2024年11月14日 00:00 編集済
3.なぜ太宰治は「人間失格」を書いたのかへの応援コメント
「人間失格」は中学か高校の頃、父の蔵書をひっぱりだして来て読みました。 憶えているつもりでけっこう、忘れているところもありますが、それほどわかりにくいとは思わず、なかばまで感情移入したり共感できました。 主人公が堕ちてゆく様は、ドストエフスキーの「罪と罰」にちかいように思います。ラスコーリニコフにはソーニャという救いがありましたが……。 太宰がわかりにくといわれることがあるのが意外です。「人間失格」だけ読んでイメージが決められてしまうせいかもしれません。彼の他の作品に関しては、むしろわかりやすく親しみやすい文章ではないでしょうか。 ただ、テーマがみえにくいとはいえるかもしれません。 『太宰は、彼が「人間失格」で語った内容が本気であると証明するために自ら命を絶ったのだ。』 そうであるかもしれないしそうでないかもしれませんが、この部分が印象的でした。
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3.なぜ太宰治は「人間失格」を書いたのかへの応援コメント
「人間失格」は中学か高校の頃、父の蔵書をひっぱりだして来て読みました。
憶えているつもりでけっこう、忘れているところもありますが、それほどわかりにくいとは思わず、なかばまで感情移入したり共感できました。
主人公が堕ちてゆく様は、ドストエフスキーの「罪と罰」にちかいように思います。ラスコーリニコフにはソーニャという救いがありましたが……。
太宰がわかりにくといわれることがあるのが意外です。「人間失格」だけ読んでイメージが決められてしまうせいかもしれません。彼の他の作品に関しては、むしろわかりやすく親しみやすい文章ではないでしょうか。
ただ、テーマがみえにくいとはいえるかもしれません。
『太宰は、彼が「人間失格」で語った内容が本気であると証明するために自ら命を絶ったのだ。』
そうであるかもしれないしそうでないかもしれませんが、この部分が印象的でした。