白樺屋敷 - 人物紹介

リロイ

議会の重鎮剣士。男性。引退したのに現場に呼ばれてしまった。人間やそれ以外から好かれている。魔術で長きを生きてきたが、どうも最近調子が優れないようだ。


ヴィクター

議会の筆頭剣士。男性。剣を沢山所有しているのは戦中のならわし。北方にある術士の家系に生まれたので魔術幻覚に若干耐性がある。既婚者と言ったが実際はやもめ。


ヘアフォア

妖精の王。元人間、男性。その後、撹乱の罪で正式に収監された。身を蝕んでいた鱗粉の毒が抜けたことで暮らしぶりは比較的落ち着いているようだ。


ミルカ

森に迷い込んだ娘。白樺屋敷の結界から逃げ延びて、いったん生家に戻ったものの、受けた呪いのせいで家にはいられなくなってしまった。


◆議会メンバー◆


アルゴス

議会の女王。赤毛の女性。おおらかで大柄なみんなの母。記憶を失っており、謎が多い。類を見ないほどに強力な邪視の持ち主だが、今回は特に出番はなかったようだ。


議長

アマンダという名の術士。女性。本来大分偉い人なのだが、ヴィクターやリロイは議会創始時の同期なのでお互い地位に縛られない話し方をする。ディアナとは仲良し。


フィークス

議長の補佐。議長につき、ともに仕事をしているようだ。彼が男女どちらなのかは時折議論の対象になるが、未だ不明なものとして扱われている。


エバ

医療局長。女性。今回は名前だけ出てきた。北方貴族の生まれで、恩着せがましく高飛車。ディアナを餌付けしていた。アルゴスを嫌っており、議長とも仲が悪い。


ディアナ

神託によって女王に選ばれた、年齢不詳の少年。未来視の異能を持つ。外見は十三程度に見えるが、歳を取らない。


ジュリア

巡査部隊の長。女性。東の生まれ。メイリーンとは馴染みの仲で、彼女のぞんざいな物言いを止めも勧めもしないが、ちょっとどうかとは思っている。


メイリーン

保安部隊の長。女性。気に入りの剣を奪われたため、議長を嫌っている。彼女の剣は搾精剣ニンフといい、男の血を好んで啜る特殊剣だった。実のところ彼女のもつ剣こそがヘアフォアの打った妖精剣であり、回収時は既に孵化寸前の状態だったという。

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