ボクは辺境伯家から8歳で追放されるようです。でもボクは可愛いスライム達と一緒に領地を助けて行くことにします

第62話新しい仲間はゴスロリ少女？

何を言ってるんだこのゴスロリ少女は？

だいたいライム達の完璧擬態は普通の人間にはばれないのに、セリフが自分が人間じゃないと言ってるし、何なのこの高慢な態度！

とりあえず無視してやろう

「…………」

ボクは無視して横を通り抜ける

「ちょっと待つのじゃ！このあたいが仲間になる言ってるのじゃ！仲間にするのじゃ！」

「…………」

てくてく

「ちょっと！待つのじゃ！」

「………」

てくてく

「待って！話を聞くのじゃ！」

「………」

てくてく

「うわーーーん！ごめんなさい！待ってほしいのじゃ」

ボン！

やっぱスライムかぁ…しかも黒い

ﾋﾟｷ『ライム達わかってたの』

ﾋﾟｷ『ミルム時々会ってたの、少し変わった子なの』

なるほどね、でもミルムも相当だけどね

しかし人間に擬態できるって凄いね、それにあの服装もこの世界にないだろうし、女神様が絡んでるの間違いないね

はぁーー

この子もかなり個性強そう…

『わかったよ、話を聞いてあげるから泣きやんで！』

するとまたゴスロリ少女に戻り態度を変える

「最初から素直に聞けばいいのじゃ！」

再び高慢な態度になるゴスロリスライム

こいつ！

「もういい！せっかく話を聞こうと思ったけど、その態度じゃね… 」

ボクは再び歩きだすと、ゴスロリ少女がボクに泣きながらすがりつく

「ごめんなさいなの、許してなの女神様に見せてもらった映像が人間の男の子はこの姿と話し方が好きそうだったのじゃ」

はぁーー！何て間違った映像を見せるのですか女神様あー

「わかったから泣くのやめて！ちゃんと話を聞くから、それと話し方何とかならないの？」

「あたいこのしゃべり方でずっと練習してたから無理じゃ」

はぁーー

「わかった、それでいいよ、で話しって何？仲間になるって事？いいよ入れて上げても」

「仕方ないのじゃ、このあたいが仲間に… 契約してあげてもいいのじゃ」

こいつ…

今度の仲間はこんな感じなのか…

はぁーー

もういいや無駄な抵抗やめ

「はいお願いします。ボクと契約を結んでください」

ゴスロリスライムは、ボクの前に立ち両手を胸の前で組み偉そうにふんぞり返る

「じゃ契約するから魔法陣に乗ってね」

ゴスロリスライムがそのまま魔法陣に進むのをライムが止める

ﾋﾟｷ『待つの、擬態解かないと契約できないの』

ゴスロリスライムは慌てて元の姿に戻り契約の魔法陣に乗る

黒いスライムって闇の玉に見えるなぁ… なんか不思議な感じ…

『じゃ始めるよ』

『我は女神グランシア様より命を受しスライムマスターレイ我に従いしスライムよ契約の言葉を････』

『δηαα』

ﾊﾟｧｰｰﾝ

『よし♪』

ﾋﾟｷー

スライムを中心に赤い魔法陣が浮かび上がり光輝く

「スライムに名をあなたはポルム」

ピカーーーー

ﾋﾟｷ『マスター会いに来てあげたのじゃ』

こいつ！

『ポルムよろしくね』

ﾋﾟｷ『あたいが仲間になったんだからもう少し丁寧に言いいなさい』

ムカッ！

『じゃいいや！ボクがマスターなのにそこまでできない！他の子もいるから、ポルム契約解除するからそのままでいて！』

『ｸﾞｽｯ… びぇーーん ごめんなの許してなの びぇーーん』

めんどくせぇーー

なんなのもぉー

『わかったから泣かないの、ポルムはああいうしゃべり方になるんだよね』

ﾋﾟｷ『なのぉー許してなの ｸﾞｽｯ』

こいつミルム達よりめんどくさいかも…

『わかったから、他の子達共仲良くするんだよ』

ﾋﾟｷ『わかった。してあげるの』

あくまで上からの態度…

『ライム達もよろしくね』

ﾋﾟｷ『ライム何も言わないの、ただマスターの事悪く言う許さないの、お仕置きするの』

ライムありがと…

ﾋﾟｷ『わ・わかったわ、よろしくライム』

ﾋﾟｷ『パルムも同じマスター一番大切悪く言うゆるさないの』

パルムまで… 嬉しい

ﾋﾟｷ『わかったわ、よろしくです。パルム』

ﾋﾟｷ『エルム言葉とかどうでもいいの、マスター一番大切、悪く言うの絶対ダメ！お仕置きするの』

うぅ… エルムまで…

ﾋﾟｷ『わかったです。よろしくです。エルム』

ﾋﾟｷ『ポルムよく聞く！ミルム達の一番大切マスターだから、絶対守るの！これ守れないなら仲間じゃないの、ミルム認めないの』

ぅう… ミルムまで、嬉しいよぉー

ﾋﾟｷ『わかりました。ミルムさん皆さんよろしくお願いしますポルムも一番大切はマスターです。』

おお！凄い言葉づかいが変わった！

シュワン

おおゴスロリに変わった。

「ミレイみんなの了解とったのじゃ文句言わせないのじゃ」

こいつ人間に変わると高慢な態度変わらないのか…まぁいいか

「それでポルムお願いあるんだ、ポルムのステータス見せてくれる、ライム達も見せてくれたから」

うわー態度がでかくなった…

「何であたいの秘密を教えないといけないわけ？嫌なのじゃ！」

こいつ…

我慢我慢

「知っておくといろいろ役に立つしさ、お願いします。」

「嫌よ！あたいの秘密は教えないのじゃ！」

めんどくせぇー

ﾋﾟｷ『ポルムマスターに教えて！』

「わかりました。教えます」

おい！ボクはマスターだぞ！なんなのこの子

「これがあたいの能力じゃ！」

【名前　ポルム 】

種族　ホールスライム（妖精族レア種） (1／10000）　ランクF

♀　1100歳

LV.1/20(1/1500 )

HP 3/3

MP 300/300

ATP 3/3

DFP 3/3

AGI 3/3

INT 3/3

スキル 吸収LV.3　分解LV.3　消化LV.3 錬成LV.3 抽出LV.3　爆弾魔法LV.5 発酵魔法LV.5 罠生成LV.5 隷属魔法LV.5 生活魔法LV.3　収納LV.3　眷属召喚LV.6　言語理解LV.5 擬態LV.9 　人化LV.9　破壊EX　気配遮断EX　状態異常無効EX　不死休眠EX

レイの眷属

え？この子人間になってるの人化なんだ、擬態とどう違うんだろう…

スキルもいろいろあるなぁー

爆弾、発酵、罠ってどれも初めて見るスキルだけど、破壊ってのが一番ヤバそう…

でもこの子早くレベル上げしないと、使えない、後この子をどう加えるか…

このまま人化してもらって姉妹で冒険者として行動するのが一番かな

「ポルム今から町に向かうから、そこで冒険者としてポルムは登録して貰うから」

「仕方ないわね、いいわあたいも冒険者に興味あったから登録してあげるのじゃ」

あくまで上から目線ですか…

「よろしくポルム」