異世界童貞 サイドストーリー
KJHOUSE
EP1 サルタヒコノカミ
僕の名前は大座間直人(オオザマ・ナオト)19歳。
異世界ユーラシアの大陸西部で冒険者をしている。。。。転生者だ。
元の世界では17歳の高校生だったが、増水で川に流された子供を助けようとして死んでしまった。
死んで成仏しようという時に「サルタヒコノカミ」という神様が出てきて、契約を結ぶなら新しい世界へ連れていくと言ったのだ。
元の世界に特に未練は無かったので、サルタヒコの言う通り異世界へ連れて行ってもらう事にしたのだ。
サルタヒコは旅の神様で、便利な能力を授けてくれて、生活に困る事は無いだろうと言い残した。
契約とは「異世界でサルタヒコの名前を広め、信仰を集める」というものだった。
サルタヒコの名を知り、崇める者が増えるほど、サルタヒコの力が増すのだそうだ。しかし、元の世界では、聞いたことがあるような気もするが、確かに超有名な神様では無い気がした。異世界でも名を広めれば、そちらへ顕現し、力を行使出来るのだとか。
で、最初は超チートな能力を与えるとか言っていたけど、超チートな能力は1つしか授けれないと言うのだ。どんなに超チートな能力でも、それ一つで渡っていけるほど人生簡単では無いだろう。そう思い、超チートな能力を辞退し、その分便利な能力にしてほしいと頼んだのだ。
超チートな能力をSS級としたら、S、A、B、C、Dとランクを下げていくと、
日常で使うちょっとした魔法や、下級の攻撃魔法なんかなら、1000個分くらの価値があるのだとか。
なので、超チートな能力1つを辞退し、普通の魔法1000個分を希望したところ、
「魔法習得に必要なSPを1000くれる」という事になった。
下級魔法なら1Pt。中級魔法なら3~5Ptで1つの魔法を習得出来る。
それで、欲しい魔法を選んで習得しなさいという、ずいぶんと羽振りの良い話だった。
それで、最初は「火を出す。」「水を出す」「電気を出す」「風を出す」などの各属性を全て取得し、最低限応用に必要な魔法属性も取得した。魔法の習得はイメージに合わせて魔法名と効力をイメージする事で初期設定し保存する形だ。
飲み水魔法「ドリンク」手洗い魔法「ハンドウォッシュ」毛穴すっきり洗顔魔法「スキンケア」
水魔法と熱魔法の併用魔法で「シャワー」
火を付ける魔法「チャッカ」焚火魔法「ファイア」まる焼き魔法「フレイム」火加減充分「ウェルダン」
電気でしびれる魔法「ショック」泳いでる魚もイチコロの「デンキウナギ」
風で扇ぐ魔法「エアファン」涼しく快適な魔法「クーラー」
空間収納魔法は最大拡張のLv6で、東京ドームくらいの荷物が入れられる。
ユニットバスにお湯を入れればいつでも快適なお風呂に入れる。
無音、隠蔽結界魔法で快適に寝られる空間を用意し、フカフカのベッドも用意。
衣服も魔法で洗った後はふわふわ仕上げの乾燥魔法「ランドリー」でいつも清潔。
洗浄魔法の「シャンプー」と乾風魔法「ドライヤー」で髪の毛もサラサラ仕上げ。
攻撃魔法の威力は大した事はないけど、便利な魔法の数々で、異世界での生活はとても快適だった。
SPも800近く残っているので、困ったらそれに対応する魔法を取得すればいいのだ。
ウクライナの森から南西に80km
「ニーレジハーザ」
ここを拠点に冒険をしている。この世界へ転生して既に約2年。僕は19歳になっていた。
2年間の冒険者生活で、既にLvは85を超え、Cランク冒険者になっていた。
しかし、SPは約800を残したまま、新しい魔法は取得せず、手持ちの魔法だけで充分乗り切ってきた。戦闘ではあまり前に出される事も無いし、、、
今日も、事前に予約されていたBランクの冒険者パーティに雇われて、探索へと向かっていた。
ヒト族女戦士のアドラ。エルフ族のアーチャーエレオノーラ。ワーラビットの魔法使いヴィオラとゾフィアの双子。女性4人の一党だ。
「いやあ、ナオト殿。本当によく来てくれた。歓迎するよ」
女戦士のアドラは上機嫌だ。身長は190cmくらいで僕よりずいぶん大きい。
その身体で全力で抱きしめてくれた。Bランク冒険者の戦士だ、骨が砕けるかと思った。
ワーラビットのヴィオラとゾフィアは頬を摺り寄せて来る。
エルフ族のエレオノーラは無言のまま握手をした。
女性の冒険者一党では、遠出する際に食料や戦力よりも重大な問題が「洗濯やお風呂」なのだ。一週間もダンジョンに入れば、服は汚れ、臭いもとんでもない事になる。水魔法を使える魔法使いは、攻撃は回復、サポート以外にも、飲み水や洗濯、お風呂など様々な魔法を必要とされるため、戦闘では節約を余儀なくされる。
食事の際に火を使ったり、寝る時の結界などは高価な魔道具に頼る事になる。
そうなれば経費もかさむ。かといって人数を増やせば冒険の取り分も減り財政は厳しい。
直人一人が居れば、荷物持ち、結界、日常生活は全般的に任せられる。
直人+戦闘員・回復要員が居ればパーティは成立するのだ。
結界魔法だけでなく探知魔法、囮魔法などでサポートも出来るし、戦闘もいざとなればそこそここなせる。こんなに便利な仲間はなかなか居ない。
「一度パーティに同行すると、その快適さゆえ、手放せない、正に禁呪のような存在」と、女性冒険者の間で評判となり、パーティを組みたいという予約が殺到し、既に順番待ちの状態なのだ。
当然、女性ばかりのパーティに毎回誘われ、ムフフな夜が来ないわけがない。
疲れたパーティを癒す「ヒーリング」の魔法の数々で、マッサージ、ヘッドスパなどもこなし、女性陣が喜ばないわけがない。
【ダンジョン探索3日目】
中層階を越え、パーティとしても初めての下層階への進出。これまでとは雰囲気も変わって来た。
ワーラビットの双子、ヴィオラとゾフィアは、種族特性で敵の感知能力が高く、息のあった回復と攻撃魔法で敵をかく乱する。
遠距離からエルフのエレオノーラが弓で敵をけん制・分断し、戦士のアドラが前面の敵から順番に倒していく手順だ。
ヴィオラ「躓き、挫き、転がり倒せ・・・土魔法【ウェイブロック】」
魔法を唱えると、敵の足元の土が不規則に沈んだりせりあがったりして敵を転ばせた。
ゾフィア「倒錯、交錯、眩く照らせ、【スプラッシュライト】」
今度はゾフィアが魔法を唱えると、敵の周りに薄く張られた水幕を光が乱反射し、敵を困惑させる。
トカゲ型の魔獣の群れに襲われ、途端に苦戦を強いられ、戦士のアドラ以外が敵に囲まれてピンチ!と思った瞬間、あっという間の連携魔法で10数匹いたトカゲ型の魔獣たちは、囲みを突破され、アドラが次々に倒していく。
数匹が倒され、逃げ出そうと背を向けたトカゲを、次々にエレオノーラの矢が撃ち抜いていく
正確無比な矢は、時折その進路を変え、動き回るトカゲを逃さず突き刺さった。
矢を射るエレオノーラの後ろ姿は、神々しいほど美しかった。
機敏な動きが重要だといい、衣服は軽装で、ホットパンツの様に足の付け根までを露わにした衣装は、その綺麗な腰回りと臀部の形をくっきりと見せている。
(綺麗なくびれだな・・・)
戦闘中にも関わらず、ナオトはそんな事を考えていた。
エレオノーラに見惚れていると、こんどはアドラが「どこ見てんだい!」と叫びながらナオトの方へ駆け寄って来る。
フランシスカという切れ味の鋭い片手斧の二刀流で、舞うように美しく戦う。
手もとでそのフランシスカをぶんぶんと回転させ、その遠心力を最大限に活かしたまま交差して振りぬく・・・
その瞬間、ナオトの真後ろに近寄っていたトカゲが真っ二つに切り裂かれた。
アドラ「クレイリザードだね。。。さすがに下層階の入り口ともなると、こんなのがうようよ涌いてくるね」
アドラはそう言うと、両手の斧を自分の収納魔法に入れた。
「もう大丈夫そうだね。。。ゾフィ、ヴィオラ、探知頼むよ」
アドラがそう言うと、ゾフィアとヴィオラが周囲の探知を始める。
この階層は通路も広く、直線的ではないため、天井にも気を配りながら、周囲を探知し続ける必要があった。
そろそろ時間的には夜だ。広い場所を見つけて、結界を用意しなければならない。
ダンジョンの魔獣は魔族ではないので、核を持たない。ただ、中層、下層階ともなれば出て来るモンスターはすべてが貴重な素材だ。皮も、肉も、爪も牙も全て売り物になる。あとは持ち運びと保管、保存状態次第だ。
「肉は食べるとして、、牙と爪は全部残っているものは回収しよう。」
そう言って10匹ほどのクレイリザードのドロップ品を回収し、結界を用意した。
「ナオトは本当に助かるよ。私らの収納魔法はLv2止まりだから、あんまりたくさん敵倒しても持って帰れないし、、、、もったいないからね。」
アドラはここでも機嫌が良い。
薄紫の挑発は、戦闘中は邪魔なので束ねているが、髪を降ろすと彫刻のように美しい顔と相まって、まるで神話に出て来る女神のようでもあった。
(みんな綺麗だな・・・)
ワーラビットの双子も、ヒト族とは随分違うがとてもチャーミングだ。抱き枕にしたい感じの・・・
火を焚き、料理を作る間、お風呂を用意し、衣類を洗濯する。着替えも収納魔法に入れてあるので、清潔だ。順番にドライヤーで髪を乾かす。料理の得意なゾフィアがスープを作っている。
「エレオノーラはエルフだから肉は食べないんだよね?食事はどうするの?」
ナオトが尋ねると、収納魔法から自分の食料を取り出した。
エレオノーラ「私は、、、これ」
そう言って見せてくれたのは、色んな種類の葉っぱやドングリ、花の蜜や、ウクライナの森に群生する「タージュ」という樹木の木片だった。
「これは、、、木?木片を食べるのかい?」
ナオトは尋ねた。
ゾフィア「知らないの?タージュはワーラビットも大好物な【木のクッキー】だよ」
ヴィオラ「とっても美味しいのよ。ワーラビットも人参以外で大好物と言えばタージュさ」
ゾフィアとヴィオラが教えてくれた。
エレオノーラがスッとタージュを差し出した
「貰っていいの?」
ナオトがそう言うと、エレオノーラは小さく頷いた。
アドラ「エレオノーラがタージュを差し出すとは、、、随分気に入ったようじゃないか。」
アドラはエレオノーラの顔を覗き込む。エレオノーラは下を向いて顔を隠してしまった。どんな表情をしているのだろう・・・
アドラ「と、こ、ろ、で、、、ナオト君」
アドラがナオトの方を見ながらにっこりと笑った。
アドラ「さっきリザードに囲まれた時、どこを見てたのかな・・・・・・」
そう言ってアドラはエレオノーラの方をチラッと見る。
ナオトがエレオノーラのお尻に見惚れていた時のことだ・・・
「えっ、いた。どこって、そりゃ敵を・・・」
アドラ「嘘だね。エレオノーラのお尻を、、、見てただろ」
そう言ってアドラはナオトにピッタリとくっついてくる。
アドラ「確かにエレオノーラの尻は、女のアタシから見ても魅力的さ。アタシが男なら放っておかない。で・も、、、、アタシの胸もそれなりに魅力的だと思うんだよね。」
そう言ってアドラは胸を押し付けてくる。Gカップ、、、いや、もっとあるかも。
高身長も相まって、アドラはとても足が長く、その割に小ぶりなお尻、引き締まった腿やお腹を見ると、しなやかな豹のように美しい肢体だ。しかし、そのおっぱいだけは、同じ身体に収まっているとは思えないほどに柔らかそうで、ゆさゆさと揺れて存在感を放っている。
「確かに、、、すっごく、、、魅力的・・・です。」
ナオトが素直に答えると、アドラは嬉しそうに照れた。
アドラ「昨日も一昨日もなぁんにもしなかったからね・・・。アタシはもう我慢できないよ。」
そう言ってあどらはさらに密着してきた。
アドラ「あの至福のマッサージとふかふかのベッド。うっかり眠ってしまったけど、今日はすんなり寝たりしないからね」
そう言って、アドラはナオトをベッドへ放り投げて飛び込んで来る
キングサイズのベッドにアドラとナオトの身体がずっしりと沈みこんだ・・・
いつの間にか服を全て脱ぎ捨てたアドラは、ナオトを両手で目いっぱい抱きしめながらキスをしてきた。
肉食系なのかな・・・・そう思いながらアドラのキスを受けいれる。
押し付けられる巨大な乳房が二人の密着を隔てる。
(なんて大きさだ・・・)
初めての巨大なおっぱいを両手で撫で、掴み、揉み、触り、その感触と重量感を味わう。
両方のおっぱいに顔をうずめると、完全に窒息しそうな勢いだ。
窒息しそうな乳挟みから顔をどけると、またアドラがキスを求めて来る・・・
そうしてもみ合っていると、何やら両足が持ち上げられ、ふわふわした感触に包まれた。
(なんだこれ・・・?)
見てみると、右足と左足それぞれが、ヴィオラとゾフィアに捕まっている。
右足をゾフィア、左足をヴィオラが体全体で包むようにしてしがみついている。
(小さいふわふわに足を突っ込んだみたいだ)
ヴィオラとゾフィアは身長は130cmほどで、小柄だ。
お尻をこちらへ向けたまま、脚の上にまたがって、右足と左足の親指をそれぞれがペロペロと舐めて来る。
(うわ、、、、wくすぐったい)
しかし、その小さな真っ白いお尻が揺ら揺らと揺れているのを眺めていたら、次第に少しずつ気持ちよくなっていった。
アドラが自分の身体を重ねて、騎乗位の姿勢になってナオトのものを迎えようとした瞬間。。。
パクッ
予想とは違う感触に包まれた。
アドラが驚いて脇へよけると、そこにはエレオノーラの顔があった。
エレオノーラは無言のままナオトのモノを全力で咥えて前後に顔を動かした。
(びっくりした・・・)
エルフ族の女性と夜を共にするのは初めてではない。
しかし、エルフ族の女性はオーラル行為が好きではないという印象があった。
どちらかというと淡泊、、、というか、流れに身を任せるタイプが多く、基本的に受け身だ。なので、エレオノーラの行動には少々驚いた。
アドラはそこをエレオノーラに譲り、ナオトの頭の上部に正座する形で、膝枕にした。
さかさまに見上げるアドラの顔がゆっくり近づいてきて、またキスをした。
柔らかい感触がおでこから頭頂部を刺激する。アドラの顔から目が逸らせない。
しかし、その間もずっとヴィオラとゾフィア、それにエレオノーラは黙々としゃぶりついている。
ナオトは絶倫では無かった。
しかし、4人の女性にこうして誘われたら、満足させることなく自分だけ先に果てるわけにはいかないというプライドもあった。
肉体強化魔法「キントレ」
気力充実魔法「リゲイン」「リポD」の重ね掛け
感覚強化魔法「セブンセンシズ」
誘惑淫蕩魔法「テンプテーション」
ここへ来るまで、マナは温存していた。
マナは十分残っている、明日以降も大丈夫だ。ここは節約するわけにはいかない!
そう思い、出し惜しみなしで魔法を使った。
「2年間、様々な種族と経験をし、修得した絶技を見せてやる」
これは魔法ではない。技術だ!
どうにかこうにか4人を満足させることが出来たが、ナオトも体力を使い果たし、そのまま倒れるように眠りについた。。。。
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