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さて、彼女を護衛したり滝に打たれたり仲良く遊んだりした冬休みも終わり、いよいよ新学期が始まりました。学期最初のイベントと言えばそう、テストです。
今回も騎手さんや鬼小島さんや佐々木さんと図書館で勉強を教えあうのですがその前に私は寄るところがありました。先生に三学期のクラス委員に立候補する旨を伝える為に教室や職員室にいくのです。そして伝え終えたら、またいつものように図書館に向かいます。
こうして猛勉強をして成績を中の上に上げたのも束の間、さらに嬉しい知らせが帰りのホームルームにて明かされました。そう、三学期のクラス委員に無投票で当選したのです。
しかし彼女は成績を上げても、クラス委員になっても、こちらを向くどころか少しうつむいた顔をしています。
天は彼女に七難八苦を与えたのでしょうか?だとしたら許せません。
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