第21話 恋するにやんこな魔法使い 森の花畑

フウルの森・・


三人の人間が楽しそうに森のお花畑でお弁当を広げて

楽しそうにお茶会している


「本当にお世話になったね イリン・エイルさん うふ」


「君の案内で無事に植物採集も 動物のデータや遺伝子サンプルも取れたよ

モンスターが出た時の 君のあの魔法の技は凄かった!」

金髪でちょっと耳が尖ったのほほん能天気な青年レーヴが 緑茶をすすりながら微笑む


「そんな、お役に立てて幸いです 博士! ファリさん

ファリさんの剣の技も レーヴさんの銃も素晴らしかったです」イリン・エイル


「ファリさんのレーザーソードに剣技! すごくカッコいいですね」

白い猫耳と尻尾の少女が笑う 魔法使いのエイル


「だからレーヴでいいよ この蜂蜜漬けのスライム美味しいね」

今度は甘いオレンジ炭酸水も口に含みつつのレーヴ


「ふふ 剣の技か・・有難う」ファリ 


「今回の俺の仕事はレーヴの護衛だから・・ふふ」


「それにしてもエイルちゃんは とてもしっかりしてて 関心するよ

妹のリリーシュもアリサちゃんも 皆、スライムの蜂蜜漬けは好きだから 

酔っ払い天使の酒場で購入して土産に持って帰らないとな」

ファリと呼ばれた青年 あさ黒い肌に長めの黒髪を束てる 青い瞳のイケメン


何故か 好きだという 小さな保温装置に入れてきたご飯と魔法瓶で

イケメンな‥ファリは サケ茶漬けを食べてる


さり気にファリを見るイリン・エイルの視線は熱い・・


とってもカッコいいなファリさん うふふ

レーヴさんも ちょっと天然だけど 可愛いし 素敵かな うふ


・・・でもでも やっぱりファリさん

恋人とかいるのかな~?


「近い異界だというから 

是非とも植物採集にと思って 無理を言って連れて来てもらったよ

此処まで連れて来てくれた黒猫のアシャちゃんには感謝だね」


「異界の生き物にも興味あるからね  まあ植物学者の性かな

それに動物学も博士号を持っててね うん」レーヴ


「レーヴさんの専門はどれなんですか?」エイル


「メインは植物だけど 惑星開発の仕事の為でもあるんだ

ファリの故郷の砂の惑星の食用植物を改良して 収穫を上げたりしてた」レーヴ


「レーヴは化学系の分も 機械も得意だ 

 連邦という組織の一員だから なんでも屋かな 医療以外は大体かと思う」ファリ

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