35・特殊被害詐欺と、存在しない殺人事件

 とある郵便局員が俺が殺人をしたと中傷した。

 で、県警が本格的な捜査に乗り出した。



 実際は、俺名義で、郵便局員の立場を利用して作った、郵便局の口座、そんな感じの口座を利用して、特殊被害詐欺をしていたのがばれそうになったので、俺に罪を着せるために、そう言っただけだった。



 で、近所の大きな公園を警視庁を含めたお巡りさん様が総動員して、凶器や遺体を捜したりして、かなり大事になった。



 しかし、そもそもそんな殺人事件事態ないのだからなにも発見できない。



 で、俺の所に来て、色々問い詰めたが、全て論破。

 で、俺に全て見抜かれて、

 しまいには、

「犯人じゃないけど、犯人で良いだろ!」

 とまで言い出す始末。



 結局、その殺人事件は、俺の狂言という扱いになった。

 キモオタが構ってほしさに嘘を吐いた。

 こいつは目立ちたがり屋で人を殺したと嘘をついたのだ。

 やはりこういうヤツは犯罪の常習犯なのだ。



 ちなみに、郵便局員の特殊被害詐欺の犯人も俺と言うことになった。

 口座とかから証拠が中川欣也だという証拠も発見されたが、全部俺のトリックと言うことになった。

 トリックの具体的な説明は一切なし。

 ただ一言、忌々しげに、トリックだろで終わり。


 その後、郵便局員はその後も、特殊被害詐欺を続けているが、全部俺のせいにされている。



 そんな感じ。


 お巡りさん様マジで頭弱すぎだろ。

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