「高速ばぁば」(ホラー)
今回は、初の邦画の紹介となります。
ちなみに、私は洋画のホラーは平気なんですが、邦画のホラー……所謂ジャパニーズホラーがメチャクチャ苦手です。
理由は「怖い」から。
洋画ホラーは現実味がないからフィクションとして観れるんですが、邦画ホラーは身近に感じられる分、怖いんですよね。
あと、洋画は基本的にカラッとしてるというか、なんか邦画はじとーって感じというか。
まあ、それはいいや。
「高速ばぁば」(2012 日本 71分)
監督、脚本 内藤瑛亮
出演 未来穂香、北山詩織、後藤郁
アイドルグループ「ジャージガール」のメンバー、アヤネ、ナナミ、マユコは、かって老人ホームだった廃墟にロケで訪れる。
それから、この3人に不可解な現象が次々と起こり、高速移動する謎の老婆「高速ばぁば」に襲われる。
この映画、ストーリーが「高速ばぁば」という謎のジャパニーズモンスターに襲われる恐怖よりも、主人公のアイドル3人によるグループ内での陰湿な嫌がらせ、足の引っ張り合いがメインとなっており、そっちの方が怖いよ!!
一応、カサブタがボロボロと剥がれたり、髪の毛がゴッソリ抜けたりと、嫌悪感を感じるようなホラー演出はありますが、アイドルグループ内の陰湿な内輪揉めの方が怖くなっており、やっぱり、本当に怖いのは人間なんだなーと感じる作品でした。
あと、タイトルになっている「高速ばぁば」が、そんなに高速じゃなかった……。
とにかく、ホラー要素とか、アイドルのドロドロした人間関係とかよりも、なにより速さが足りない。
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