1-3章『Ver1.08』くだらない結末。それが、それこそが。

設定集(読まなくてもOK)

小説家になろう様では後書きに書いていたものを纏めています。特に読む必要はないはずです。多分。


RE社

アメリカのパワードスーツ最大手。工業用のパワードスーツを製造販売している。だが最近軍事系のメーカーを買収して何やら大きいものを作ろうとしているらしい! なんてやっていたら海の向こうからとんでもない攻撃を喰らったオレンジ被害者の会その1です。本来はAP市場独占できるはずだったのに変なオレンジがいるせいで……。



因みに『HAO』内で撮ったスクリーンショットは映っている人間の同意があればアップロード自由で

運営も情報共有を推奨しているため、オレンジ文書のアップロードは規約上何の問題もありません。運営はそもそもこんな不親切ゲーを情報共有無しでクリアできると思っていないので。


『洪鱗現象』

破滅の原因というよりはその結果起きた現象の一つ。酸素濃度の大幅低下、それに伴う生物の大量絶滅は大きな被害をもたらした。因みに酸素濃度は通常21%、10%以下になると人間は死亡しますがゲーム内の大気は3%しかありません。


『UYK38式始原分裂体』

■■■■■■は■■■■■■■■■の■■■■により討伐されました。あなたの階級ではこれ以上の情報は開示することが出来ません。


RE社大阪支部

銃刀法の関係上武器屋として機能し始めたのは世界破滅後。独占は崩壊したものの高い技術力で軍事面に大きな影響を与えた。あとブラックリスト制を採用しており社内に備え付けられたカメラに対象が映るとすぐに追い出せるシステムとなっている。


燃焼兵器

真面目な話をすると没設定。というのもガソリンを空気の酸素で燃焼させるにはリットル単位の気体が必要だからです。(密度の関係上) そうなると発射時にまず銃身が開いて酸素を取り込む→閉じて発射という仕組みになってしまいます。明らかに早打ちに向いていないため没となりましたが名前だけは残った形ですね。いずれどこかで出したいものです。(出しました)


『融合型Apollyon』

機械獣を編んで作られた。もっと別の形にした方がいいという話もあったが操縦の際に脳とリンクしやすいという理由で人型のままとなっている。動きは機械獣同様大きさの割に異常に機敏である。当時開発されていた機体は全6体であったが全て2055年に破壊されている。


ヒニル

ゴシップ系とかではなく自分で制裁まで下しちゃう系配信者。自称正義だけど実態は……。ターゲットをしっかり女子供のみに定める辺り賢さが垣間見えるが今回は焦りもあり一番ダメな奴を選んでしまった。オレンジ被害者(?)その2。



《社長》

あまりにも強いジョブ。

①破滅後まで会社が残っていなければならない

②社員がプレイヤーを知っていなければならない(顔が違うと証明が大変なことになる)

という縛りがあったりもします。その他に《課長》など類似のジョブも存在するが若干弱体化したものになります。因みにこの現象は他の会社でも起きているためアプデのシステムと絡めて色々悪さが始まるのですがそれはもう少し先の話。あとこのジョブを得る為に日本に進出→重要人物が赴任、とどんどん旧大阪市が魔境になるという効果もありますね。


『機械獣と武装』

機械獣は特定の道具や設備を取り込むことが出来る。もっとも話題になったのはレタス工場を取り込み背中に大量のレタス型結晶を生やす亀型の機械獣であった。まあそんな非戦闘用のものもあれば戦車やライフルを取り込み強化してしまう機械獣も多数存在する。そのため機械獣もランク分けされているのだがそれはまたの機会に説明します。


『戦闘バランス』

AP>第三世代獣人>能力者>改造人間>旧人(パワードスーツ)

上記のバランスは対機械獣についてであるが、やはり金がかかるだけありAPは強力である。紅葉が無料にしてくれているから良いもののまともにやれば一年は金策をし続けなければ修理できなかったと思われる。


因みにこのバランス、改造人間とパワードスーツはその機械獣に有効な装備をあとから追加できるという応用性については考慮されていない。


『スペースイグニッション社』

被害者その2。イギリスの宇宙開発における大企業。マイナス質量関連の技術を秘匿していたのだが……哀れ。


『基底崩壊』

超能力の定式化・共有を目的としたプロジェクトが存在した。しかし2030年の地震にて新たな虚重原子が発生したことにより様々な能力の不発化、変質が発生した。この際に起きた現象をまとめて『基底崩壊』と呼称している。


『アプデによる装備更新』

その状態の世界に存在しえないものである場合に限りアップデートされる。例えばオレンジの所有する初期APはVer1.06段階では2055年の作戦に参加しているがVer1.07(オレンジ恐慌後)ではそもそも生産されていない。しかし今回の場合、他地域はVer1.07と変化がないためパワードスーツもAPも同様に生産されている。そのため装備の更新は起こらなかった。


月の『UYK』

生まれの原因のせいで人間に対して極めて敵対的である。■■の『UYK』も同様の傾向があるが彼ほどではない。その怒りは生誕と共にかつて日本とイギリスとよばれていた二つの人工惑星に向けられた。機械獣と同じく生命としての特性と機械としての性能を兼ね備えている。



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