青春の隠し味は、恋心 百度ここ愛様作

とてもロマンチックな物語だなと感じました。


はじめは元彼を忘れようと思いながらつい考えてしまうという始まり。それはきっと、朝ご飯を作るのが習慣なように、彼のことを考えるのも習慣だったのだろうと思った。彼女はご飯を作るのも、食べるのも大好きなのだろう。

この物語はご飯と同時に主人公がどんな日常を送っているのか、わかるところが魅力的である。

自分の意志をしっかりと持っていながらも、押しに弱い主人公。お局との食事では散々な想いをしたものの、全く良いことがなかったわけでもなさそうだ。

偶然と計画性。主人公が夕飯に焼き鳥を食べに行ったのは偶然。しかし、彼がそこへ来たのは計画的だったようだ。しかし、この場面はとてもロマンチックに描かれている。ナンパなように見える彼の心情が見えると、とても真剣なことが分かって来る。ただのナンパな人間であれば、主人公の危機を感じてしまうが、彼の心情を知ると応援したくなってしまう。素敵なラブストーリーなのではないだろうか? と感じた。ちょっと強引で冷や冷やしてしまう部分もありますがね。 素敵なカップルになりそうです。

そして読んでいるうちに、とてもお腹がすきましたwナスの味噌汁が食べてたくなりました。

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