MYストーリー

SYストーリー

MYストーリー

みんなさんは、夢を持っていますか?自分の夢を否定されたことはありますか?

このストーリーは、周りの大人に否定されながらも、夢に向かって頑張る少年を描いたノンフィクションストーリー。


俺の名前はSYストーリー。俺には、「小説家になりたい!!」という夢がある。

それは小学4年生の時、テレビでスポーツアニメを見ていた時だ。

「わぁー、やっぱりこのスポーツアニメはおもしろいな〜。俺もこんなストーリーを書きたいな〜。」


俺は早速、親のパソコンで小説を書き始めた。 

俺が最初に書いた小説は、『サッカー選手を目指して』というスポーツ小説だった。

(おー、どんどんストーリーが思い浮かんでくる。)

俺は、どんどんストーリーを書いていった・・・。


「よし、完成!!早速、母さんに見せよ!」

俺は、わくわくしながら、母さんに小説を見せにいった。

「母さん。」

「なーに?」

「小説を書いてみたんだけど読んでくれない?」

俺は、母さんに小説を手渡した。母さんは、読んでくれた。

(すごい!って言ってくれるかな?)

俺は、わくわくしながら待っていた・・・。


「この小説って、本当にSYストーリーが書いたの?!スゴイじゃない!!」

「そうでしょ。」

俺は、褒められて照れた。そのことが嬉しくて、俺は小説をどんどん書いていった・・・。


小学6年生の時に書いた小説が、『人生大逆転』という非行少年をテーマにしたヒューマンドラマ小説だった。


俺は早速、母さんにわくわくしながら見せに行った。その小説を読んだ母さんは、俺に問いかけてきた。

「ねぇ、SYストーリー。」

「なーに?」

「小説家になりたい!とかって思ってないでしょね。」

「今のところは、なりたいって思ってるけど、なんで?」

「小説家になりたいだなんてやめなさい!上手くやっていけるという保証もないし、安定しない職業よ!それより、安定してる医者になりなさい!それか看護師でもいいわ。」

(俺は、ただ読んでもらって、前みたいに喜んでもらいたかっただけなのに・・・。)

俺の心は傷ついた。


「なんで?!俺の夢を否定するんだよ!!」

「別に否定はしてないわよ。ただ、小説家というのは、売れないとお金も得ることできない、安定しない職業なのよ!」

父さんにも読んでもらったけど、母さんと同じことを言われ、小説家になる夢も「ダメだ!」と否定された。

「もういいよ!!」

俺は、怒って自分の部屋に行った。


(なんでだよ!なんで・・・、子どものなりたい夢を否定するんだよ!!別に夢を持つことは良いことだろ?!悪いことではないだろ?!)

俺は、落ち込んで1人、部屋で泣いていた。

「そうだ!明日、学校で先生にも見せよ。」

先生なら、きっと褒めてくれると楽しみしながら、明日がくるのを待った。


ー次の日ー

俺は、わくわくしながら学校に向かった。放課後、女の先生に小説を見せにいった。

「先生、小説を書いてみたんですが、読んでみてもらえますか?」

「SYストーリー君が書いたの?ぜひ読んでみたいな〜。」

「はい、どうぞ!!」

先生は、どんどん読んでくれていった。

「どうですか?将来は小説家になりたいと思っているんです。」

「まぁ、おもしろいんだけど、小説家にはなれないかな・・・。」

「どうしてですか?!」

「まず、誤字とかが多すぎだし、話がアバウト過ぎるんだよね〜。それに・・・。」

先生は、散々ダメ出しした後、母さんや父さんと同じように、「職業が安定してないから・・・」と否定された。

「それよりも、SYストーリー君は、もっと勉強を頑張りなさい!」

「はーい、分かりました。」

俺は、教室を後にした。

(なんでみんな、俺の夢を否定するのかな?小説家になるのって、そんなにダメなことなのかな?)

それ以来、俺は小説を書くのをやめた。


時は過ぎ、俺は中学3年生になった。

ある日の放課後、先生に呼ばれ問いかけられた。

「SYストーリーは、夢とかってあるの?」

俺は迷ったが、この男の先生はとても優しくて、話しやすかった。

(この先生なら・・・。)

俺は、思い切って自分の夢を言った。


「俺の夢は、小説家になることです!」

「めちゃいい夢じゃないか?!」

「よかったら、小学6年の時に書いた小説を読んでくれますか?」

俺は、『人生大逆転』というヒューマンドラマを見せた。実は、もっといろんな人に読んでほしくて、ずっと鞄の中に入れて持ち歩いてたのだ。先生は、どんどん読み進めていった・・・。


「スゴイじゃないか?!SYストーリーなら、きっと小説家になれると思うよ!」

「本当ですか?!ありがとうございます!!」

「頑張れよ!」

「はい、ありがとうございます!!」

俺は、教室を後にした。


そのことが嬉しくて俺は早速、再び家で小説を書き始めることにした。その時に書いたのが、『クリスマスプレゼント爆弾事件』だった。

今、エブリスタで公開されている『神探偵渡辺貴寛プロフェッショナル』の元になったミステリー小説である。


ー1週間後ー

「よーし!やっと完成したぞ!明日が楽しみだな〜。」

俺は、わくわくしながら眠った。

次の日の放課後、先生に見せに行った。

「先生!!完成したので読んでください!」

先生は、どんどん読んで言った。

「やっぱ、SYストーリーの小説はおもしろい!」

俺は、久しぶりに褒められて嬉しかった。

「SYストーリー、いろんなところに応募してみたら?」

「それはいいですね!」

俺は、やっと気づいた。

(なんで、今まで小説を応募しなかったんだろう?)

「ありがとうございます!」

俺は教室を後にした。


家に着くと早速、ネットで小説応募と検索した。すると、『カクヨム』という小説投稿サイトが出てきた。最初は怖かったけど、ここで登録して投稿しなければ、「何も変わらない!」と思った。勇気を振り絞って、登録して投稿した。


まず、初めに投稿したのが『人生大逆転』というヒューマンドラマだった。

でも、2週間経っても読んでくれる人はいたが、思うようにPVもスターも伸びなかった。

その後も、『神探偵渡辺貴寛プロフェッショナル』というミステリー小説を投稿したが、あんまり伸びなかった・・・。その後も、コロナをテーマにしたヒューマンドラマ小説を投稿したが伸びなかった・・・。


小説は伸びないまま、俺は中学校を卒業した。春休みの間、もっといろんな小説投稿サイトを探していていた。そして、『エブリスタ』という小説投稿サイトを見つけた。そこでも、『カクヨム』で投稿している小説と新しく書いた小説を投稿した。

すると、『カクヨム』とは違い、PVやスターがどんどん伸びっていた・・・。今ではスターが100個超えている小説もある。


その影響で、今では両親も俺のことを応援している。

そのおかげで、今日も「小説家なりたい!!」という夢に向かって、高校に行きながら、『エブリスタ』と『カクヨム』で小説を投稿している・・・・。


        ーENDー


〜メッセージ〜

みんなさんも、それぞれ夢があると思います。

周りには、その夢を応援する人もいるが、否定する人もいると思います。

でも、それは親や先生の人生ではなく、あなた自身の人生です。

周りの意見を聞くのも大切ですが、あなた自身の人生なので、あなたが描く理想のストーリーを創っていってください。

これからもお互い、それぞれの描く理想の夢に向かって頑張りましょう!!

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