ガイスト×オルガナンス
フェノン♬
第1話 日常は戦場に
「…とても
<ガイスト×オルガナンス>
聞いた事もないゲームの名前だった。説明を見てみると、どうやら武器とカードを
<ゲームに勝って、願いを叶えよう!>
「そんな
でも、これがもしも本当だったら…。
この
僕は面白半分にこのゲームをインストールする事にした。
「まずは名前かー。名前が
名前を入力すると、武器の選択画面に
「
そうするとゲームのホーム画面に移動した。ゲームのマスコットキャラが<ランクマッチ>のボタンを指差している。
「よし、やるか。」
ランクマッチのボタンをタップすると、
「そこまで行けって…ことなのか?」
色々と
「あれ…同じ学校の?」
スマホから音が鳴る。
そこには<ゲームスタート!>の文字があった。
それと同時に後ろにドサッと何かが落ちる音がする。振り向くとそこには…先程選んだ刀が落ちていた。
「は…?なんで?」
戸惑う僕を他所に狐面の男はナイフを持って
「うぉぉぉぉ!?」
着ていた服がちょっとだけ切れていた。どうやら相手のナイフは本物のようだった。こちらの刀も
「待て!落ち着け!」
狐面の男に必死に叫ぶがそれを無視して攻撃してくる。今の所なんとか
「やるしかないって事か…。」
人殺しをするのはゴメンだ。でも、今の状況を
ナイフで刺そうとしてくる相手の動きをよく見る…そして刀を振った。相手のナイフが
「チッ…。」
狐面の男が少しだけ呟いた。どこかで聞いたことある様な気もする声だ。そして、狐面の男はスマホを取り出すと、指を上にフリックした。すると、ナイフは相手の片手に戻っていく。そしてもう一度フリックすると、後ろや横が土の壁に
「は?何で…?」
ナイフの
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