすと、レオナルドは勢いよく立ち上がり、オレリアはやれやれといった風体でのんびりと腰を上げる。

 どうやら、二人の間でだけ今後の行動が決まったようだ。


「わたしも、お手伝い、する」


 はい! と手を上げて自己主張してみた。

 二人だけで会話をされては、私がどう行動したらいいのか判らない。

 説明を求めての自己主張だったのだが、オレリアには杖でグリグリと頭を押さえられ、椅子に座りなおされた。


「Get in the way. You Do the caretaker and the housework」


 早口かつ若干長めの英語に、まったく意味を察することができなかった。

 グリグリされた頭を押さえてオレリアを見上げていると、レオナルドが通訳してくれる。


「邪魔になるから、留守番と家事を任せる、ってさ」







 籠を背負って出かけていく二人を見送り、私はというと一人で家に残された。

 家事をすればいい、とのことだったので、とりあえずはそれに従うしかないだろう。

 そもそも、幼女の身ではできることが少ないし、手足も短い。

 大人と行動を共にするには無理があるのだ。

 邪魔になると言ったオレリアの言葉は正しい。


 ……お洗濯でもする? あ、でもオレリアさんの服はどこにあるか判らないや。聞いとけば良かった。


 そもそも感染の疑いあり、な私たちの物とは一緒に洗わない方が良いのだろうか。

 そうも考えて、まずは昨日脱いだはずの私たちが着てきた服を探したのだが、どこにも見つからない。


 ……レオナルドさんの服、なんで風呂釜の中にあるの?


 家の外まで探してようやく見つけた着替えに、首を傾げる。

 適当に脱いだだけでは、こんな所に服があるはずはない。

 ということは、意図してここに置いてあるのだろう。


 ……あ、奥に私の靴がある。


 不審に思って覗き込んだ風呂釜の奥に、燃え残ったのか黒く煤こげた小さな靴があった。


 ……つまり、感染源が付いているかもしれないから、焼却処分ってことか。


 ということは、レオナルドの服は今夜あたり風呂釜の火にくべられるのだろう。

 さすがに鎧や籠手ガントレットは燃やすことができないと思うのだが、そのあたりはオレリアが消毒でもするのかもしれない。


 結局、洗濯すべき服がなかったので、洗濯はできなかった。

 その代わりに、貯蔵庫の中を調べなおし、レオナルドが見つけ出した調味料の把握に努める。

 凝ったものは作れないが、前世では女子の端くれとして本を見ながら料理を作ったこともある。

 何か本を見なくても適当に作れるものがあるかもしれない。


 ……生パスタはすごく簡単だった気がする。たしか、小麦粉一カップと卵一つで一人前。


 分量に自信はないが、間違っていたとしても小麦粉は後から足せばよい。

 とにかく卵と小麦粉だったはずだ。

 なんとかなるだろう。


 記憶を頼りに自信が無いながらもホワイトソースを作り、野菜スープを投入する。

 見た目はシチューが出来たのだが、味は実に微妙だった。

 薄味で、昨夜のオレリアの異世界スープと大差がない。


 ……シチューのルー、プリーズ! 市販のシチューって、なんであんなに美味しかったの? 何が入ってたの!?


 塩が足りないのかな? とは思ったが、適量が判らないので追加はしづらい。

 こんなことなら前世でもう少し料理をしておくべきだった、と今さら悔やんでも遅すぎた。


 冷静になってみればシチューパスタという謎の夕食が出来上がっていた。

 毎食固いパンと肉と野菜スープになるのは避けたい、という抵抗だったのだが、これはこれで微妙だろう。

 おとなしく野菜スープのヘビロテを受け入れた方が良かったかもしれない。


 ……いや、これはスープパスタだよ。うん、スープパスタ。ちょっと味薄いけど、素人がうろ覚えで作ったものだし、今後改善していく、ってことで!


 夕方になって帰ってきたレオナルドたちは、多少首を傾げながらスープパスタ(シチューパスタにあらず)を食べていた。

 あまり美味しくできなくてごめんなさい、と指摘される前に自首したら、レオナルドはチーズでも入れてみたら塩味が足されるんじゃないか? と言いながらオレリアを指差す。

 オレリアがどうかしたのか? とこっそり見てみたら、すぐ横に置いてある赤い調味料を投入することなく無言でシチューモドキを食べていた。


 ……オレリアさんには丁度良かったのかな……?


 夕食の片づけを終えると、オレリアは麻袋に入れた何かを木槌でガンガンと殴っていた。

 レオナルドの姿が見えなかったので聞いてみると、木槌で外を示される。


 ……外か、脇屋? オレリアさん、しゃべれるんじゃないの?


 外に出てみるとレオナルドの姿は見えなかった。

 ならば脇屋にいるのか、と移動してみると、机に向かって何か書いている姿を見つける。

 なんだろう? と近づいたら、子どもはそろそろ寝なさい、とベッドに押し込められた。







 夜が明けると、オレリアとレオナルドは今日も出かけるようだった。

 朝食を早々に喉の奥へと押し込み、出かける準備を始める。

 オレリアは背負い籠をレオナルドに持たせ、私には薬研やげんという取っ手のついた車輪のような道具を出してくれた。


 ……あ、これ見たことある。漢方薬局のテレビCMでおじいさんがゴリゴリやってたやつ。


 テレビでしか見たことのなかった道具の登場に、しげしげと薬研を眺めていると、オレリアは薬研の使い方を身振りで私に教え、昨夜木槌で叩いていた麻袋を差し出してきた。

 袋の中を覗くと、なにやら大小様々な黒い砂粒が入っている。


「これ、ヤゲンで、粉にする?」


 薬研と袋を見比べて、オレリアに確認をとると、オレリアはコクリと頷いた。


 ……やっぱりオレリアさん言葉解ってるよ。


 少なくとも、聞き取りができることは確実だ。

 何故か忘れたということにしているみたいだったが。


「ティナ、そろそろ食料を運びに誰か来ると思うから、黒騎士が来たら手紙を渡しておいてくれ」


「わかった」


 昨夜書いていた手紙を受け取り、なんとなく宛名を確認する。

 読めはしないのだが、誰かの名前がかかれているらしい文字列が並んでいた。


 出かけていく二人を見送ると、昨日の失敗を踏まえて本人に出してもらったオレリアの服と私たちの服を洗う。

 これも確認したのだが、感染の疑いアリな私たちと洗濯物を分けて行う必要はないらしい。

 オレリアの使っている石鹸には殺菌作用があるのだ、とレオナルドが説明してくれた。


 洗濯が終わると、暇に任せて薬研で砂を粉に変える。

 どんどん変える。

 地味な作業だが、少しずつ砂が粉に変わっていくのはなかなか達成感があって楽しい。

 幼女の腕力では結構力が必要になったが、体重を入れて押すと順調に砂が粉になる。

 そろそろ疲れた、と顔をあげると、室内はすでに赤らんでいた。


「え? もう夕方!? 夕ご飯、なにも作ってないよ!?」


 慌てて貯蔵庫に駆け込もうと外に出ると、レオナルドたちの姿が遠くに見える。

 レオナルドが手を振っているので、気づかない振りをして貯蔵庫に駆け込むのはやめた方が良いだろう。

 ここは素直に夕飯の準備ができていないことを詫びて、愛嬌でも振りまいておくことにする。


 素直に夕飯が出来ていないことを告げると、特に怒られることはなかった。

 幼女の体ではどうしても力が足りず、三人分の食事を作ろうと思えばそれなりの時間が必要になる。

 レオナルドたちもそれを理解しているので、多少の失敗は許された。

 結局今夜の食事はレオナルドが作ることになり、その手伝いをしようと貯蔵庫へと向かう背中を追いかけようとして、オレリアにつかまる。

 なんだろう? と見上げると、難しい顔をして一言。


「今日の仕事は?」


 一瞬何を言われたのか解らなかった。

 けれど、すぐにオレリアの言っている意味がわかって、薬研と粉になったものを移した入れ物の元へとオレリアの手を引く。


 ……ってか、やっぱりオレリアさんしゃべれるんじゃん? なんでしゃべったり、しゃべらなかったりするの?


 しげしげと粉を検分するオレリアに、少々居心地が悪い。

 力が無いので、渡された麻袋の中身全てを粉にすることはできていない。

 ノルマを達成できていない、と怒られるのだろうか? と身構えていたのだが、オレリアは無言で粉を別の入れ物へと移し始めた。


「……全部、粉、できてない。ごめんなさい」


「この量を粉にするのは、私でも一日じゃできないよ。ちゃんと粉になっているし、子どもにやらせたにしては上出来だ」


 ポンっと頭に手が載せられて、驚いて顔をあげる。

 オレリアは相変わらず難しい顔をしているのだが、少しだけ笑っているようにも見えた。


 本日の成果を確認すると、オレリアに追い立てられて台所のレオナルドの手伝いに回る。

 今日は騎士が来なかったので手紙は渡せていない、とレオナルドに一日の報告をすると、またしても野菜スープが出来上がった。

 エンドレス野菜スープである。

 誰かが違う味付けを開発しない限り、永遠に出てくるメニューであろう。


 出来上がった夕食をテーブルに運ぶと、テーブルの上ではオレリアが網に何かの葉を一枚一枚丁寧に並べていた。

 スープ皿を持って戸惑う私に気が付くと、オレリアはそれを綺麗に片付ける。

 空いたテーブルに食事を並べ、昨夜より遅くなってしまった夕食を食べた。

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