第4話 お後が よろしい ようで・・ふっ

「実は・・

丁度 別の場所に亀裂が出来て 私は修復してたのですが

そうしたら こちらのアーシュ様とアリサお母さまの足元に亀裂が

表れ 二人とも 落ちてしまったようです


しかもかなり遠い場所みたいで 見つかりません」


「なんだと!!」

「ええ!!」 「そんな!」


「帰還する 急ぐぞ」血相を変えアーシュが言う


「あのアーシュ様・・」にやんこな子供たちは心配そうだ

「大丈夫 必ず見つけて助けるから」頭をなでるアーシュ


義勇兵達の方に振り返って言う


「食事のお誘い感謝する しかし 緊急事態が発生した

すまんが 失礼する 有難う感謝する」


「いえ お気をつけて」

フッツと姿が消える


エイルが残り にこりと笑い

「これ 僕が作ったクッキー あげるね うふ じゃあ」

そしてエイルも姿を消す


「行っちゃったね」「ああ、本音を言えばスカウトしかった!」

「無理だよ 間違いなく」

・・・そして うっかり エイルの呪われたクッキーを食べてしまった

義勇兵の皆さまは 二つ月もトイレで暮らしたという

ご愁傷様です うふ

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