三
「って事があったらしいよ」
黄木の妹であるミキちゃんと、白石さんが中学校からの親友である事を知ったのは一時間前。黒田と白石さんの事が気になり、カフェで駄目元で黄木に聞いてみたら、偶然にも白石さんについて知っていたのだ。
「そっか……だとしたら……」
「何一人で納得してるのよ青山」
「ごめんごめん、ちょっと急用思い出したから行くね」
「えー!」
「ここは奢るからさ」
そう言って千円札を二枚置くと立ち上がり、黒田にメールを送った。
黒田から聞いた煙草と援助交際について、私の考えが正しければ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます