友情と恋愛感情は異なるものではあるのですが、独占欲のように、似通った部分があるのかもしれません。
例え醜くとも、その気持ちは愛だったと思います。
いつの日か、舞が立ち直ったことを二人が素直に喜べるように、そして、舞も二人の優しさに気付いてほしい、そう願いたくなりました。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントおよびレビューをありがとうございます。
人間関係とは難しいもので、本当にその人のことを思いやっているつもりでも、どうしてもエゴの部分が出てしまうこともあるのかな、と。
でも、自分勝手な感情だからといって、その心配が必ずしも偽りのものだとも限らないと思います。……そう思いたいです。
なにかと綺麗なものと捉えられがちな友情にも、こんな一面があるのではないか、とそんな風に思って書きました。
お読みいただきありがとうございました。
自主企画にご参加頂きまして、ありがとうございます。
スマホの存在が見えない時間帯を描く事は、ヒトの業の普遍性を描く事にも繋がるなぁと、感じいりました。とてもいいですね。
そして、この物語は自分の中の醜いエゴと理想の精神性にどう折り合いをつけていくかという、人間の生きざまの大きなテーマを思い出させてくれます。
そして、それは思春期だけの問題ではないのだと、青年期の人間や中年、老人にもそれを思わせてくれるんじゃないかと思います。
ステキな作品ですね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます。
本作は一応現代をイメージしておりますが、お墓の前というのは時代を問わない場所かもしれませんね。
人は誰かの特別でありたい、それは純粋な気持ちではない。そういった複雑な、決して悪とも呼びきれないものを描いてみたかったのです。
少年少女が扱いやすいため若い年齢の主人公となってしまいましたが、確かに年齢を問わない問題なのかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。