祓い屋見習いと半妖の雪女 星来 香文子 様作
第19話 かくしごと(4)
19話を読ませていただきました。相変わらず、最高かよ!という感じです。冒頭、不穏な空気で始まるシーンである。この物語はコメディ色がとても強く、そこにピュアを重ねている。ピュア×コメディ。しかもその扱いも巧い。主人公は憧れの彼のことがとても純粋に好きであり、その好きも”押し!”という分類の好きだという事がにじみ出ている。一応、恋愛感情もあるのだろうが、神のようにあがめているのが分かる。その好意は、面白さを助長。巧いこと感情がすれ違い、一層ピュアさが際立つ。相変わらず群衆の書き方も巧い。名前のある人物を最小限に抑えているように感じるのに、賑やかさが伝わってくるのである。この作者さんは、名前を持たないキャラの活かし方がとても巧いなと、改めて思った。
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