暗黒の黒猫にやん

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 びっくりモードな にやんこな子供達

「ひいいん!!怖いよお」「誰か助けてええにゃん」

猫耳としっぽ付きの小さな女の子や男の子たちが泣いてる


「・・だ、大丈夫だよ 魔法の王様たちや 暗黒の女王さまか暗黒の王様が

きっと助けてくれるよ それまで頑張ろうね」

一番 年上のにやんこな子供が言う


子供たちの服装はこの地の者達と違う・・ちょうど明治時代の欧州の衣装

しゃべる言葉も違う


この子供たちは異世界から落ちてきたのだ


世界中の空や地面に黒い穴や亀裂が突然 表れて 彼らを飲み込んだ

彼らは にやんこ王国という世界から来た


そこは魔法もあり 初期のTVやら写真機やら 最近やっと初期の車とか

機関車がある世界で 戦は200年前に終って以来 平和で豊かで

にやんこな人達はのほほん!のんびりと暮らしていた


古代の時代は 違う人種がいて 2千年もの激しい動乱の時代があったりして

彼らは すごく魔法の力が強く 長寿で美しい姿で成長を止めていて

羽のある人種だった 彼らの王達・・魔法の王達はすざまじい魔法の力をもっていた


その人種とにやんこな人達が交わり ちょっとだけ魔法の力を得た


彼らが疫病で絶えた後は 普通の人たちやにやんこな人達の時代となった

今もなお 霊体となった その古代の人々は神として降臨して

人々をひそかに災いから守っていた


そんな魔法の王達を超える 絶代な暗黒の力を持つ者が現れた


戦乱の時代を作り出した 狂った神


古代の人々を不幸にした 呪われた神が蘇りそうになった時に 

魔法の王達と協力して 災悪から人々を守ってくれた


暗黒の力を持つ たった二人の暗黒の黒猫な にやんこな人

それが暗黒の女王アシャと暗黒の王アラシャである

世界の守護者


「でも ここどこだろうね~?」

「きゃああ!!死体がたくさんあるよおお!!」


「古代の戦士とか魔法使いが着ていそうな鎧をつけてるね」

どぎまぎしながら 子供たちは言う


「お前たち!!そこで何してる!

ここは戦場だ! こんなところでうろついて死にたいのか」

戦士姿の大男が怒鳴りつける


「兵士たちの中には 戦で儲けようと入り込んだ

ろくでなしも多いよん  それに盗賊団もね

あんた達 人買いに攫われても知らないよん うふふ」

女の魔法使いが言う


「あたい達は 義勇兵だよ どうしたの?」

「あの、僕らは違う世界から 来ました

異世界人です ここはどこですか?」

「ここはグレイ城の近く 俺たちは

グラン同盟の者たちだ 先ほども言ったがここは戦場

モンスターも出るし 盗賊団もいる

来た場所が悪かったな で・・帰れるのか?」


「僕らだけじゃ 無理です

でも 魔法の王さまや暗黒の黒猫様たちが

助けに来てくれたら帰れます」


「魔法の王様たちは 時空を飛べる力があります

とても魔法の力が強い方々です


暗黒の黒猫さまたちは 僕らの種族の中から突然 出現しました

二人だけの 異種です

二人は 魔法の王さま達より 魔法の力が強いです」


「へええ 時空を飛ぶ? すごいじゃん!戦力としてすごく欲しいけどね

まあ 彼らには あたしらの事情は関係ないか」


「ほら 食べるかい? パンに飲み物だ

とりあえず ここは危険だし あたいらは 

本部に一時 帰還中だから そこなら安全だし ひとまずそこにいるといいね」


「あの有難うございます!!」

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