万屋部に初めて来た日①② soul chiter様作

この物語は、何度も紹介をさせていただいている為、とても馴染の深い物語です。それぞれに個性と役割があり、生き生きとした物語だと感じています。

この回は、部に誘われた経緯。沢山の勧誘のチラシを貰い、身長しか見られていない自分に、恐らくガッカリしているのでは? と想像した。

仕方ないと言えば仕方ないのだ。スポーツには体に向いていそうなものは確かにある。しかし実際身体能力、得意なもの、向いているものは異なることもあるだろう。ただ、この後の声かけであっさりと納得してしまった。

何でもできそうな人、もしくはいろんなところから声をかけられるような人材こそ万屋部には必要であるということが。彼もはじめは不審そうではあったが、必要とされている時に、必要な部へというのは魅力なのかもしれない。

こう言う時、不安になるのは自分に向いていないことを、任されたらどうしようか? というたぐいだと思う。こう考えると、部活を選ぶというのは仕事とを選ぶのと同じなのかもしれない。一つのことにじっくりと向き合うのも糧になるし、このように色んな体験をできるのも大きな糧になると思う。

一つの部で体験できることは主にチームワークの大切さを知ったり、協力することで大きな力を出すことが出来たり。互いに刺激し合って上を目指せることなどだと思う。逆に、色んな部を手伝うことによって得られるのは、人との繋がり(知り合いが増える)、臨機応変さ、空気を読む力だったりするのではないだろうか? コミュニケーション能力が大きく上がるということである。

そういう意味でも、この万部屋は貴重な体験の出来る場所なのではないか、と感じました。

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