第2話➖乳の極意ー初段
話を整理しようと思う。
やはり僕は転生したらしい。でも転生する前の僕が何をしていたのかは覚えていない……というより、自分が何者でどのような人物だったか思い出せない…
わかりやすく説明するなら、前世の知識はあるが前世の僕自身の事に関する記憶がスッポリ欠損している感じに近い。
前世の僕の事でわかる事と言ったら、
僕は地球の日本という場所に住んでいたという事だけだ。だけど今の僕の感覚から察するに、前世の自分が女だった線は無い気がする…でもわからない、今の自分が男であるばかりに女の感覚を忘れているだけかもしれないしな、そこは断定できない…
まぁ記憶の事は時間がたてば、おいおい思い出すだろう。今は記憶が錯乱してるだけかもしれないしな。
そんなことより今の自分の状況を確認しようと思う。
今僕の事をあやしてる、この青髪の綺麗な女性が母親だろうか?
年齢は若いな、20代位だと思う。
先程は、髪色でDQNな女だと思ったが、どうやらこの髪は地毛のようだ、
髪が全く痛んでいない。綺麗な髪だ。
顔立ちも整っていてとても美人だ!
しかし顔の作りが自分の知る日本人とはどうも異なっている。どちらかと言うと欧米系に近いだろうか…
鼻が高く目がくりっとしていて、
街歩く人の10人に9人はこの女性を美人というだろう…
なぜ全員じゃ無いかって?
それはお胸が少し寂しかったからさ、
スタイルは大変よろしい、足が長く体のラインも細い、いわゆるモデル体型ってやつだ。自分は大変魅力のある女性だと思う。
だが世の中には母性溢れるグラマーな体つきを好む男性も少なくない。世の中には貧乳好きも多いし巨乳好きも多い、どちらが正しいのかはわからない。
だが、世の男達はこの課題の正解を求めて数多くの論争を繰り返しできた。
これから先、この問題の正解を見つけた人にこそ、歴史上最も偉大な人物としての称号を与えるべきだと、僕は思う。
まぁ胸の話はこれくら位にするとしよう。ここで辞めておかないと日が暮れてしまうからな。僕がこの話を語る時が来るとしたら、それは精神と◯の部屋が用意されている場合だけだろう…
とまぁ、僕の母親だろう人物の話はこの辺にしておいて、次はその隣にいる僕の父親だと思われる人物についてだ。
まぁ結論から言うと金髪のイケメンだ。
非の打ち所がない。
身長は180センチ位であろうか?とても高く顔立ちは同じく西欧系でとても整っている。
まぁ野郎の説明などこんなもので十分だろう。男の顔などマジマジ見たくもないしな、ましてやイケメンの顔なんて…
(うん…唾を吐きたくなるな。3秒が限界だ!3秒ルールだな。)
まぁ、この二人が僕の両親なら僕自身の顔にも期待ができると言うものだ。
(早く自分の顔が見てみたいものだな…)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます