第23話 青森剣、北海道剣、東京都剣

「やって来ました! りんご!」

 ユリたちは青森県にやって来た。

「違うでしょ! 青森県です!」

 妖精のアスカさんがツッコム。

「りんごは何処かな?」

 ユリは地図を見る。

「本当にユリは食べることばっかりね。」

 呆れるアスカさん。

「恐山にしよう! お願い! アスカさん!」

 ユリは恐山に行くことにした。

「しょうがないわね。テレポーテーション!」

 ユリたちは妖精アスカさんの能力でワープした。


「たどり着きました! りんご!」

 ユリは恐山にたどり着いた。

「ここは恐山よ!」

 アスカさんはツッコミ担当。

「いただきます! りんご!」

 ユリはりんごを食べ始めた。

「なぜここにりんごが!?」

 恐山にはりんごがいっぱい。

「ちょっと待った! りんごは食べさせないぞ!」

 そこに少女が現れる。

「私、戦闘は苦手だから隠れてるわ。」

 妖精アスカは岩影に隠れる。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は青森県のアイドル候補生のケイ! りんご泥棒め! くらえ! 青森剣! 奥義!マグロ!」

 ユリは攻撃してくる。

「欲しがりません! 勝つまでは! 東京刀! 秘剣! ユリカモメ!」

 ユリは応戦する。

「やるな! 青森!」

「お主こそ! 東京!」

 ユリとケイはお互いに称え合う。


「ギャアアアアアアー!」

 その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪のりんごだ! アイドル候補生ども! ここがおまえたちの墓場だ! くらえ! りんご・ボム!」

 妖怪が爆弾で攻撃してくる。

「ケイ! 共に戦おう!」

「いいわ! 先にあいつを倒そう!」

 ケイが仲間に加わった。

「負けるもんかと勇ましく! くらえ! 必殺! 都道府剣8連撃!」

 ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー!」

 妖怪は倒された。

「正義は勝つ! ワッハッハー!」

 ユリたちは勝利に大喜び。

「青森の勝利の歌を歌います。りんご! りんご! りんごが美味しい青森!」

 ウイニングライブは阿鼻叫喚の世界。

「やっと歌が落ち着いてきた。」

 音痴に耳と心を痛めていた純粋な妖精アスカさん。


「ドラゴンキング様! 青森で負けちゃいましたね。マオマオ。」

 小魔王が大魔王ドラゴン・キングに報告している。

「クソッ! 忌々しいアイドル候補生どもめ! 許さんぞ! 妖怪を巨大化させてやる! 巨大化ビーム!」

 恐るべし世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの科学力。


「ガオー!」

 倒されたはずの妖怪のりんごが巨大化した。

「なんですと!? 巨大なりんごを食べていいの! やったー! ラッキー!」

 ユリは敵の巨大化を喜んだ。

「どこまで食いしん坊なのよ! さっさと巨大ロボを呼び出しなさい!」

 ツッコむアスカさん。

「いでよ! 巨大ロボ! 東京! 多摩ニュータウン・バージョン!」

 ユリは東京刀を天にかざし巨大ロボを呼び出す。

「おお!」

 天から巨大ロボ東京が現れる。

「いくぞ! 東京!」

 ユリは巨大ロボット東京に乗り込む。

「くらえ! 妖怪! 一刀両断! 東京刀斬り!」

 東京は妖怪を刀で斬る。

「ギャアアアアアアー!」

 巨大妖怪は倒された。

「私の勝ちね! ワッハッハー!」

 ユリは勝利に大喜び。

「さあ! 私の勝ちね! 勝利の歌を歌わしてもらおうかしら!」

 ユリは勝者に与えられる歌う権利を行使しようとしている。

「やめて! 音痴は歌わないで! 耳が壊れる! 草木が枯れる! 水が腐るわ!」

 必死に抵抗するアスカさんだった。

「ガガガガガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガガガガッガガガガガ! ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ! ガガガガガガガアガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」

 これでもユリはアイドル候補生である。


「さあ! 全国を横断してアイドル候補生を47人集まったら、夢のアイドルデビューよ!」

 ユリたちは夢のために努力して苦難を乗り越えるために戦っている。

「がんばってね。ジュルジュル。」

 妖精アスカさんは戦闘中はりんごを食べていた。

「ああ!? ズルい! アスカさん!」

 食い意地の悪いユリはムカつく。

「気にしないで。ユリの分もあるから。」

 さりげなく優しいアスカさん。

「ありがとう。それでこそ我が妖精よ! アハッ!」

 ユリも美味しくりんごを食べる。

「次はジンギスカン!」

 ユリは次の目標を決めた。

「違う~! ジンギスカンじゃなくて、北海道よ!」

 ツッコむアスカさん。

「お願い! アスカさん!」

「夢に向かって! テレポーテーション!」

 ユリたちは北海道に行くらしい。

 つづく。


「やって来ました! ジンギスカン!」

 ユリたちは北海道にやって来た。

「違うでしょ! 北海道です!」

 妖精のアスカさんがツッコム。

「ジンギスカンは何処かな?」

 ユリは地図を見る。

「本当にユリは食べることばっかりね。」

 呆れるアスカさん。

「知床半島にしよう! お願い! アスカさん!」

 ユリは知床半島に行くことにした。

「しょうがないわね。テレポーテーション!」

 ユリたちは妖精アスカさんの能力でワープした。


「たどり着きました! ジンギスカン!」

 ユリは知床半島にたどり着いた。

「ここは知床半島よ! ここのどこにジンギスカンが!?」

 アスカさんはツッコミ担当。

「いただきます! ジンギスカン!」

 ユリはジンギスカンを食べ始めた。

「なぜここにジンギスカンが!?」

 知床半島にはジンギスカンがいっぱい。

「ちょっと待った! ジンギスカンは食べさせないぞ!」

 そこに少女が現れる。

「私、戦闘は苦手だから隠れてるわ。」

 妖精アスカは岩影に隠れる。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は北海道県のアイドル候補生のナツミ! 羊泥棒め! くらえ! 北海道剣! 奥義! タンチョウ!」

 ナツミは攻撃してくる。

「欲しがりません! 勝つまでは! 東京刀! 秘剣! ユリカモメ!」

 ユリは応戦する。

「やるな! 北海道!」

「お主こそ! 東京!」

 ユリとナツミはお互いに称え合う。


「ギャアアアアアアー!」

 その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪のジンギスカンだ! アイドル候補生ども! ここがおまえたちの墓場だ! くらえ! ジンギスカン・ボム!」

 妖怪が爆弾で攻撃してくる。

「ナツミ! 共に戦おう!」

「いいわ! 先にあいつを倒そう!」

 ナツミが仲間に加わった。

「負けるもんかと勇ましく! くらえ! 必殺! 都道府剣9連撃!」

 ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー!」

 妖怪は倒された。

「正義は勝つ! ワッハッハー!」

 ユリたちは勝利に大喜び。

「北海道の勝利の歌を歌います。ジンギスカンが美味しい! それでもジンギスカンが美味しい北海道!」

 勝利の歌は阿鼻叫喚の世界。

「この歌。戦闘以上に苦手だわ・・・・・・。」

 音痴に耳と心を痛める純粋な妖精アスカさん。


「ドラゴン・キング様! 北海道でも負けちゃいましたね。マオマオ。」

 小魔王が大魔王ドラゴン・キングに報告している。

「クソッ! 忌々しいアイドル候補生どもめ! 許さんぞ! 妖怪を巨大化させてやる! 巨大化ビーム!」

 恐るべし世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの科学力。

「そもそも、どうして各地方のボス戦をやめたんですか? マオマオ。」

 小魔王の素朴な質問。

「それは・・・・・・尺が無いからだ!」

 大魔王は作品の尺のことまで考えてくれている。


「ガオー!」

 倒されたはずの妖怪のジンギスカンが巨大化した。

「なんですと!? 巨大なジンギスカンを食べていいの! やったー! ラッキー!」

 ユリは敵の巨大化を喜んだ。

「どこまで食いしん坊なのよ! さっさと巨大ロボを呼び出しなさい!」

 ツッコむアスカさん。

「いでよ! 巨大ロボ! 東京! 東京湾・バージョン!」

 ユリは東京刀を天にかざし巨大ロボを呼び出す。

「おお!」

 天から巨大ロボ東京が現れる。

「いくぞ! 東京!」

 ユリは巨大ロボット東京に乗り込む。

「くらえ! 妖怪! 一刀両断! 東京刀斬り!」

 東京は妖怪を刀で斬る。

「ギャアアアアアアー!」

 巨大妖怪は倒された。

「私の勝ちね! ワッハッハー!」

 ユリは勝利に大喜び。

「さあ! 私の勝ちね! 勝利の歌を歌わしてもらおうかしら!」

 ユリは勝者に与えられる歌う権利を行使しようとしている。

「やめて! 音痴は歌わないで! 耳が壊れる! 草木が枯れる! 水が腐るわ!」

 必死に抵抗するアスカさんだった。

「ガガガガガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガガガガッガガガガガ! ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ! ガガガガガガガアガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」

 これでもユリはアイドル候補生である。


「さあ! 全国を横断してアイドル候補生を47人集まったら、夢のアイドルデビューよ!」

 ユリたちは夢のために努力して苦難を乗り越えるために戦っている。

「がんばってね。ジュルジュル。」

 妖精アスカさんは戦闘中はジンギスカンを食べていた。

「ああ!? ズルい! アスカさん!」

 食い意地の悪いユリはムカつく。

「気にしないで。ユリの分もあるから。」

 さりげなく優しいアスカさん。

「ありがとう。それでこそ我が妖精よ! アハッ!」

 ユリも美味しくジンギスカンを食べる。

「遂にアイドル候補生が47人揃った! これでアイドルデビューできる!」

 全国47都道府県を制覇した。

「次はバナナね!」

 ユリは次の目標を決めた。

「違う~! バナナじゃなくて、東京よ!」

 ツッコむアスカさん。

「お願い! アスカさん!」

「夢に向かって! テレポーテーション!」

 ユリたちは東京都に行くらしい。

 つづく。


「やって来ました! バナナ!」

 ユリたちは東京都にやって来た。

「違うでしょ! 東京都です!」

 妖精のアスカさんがツッコム。

「バナナは何処かな?」

 ユリは地図を見る。

「本当にユリは食べることばっかりね。」

 呆れるアスカさん。

「新国立競技場にしよう! お願い! アスカさん!」

 ユリは新国立競技場に行くことにした。

「分かった! オリンピックも行われた新国立競技場でアイドルデビューするつもりね! テレポーテーション!」

 ユリたちは妖精アスカさんの能力でワープした。


「たどり着きました! バナナ!」

 ユリは新国立競技場にたどり着いた。

「ここは新国立競技場よ! ここのどこにバナナが!?」

 アスカさんはツッコミ担当。

「いただきます! バナナ!」

 ユリはバナナを食べ始めた。

「なぜここにバナナが!?」

 新国立競技場にはバナナがいっぱい。

「ちょっと待った! バナナは食べさせないぞ!」

 そこに最後の敵が現れる。

「私、戦闘は苦手だから隠れてるわ。」

 妖精アスカは岩影に隠れる。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は東京都のアイドル候補生サトミ! バナナ泥棒め! くらえ! 東京都剣! 奥義! サクラ斬り!」

 ジョーカーは攻撃してくる。

「欲しがりません! 勝つまでは! 東京刀! 秘剣! ユリカモメ!」

 ユリは応戦する。

「やるな! 東京!」

「お主こそ! 東京!」

 ユリとジョーカーはお互いに称え合う。


「ギャアアアアアアー!」

 その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカー首領だ!」

 遂に現れたジョーカー首領。

「ジョーカー首領だって!?」

 ユリたちは悪の大ボスを目にする。

「アイドル候補生ども! ここがおまえたちの墓場だ! くらえ! ジョーカー・ボム!」

 ジョーカーが爆弾で攻撃してくる。

「サトミ! 共に戦おう!」

「いいわ! 先にあいつを倒そう!」

 サトミが仲間に加わった。

「私たちも一緒に戦うわ!」

「みんな!」

 そこに全国47都道府県の少女たちが駆けつける。

「負けるもんかと勇ましく! くらえ! 必殺! 都道府剣47連撃!」

 ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー!」

 ジョーカー首領は倒された。

「正義は勝つ! ワッハッハー!」

 ユリたちは勝利に大喜び。

「東京の勝利の歌を歌います。空気がまずい! でも水道水は飲める! それが東京都!」

 勝利の歌は阿鼻叫喚の世界。

「この歌。戦闘以上に苦手だわ・・・・・・。」

 音痴に耳と心を痛める純粋な妖精アスカさん。


「まだ終わらんよ! ガオー!」

 倒されたはずのジョーカー首領が巨大化した。

「なんですと!? ジョーカー首領なんて食べれないじゃないか!?」

 ユリは敵の巨大化を喜ばなかった。

「敵の首領まで空気かよ!? さっさと巨大ロボを呼び出しなさい!」

 ツッコむアスカさん。

「いでよ! 巨大ロボ! 都道府県47・バージョン!」

 ユリは東京刀を天にかざし巨大ロボを呼び出す。

「おお!」

 天から巨大ロボ東京が現れる。

「いくぞ! 東京!」

 ユリは巨大ロボット東京に乗り込む。

「くらえ! 妖怪! 一刀両断! 東京刀斬り!」

 東京は妖怪を刀で斬る。

「ギャアアアアアアー!」

 巨大妖怪は倒された。

「私の勝ちね! ワッハッハー!」

 ユリは勝利に大喜び。

「さあ! 私の勝ちね! 勝利の歌を歌わしてもらおうかしら!」

 ユリは勝者に与えられる歌う権利を行使しようとしている。

「やめて! 音痴は歌わないで! 耳が壊れる! 草木が枯れる! 水が腐るわ!」

 必死に抵抗するアスカさんだった。

「ガガガガガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガガガガッガガガガガ! ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ! ガガガガガガガアガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」

 これでもユリはアイドル候補生である。


「さあ! 全国を横断してアイドル候補生を47人集まったから夢のアイドルデビューよ!」

 ユリたちは夢を叶える時が来た。

「がんばってね。ジュルジュル。」

 妖精アスカさんは戦闘中はバナナを食べていた。

「ああ!? ズルい! アスカさん!」

 食い意地の悪いユリはムカつく。

「気にしないで。ユリの分もあるから。」

 さりげなく優しいアスカさん。

「ありがとう。それでこそ我が妖精よ! アハッ!」

 ユリも美味しくバナナを食べる。

「あんた。アイドルデビューして歌う気があるの?」

 アスカさんはユリ尋ねてみた。

「次は杏仁豆腐ね!」

 ユリは次の目標を決めた。

「違う~! 杏仁豆腐じゃなくて、中国よ! 世界デビューする気なのね!」

 ツッコむアスカさん。

「お願い! アスカさん!」

「夢に向かって! テレポーテーション!」

 ユリたちは中国に行くらしい。

「ありがとう! みんな! 47都道府県が1つのアイドルグループとしてデビューできました! 聞いてください! 私たちのデビュー曲!」

 こうしてエンディング・ソングでデビュー曲を歌うアイドルの都道府剣47でした。めでたしめでたし。

 終わり。


 あと柿。

 先に上記を書き終えて10万字は超えていた。後は疲れた。47都道府県を調べながらというのは素晴らしいボリューム感であった。これは現代にの日本の日常や手抜き異世界ファンタジーとは違い楽や簡単ではなかった。疲労感が半端ない。疲れるから細かい設定の物語を最近の物語では誰も作らないのだろうと感じる。次回作は手抜きのミニオンみたいな二頭身か三頭身のぬいぐるみ販売できるネットで検索しまくって疲れることのない手抜きストーリーにしよう。だって碌なコンテストも無いし運営にコネもないしユーチューバでもないので評価もアクセス数も水増しはできないから。ほんと自己満足にしかならない。疲れた。



北海道 ナツミ タンチョウ 知床半島 ジンギスカン

青森剣 ケイ  マグロ   恐山 りんご

秋田剣 リナ  ハタハタ  白神山地 きりたんぽ

岩手剣 ケイコ キジ    中尊寺金色堂 わんこそば

宮城剣 シズカ ガン    松島 仙台牛

山形剣 マナミ カモシカ  月山 さくらんぼう

新潟剣 ミキ  ユキツバキ 佐渡島 お米

福島剣 ミサキ ケヤキ   福島原子力発電所 梨

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地方創世! 都道府剣47 渋谷かな @yahoogle

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