司書兼異世界案内人の渡瀬さん

水無月

プロローグ

『国立中央図書館』

日本でNo.1の蔵書数を誇り、今年開館100周年を迎える歴史ある図書館だ。


 その図書館の一階、北側奥の使われていない倉庫。さらにその奥に古びたエレベーターがある。埃をかぶり錆び付いたそのエレベーター。

 

 現在その存在を知るものは誰もいない。

 

 ただ一人、彼女を除いてはーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る