第6話 この世界の日本の歴史1
この世界の日本は史実の日本よりマシな世界で、この世界でマトモな国である(軍隊がキチガイであることは変わりないが)
1909年10月26日のハルビン駅で安重根が銃を伊藤博文に撃とうとしたが、伊藤博文が自前で持っていた銃で安重根を射殺、伊藤博文は史実では暗殺されたが、この世界では安重根が伊藤博文に返り討ちされて死んでしまった。
このおかげ(?)で伊藤博文は日本政府に対して「大韓帝国は併合しない!」と言うと、これに日本政府は「わかったから、大韓帝国は併合しない!」と伊藤博文にいい、史実では朝鮮に使われたお金は東北に使われていった。(これによって東北は史実より良い暮らしと工業化が進んだ)
1910年8月29日は大韓帝国が併合された年だが、今回は伊藤博文のおかげで併合されず、大韓帝国は20年延長して存続した。(これにより大韓帝国の国民は大韓帝国政府の腐敗にうんざりし、満洲や日本に移住していった。)(日本に移住した韓国人は韓国文化と韓国語(瓦解した言語だが)を捨て去り、日本文化と日本語を受容、日本人としての帰化を強めた。)(満洲に移住した韓国人は資金を大韓帝国から持ち込んで、土地を買い、農園を建設、漢民族を多く雇った。)
(大韓帝国は多くの国民が海外に移住したことにより経済はどんどん悪くなっていった。)
1912年7月30日に明治天皇が崩御、これにより皇太子嘉仁親王が大正天皇として即位のした。
1914年 第一次世界大戦が発生、日本はイギリスから助けを求められるまで戦争による特需で経済力と工業力を上げる。
1915年 この年では対華21カ条要求が史実では行われるのだが、第一次世界大戦の戦争特需で日本が凄いことになってた為、大陸の関心が薄れ、国民の間では「大陸に進出する必要性はないんじゃないのか?」と呼ばれており、その影響で日本政府は対華21カ条要求を要求しなかった。
1916年 イギリスから助けを求められて、第一次世界大戦に参戦、フランス領インドシナに侵攻した。
1919年 戦争が終結。
1920年 ロンドンのバッキンガム宮殿で講和条約が話し合われて、日本は賠償金とフランス領インドシナを獲得した。
(あと戦争の特需で経済力と工業力が史実より上がった)
1923年 日本が中国から海南島を購入、日本は海南島を大規模な軍港とした。
日本はシベリアに出兵、ウラジオストクを首都する、「シベリア共和国」を建国させたが、ロマノフ皇帝一家がシベリア共和国に亡命したため、日本はシベリア共和国に「ロマノフ王朝を君主とする国家を再建国せよ!」と命令して、シベリア共和国は国名を「ロシア第ニ帝国」へ変更した。(勿論のことこの国は大日本帝国の影響の置かれた国家)
関東大震災が起きたが伊藤博文と原敬のリーダーシップと東条英機の大胆な行動で、史実より死者数は大幅に減った。
1924年 原敬と伊藤博文が憲法を改正させて、軍部の暴走を阻止(具体的には軍隊の統帥権は天皇陛下だが内閣総理大臣に統帥権を委任させる事、軍部大臣現役武官制を廃止して文官しかできないようにしたり(それをすると軍事に詳しくない人が大臣になる可能性がある為、陸軍省と海軍省を合併して「国防省」を成立させて国防大臣の下に陸軍長官と海軍長官、空軍長官(空軍は陸海軍から集めて新設)を置いた。)
あと軍部の監視と天皇陛下の護りとして、「近衛隊」を組織、この組織だけは内閣総理大臣の上に天皇陛下をトップとした。)(色々あるがそれはここでは言わない)
あと保険といった福祉も政府は制度を作った(本当この制度はなかったんだが革新派の議員と穏健派の社会主義者が「福祉をやれば国民は安心して仕事ができる!」と発言して、それに原敬と伊藤博文は、「それを行うと国民はどう安心できるのか?」と発言して、話し合いが行われた。そして結果は作ることが決定した。(具体的には1922年に成立していた健康保険法の改正によってできる国民健康保険法と国民年金法の成立、そして生活保護法である。もっとあるんだがあとは現在の日本の福祉の法律とほぼそっくりなのでここでは言わない。現在の日本では国民健康保険税があるんだがこの世界の日本では全部を政府が負担。その分ちょっとだが税金が上がる。国民年金に関しては国民からちょっとだが税金を上げる。生活保護制度に関しては外国人は生活保護をできない)
(この頃に子供を増やすとどんどん税金が下がる法律が成立、人口が大爆発した)
経済の発展も行うため、財閥や企業を相互に監視し合う組織、「日本経済連合」ができる。これができると何が起きるかと言うと、不正を行うと連帯責任で日本経済連合の加盟企業が日本政府から大規模な不正調査を行う為で、(不正調査の間は経済活動ができなくなるから)これにより多くの企業は他の企業が不正をしてないか監視し合うことになる。あと加盟に関しては全企業の加盟が義務である。
環境に関しても公害を防ぐ為に「環境省」が設立した。(これに関しては汚染された水や汚い空気を出していたから関東大震災が起きたんだと神様が怒っていると噂が流れていった為国民からの不安をどうにかする為、設立が決定した)
労働に関しても法律が制定された。労働基準法、労働関係調整法、労働組合法の労働三法が成立。
選挙に関しても改革を行い「男女平等」を行い、男女普通選挙法が成立、18歳以上の男女を対象とした。
政治に関しても改革を行い、25歳以上の人が衆議院議員になるものを改革、年齢を18歳に下げさせた。
内務省と大蔵省を解体(統合と解体を行った)
あとこの憲法と法律の改正後、原敬内閣は総辞職、後任に山本権兵衛が内閣総理大臣に就任し、史実では起こらなかった第三次山本内閣が成立した。(この改革は「大正の大改革」と呼ばれた)
第三次山本権兵衛内閣
内閣総理大臣 山本権兵衛 元海軍軍人(元老になることが確定)
財務大臣・副総理 高橋是清
外務大臣・環境大臣 原敬 (元老になることが確定)
総務大臣 若槻禮次郎
国土交通大臣 鈴木貫太郎
文部科学大臣 斎藤実
経済産業大臣・農林水産大臣 岸信介
厚生労働大臣 濱口雄幸
法務大臣 鳩山一郎
国防大臣 東郷 平八郎 元海軍軍人 元帥(元老になることが確定)
国家公安大臣 伊藤博文 現元老
大日本帝国国防陸軍に関して
ドイツ帝国陸軍との交流などで機械化が進む。
(ドイツの兵器のライセンスをしたりなど)
乃木希典が明治天皇から現在の昭和天皇を支えてくれと言ったため、乃木希典は御年76歳(1924年当時)乃木希典は今も帝国国防陸軍軍人として、国防陸軍の過激派の撲滅に奮闘した。(これにより陸軍の暴走を軽減させる)
大日本帝国国防海軍に関して
史実では計画されて中止された八八艦隊の建艦計画は史実と違いながら、作ることが決定した。だが内容は史実とは全然違くて、大艦巨砲主義みたいに戦艦マシマシじゃなくて、空母を6隻、戦艦2隻の、航空主兵論を基軸とした計画がされて、史実の大艦巨砲主義みたいに極端なことは起きなかった。(国防省ができて海軍の影響力が減ったことと、ドイツ帝国海軍とイギリス王立海軍の交流で戦艦が時代遅れになると確信した海軍軍人が航空主兵論を押したことが要因)
(何故計画が決定して、建艦するかと言うと、史実より金がウハウハあったから)
大日本帝国国防空軍に関して
陸軍から石原莞爾、海軍から今年卒業したばかりの源田実がやってきた。その後帝国国防空軍には陸軍と海軍の革新派を中心にやってきたのだった。(何故か帝国国防空軍は陸軍と海軍の喧嘩を仲裁する存在になることになる)
1931年の日本の国力と諸々の説明
帝都 東京
国家元首 昭和天皇
首相 尾崎行雄(政権交代で山本内閣は総辞職)
政体 権威民主主義(立憲君主制)
経済状態 好景気
国民感情 天皇陛下万歳(/・ω・)/
民族 大和民族、アイヌ民族(その後アイヌ民族は同化で失くなる、後の民族も)、琉球民族、朝鮮民族、香港民族、ユダヤ系の人々(世界各地のユダヤ人が日本に集合)
言語 日本語(大日本帝国国内)英語(大日本帝国の日本人と海外からの外国人、日本国籍を持つ帰化した日本人の皆が言語の違いでわからないの防ぐ共通言語)
宗教 神道、仏教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など
(宗教は個人の自由)(押し付けは禁止)←やったら弾圧
人口 1億1000万人(急激な人口爆発)
人口の内訳 (日本と台湾などが人口爆発している)
日本人9000万人、アイヌ人と台湾人、海南人(海南島の中国の人々)香港人、琉球人、白人(合わせて)1000万人(日本人としての教育を行っているのでほとんどは同化される)
ユダヤ人500万人(全員日本国籍取得)(大日本帝国政府がユダヤ人に樺太の移住を支援すると、宣言すると多くのユダヤ人が流れ込んできて一時大変な事態にまでなったが、政府の努力で混乱を治めた)(ユダヤ人も日本人としての教育を行っているのでほとんどは同化される)
朝鮮人 500万人(多くの朝鮮人は満洲に移住途中のため現在進行形で人口が減っている)
常備軍 100万人(現在軍隊の近代化を行っている)
限界動員数 300万人
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