妖怪解説

・妖怪

 物語中では、妖鬼、妖魔、もののけとも云う。

 人や動物とは違う、異形の生き物。


蜘蛛鬼くもおに

 メタボリック体型のわりに、腕と脚は細く長い。 

 両腕両脚を広げて蜘蛛のように歩くが、成体となると二本足でも歩く。


怨魔閻羅おんまえんら

 神か妖魔か、触手を持ち、霧を操る謎の生命体。各務が使役する。


以津真天いつまでん

 妖鳥。いつまで、とも。

 人の死骸を長期間放置すると現れ、イツマデ、イツマデと鳴く。今のところ、鳴く声が不気味なだけで、無害。


陰摩羅鬼おんもらき

 人面の妖鳥。人の屍の気から生じると云われる。


土蜘蛛つちぐも

 蜘蛛の身体に人面を持った妖怪。蜘蛛鬼とは別種。


灼昂しゃっこう

 信太の森に棲んでいた、白い狐。金色の眼と三本の尾をもつ妖狐。二本足で歩き、手は人の手のように指が長い。


殃狗おうく

 獅子のような姿の妖魔。劇中に登場する個体は三毛模様をしている。あぐりによって雷音らいおんと名付けられる。


・オノゴロ

 アマソラノマホシヒコによって形作られた思念体。マホシヒコたちは神と呼ぶが、果心居士は神ではないという。はたして?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る