続きは・・・

勝利だギューちゃん

第1話

「好きなタレントさんと、リモートで飲み会をする。」


少し前なら、考えられなかった。

今では、頻繁とまでは行かないが、ちょくちょく行われている。


「みんな、元気してた?」

「はい」

「〇〇くんも、手を振って・・・ありがとう」


今、俺はその飲み会に参加しているのだが、やはり緊張はする。


「みんなは何食べてるの?」

それぞれが、おのおのの物を出す。


寿司、チョコレート、柿ピー・・・

いろいろだ。


「〇〇くんは?」

俺は、用意していたものを提示する。


「あっ、551のぶたまんだ。いいな。地域柄だね」

そういえば、好きだったな。

この方・・・


今度、お土産に持って行こう・・・

って、賞味期限が即日なので、無理だ。


しかしなんだな。

話している事は完全な世間話だ。


まあ、ありがたいのだが・・・


そうこうしている間にお開きとなる。

そして、こう締めくくる。


「2次会は夢の中で」


今から楽しみだ。

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