第7話  四天王 不動のハシビロコウさん


元々、1階の婦人服売り場でしたが、

四天王二人との関係がよろしくなく、

カマキリ店長が2階に新たなブランド服売り場を作ったら、そこに羽ばたいて来たそうです(うわさです)


カールした髪をなびかせて、シルクのブラウスを着て、売り場に佇んでいます。


「猫野さん、ちょっと」と呼ばれたのでそばまで行ったら、「ここにゴミが落ちているわ拾っていただける?」

と自分のハイヒールの横にあるゴミを指差したのです。


売り場から一歩も動かず、辺りを見渡し「あそこのポスターがはがれているわ」

とか、

「そのPOP古いから新しいのに作り変えて」などと皆に指示を出しています


2階の売り場の従業員はこう思っているそうです。


『元いた巣に戻って下さい…』と。


好感度0% 今のところ 

たまには自らお手本を見せて下さい



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