ハクソー・リッジ
真実の物語とテロップが出る映画は第二次世界大戦の沖縄戦を描いたもので、その迫力に満ちた映像やサウンドは恰もその戦地に居るかの錯覚すら与えてくれ、思わず息を潜めたくなるほどだ。ただし、凄まじい激戦と評価される本作の焦点は別のところにある。それが多くの人命を救い名誉勲章が与えられたデズモンド・ドスで彼は良心的兵役拒否者で入隊。それから衛生兵として驚くべき行動で見ている者を驚愕させるわけだが、そこに至るまでの過程は視聴する側としても辛いものがある。痩せ男で見るからに弱そうなデスを演じるのはアンドリュー・ガーフィールド。規則に従わない様は見ていて時にイラッとさせたりもするが、言うなればこれが彼の信念なのだろう。その為、当然除隊という路線なのかと思いきや、この辺りの流れも本作の面白いところかもしれない。視聴は二度目となるが、正直なところ今回の方がより楽しめた印象がある。生々しい銃撃戦。対戦相手が日本ということで見ている方としても実に複雑だ。(2016,アメリカ、オーストラリア)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます