ピボット(方向転換)の模索

第1話 サーガが好きなんだけれども、いざ書いてみると……

 僕はサーガが好きである(僕の言うサーガは、ある特定の世界観に従った連作のこと)。


 近時のラノベで言うと、大森藤ノ先生のダンまち、ソード・オラトリア、ファミリアクロニクルなど、同一のダンジョン世界の異なるファミリアの一連のストーリー。

 近現代文学の枠では、中上健次先生の「路地」と「路地の消失」をテーマにした一連の作品。


 ということで、自分でも書いてみようとここ数年取り組んでいるのだが、いざ書いてみると、整合的なストーリー展開を図ることがどうにも難しく失敗してしまっている。

 ここでは、まともなサーガを書けるように自作サーガの創作改善の試みを(不定期に)書いていきたた。

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