どうしようもない話し

まや

プロローグ

【プロローグ】


「あーあ、もう死んじゃったのー?つまんないのー」

私は、そう言う。

人は死んだらもう、そこで終わる。

なんて、脆くてつまんない生き物だろうか。

私は、思う。

私も、いつかそうやって最後を迎えるのだろうか。

だとしたら・・・・・・・それはそれで面白いだろうなーと思う。

私が死ねばその分、喜ぶ人はいるだろう。なぜなら、私は、それだけのことをしているのだから。

そう、この世界は生き地獄だ。

強いものが上たち弱いものが下にひれ伏す。

才能のあるものは、喜び。才能のない凡人は、悲しむ。それが、理である。

そして、私は××の人だ。

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