第33話 召喚魔法使いと黒猫耳の美少女ありさ

「え・・?また償還魔法やめておいた方がいいじゃない」女戦士リアラは言う


「だって僕 先祖代々償還魔法使いなんですよ」言い張るデイアル


「魔法使いとしての腕は悪くないだから こだわらくていいじゃないの

それにまた しくじって異界の人間を償還して保護者(?)とか怒らせたり 

先日みたいに 大暴れするリバイアサンとか炎竜よびだされても

こっちが困るだけど・・」リアラ


「大丈夫です!!多分」デイアル


「まあ、今 ちょっと怪我人続出で困ってるけどな・・・

 人手がなあ  司祭も倒れるし なにせ 戦場だし」戦士アリト


「ですよねええ」嬉しそうなデイアル

 

一応の大義名分が出来て本当にうれしいらしい

魔法陣を描き 呪文を唱える

ボン!!出現したのは・・・


裸の美少女・・黒猫耳付き

「あ・・!!!アリサちゃん?異界の美少女の一人」


「・・ひ・・デ・・デイアルさん

私 温泉に入っていて・・き・・きゃあああ!!!」


「ぼ・・僕 ちゃんと異界の人間は除くって呪文に織り込んだのに!!」


「いや 私 少し魔法の心得あるけど

異界の人間って・・「除く」の分の言葉を言い忘れてわよ おバカ・デイアル」


リアラはアリサに毛布を着せて デイアルを睨む


「う・・くすん 裸見られた・・あうあう」泣くアリサ


「すいません 御免なさい!!」デイアル

「どうすんの~デイアル? 惨殺確実ね あきらめなさい」リアラ


「泣ないでください可愛い綺麗な猫耳のお嬢さん 街に行ったら

好きな物をおごります・・お洋服ももちろんプレゼントします」


赤くなり さり気にラブ・コールしてる戦士アリト

一目惚れ(?)らしい


「あ・・有難うございます

・・うんんとスライムの蜂蜜漬け食べたいです

モンスター料理も好きです」アリサ 食いしん坊なので遠慮はない!


そして・・実は彼女は 10代で すでに人妻である 相手はアジェンダ・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る