第12話 日本で生まれた超絶現実主義・マキャヴェリズム政党

第三次山本権兵衛内閣が成立した翌年の1926年ある、政党ができた。政党の名前は「日本新生民主党」、現実主義、マキャヴェリズム、立憲民主制、汚職不正絶対粛清、国民管理社会、愛国主義と色々と詰め込んだ政党が成立した。


日本新生民主党は国民に政治に興味を持たせる為に日本新生民主党員自ら国民と話し、不満を聞き、それを帝国議会で提出する、これを何回も行い国民からの支持を集めていった。




政党名 日本新生民主党




代表(党首)尾崎行雄




副代表(副党首)松岡洋右




成立年 1926年1月5日




本部所在地 東京都(大正の大改革で東京都が成立)




衆議院議席数 600中400




貴族院議席数(新生民主党派)300中200(貴族議員は政党に入るのを禁止されているため、同じ考えの貴族議員を集めて、味方にする)(実力主義になったため貴族が300に超えても、増やすことはなく、実力がある貴族が貴族院議員となった)(何故600と300かと言うと大正の大改革で600まで、300までと決まったことと、国民の中から政治家をやりたいけど色々と周辺が強すぎて入れない立候補者の為に100議席をできたばかりの政党(結党から5年以上はだめ)、無所属の立候補者(当選した後の政党入りは次の選挙は小選挙区制、比例代表制になるだけ)に配ったから)この制度を「新人候補者応援選挙制」と呼ばれた。(無所属が2回続けると強制的に政党に入れさせる)(中選挙区制は廃止)




政治的思想・立場 中道右派、現実主義、マキャヴェリズム、立憲民主制、汚職不正絶対粛清、国民管理社会、愛国主義、現実的経済主義、社会民主主義、ナショナリズム




機関紙 新民新聞




政党交付金 3億5000万円(円の価値が上がり戦後日本並みの価値になっている)




スローガン 国民の為の政治




党歌 海行かば(準国歌)




1929年総選挙で立憲政友党に大勝し、尾崎行雄内閣が成立、社会主義的な政策も出しながら、資本主義的な政策も出し、対立関係の社会主義と資本主義のいいとこ取りを行い、国民から多くの支持を受けた。(イデオロギー反復横跳び)




この尾崎行雄内閣を支えたのは元老といった最強の政治家と多くの若い政治家、若い官僚によって支えられた。


(汚職政治家と汚職官僚を徹底的に粛清していたため、若い政治家と若い官僚が実力によりどんどん上に目指して出世していったため老害政治家や老害官僚はどんどん粛清されていった)(汚職や不正を防ぐ独立組織(天皇陛下が代表を取る)「国家風紀委員会」が成立した)




日本新生民主党は日本共産党を批判し、政権を取った直後に帝国国防軍を出動させ、逮捕、軒並み即刻処刑された。


そして日本新生民主党政権は憲法の一部の追加を行い、憲法に「国体変革を行う政党は禁止」と明文化させ、日本共産党を禁止にした。(社会主義穏健派の政党「日本民主労働党」は国体変革を目標とせず、「日本を労働者にとっていい国にしよう!」と目標としているため、強制解党されず、日本で唯一の社会主義政党になる)(日本新生民主党も社会主義的だが部分的なところが社会主義なだけで、日本新生民主党は現実主義的社会民主主義を掲げていた)




日本の帝国議会で議席を取ってる政党(カッコは正式には使っていないから)




与党(保守であり革新である)日本新生民主党(中道右派)




野党(保守派)(日本)立憲政友党(中道右派)(旧与党)


  (保守派)(日本)立憲民政党(中道)


  (保守派)(日本)立憲養正會(右派)


  (保守派)(日本)国民同盟党(右派)


  (革新派)日本民主労働党(中道左派)


  (革新派)日本革新民主党(中道左派)


  (革新派)日本国民民政党(左派)


  (革新派)日本革新進歩党(左派)




 略称 新生民主党→新民党 立憲政友党→立政党 


    立憲民政党→立民党 立憲養正會→立養會


    国民同盟党→国同党 民主労働党→民労党


    革新民主党→革民党 国民民政党→国民党


    革新進歩党→革進党




議席数 「新民党 衆400、貴200」「立政党 衆50、貴20」「立民党 衆50、貴20」「民労党 衆70、貴0」「立養會 衆10、貴30」「国同党 衆0、貴30」「革民党 衆5、貴0」「革進党 衆5、貴0」「国民党 衆10、貴0」




国民同盟は国家社会主義の浸透と世界情勢が複雑怪奇になった影響で1928年に成立した。(4年早い結党)

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