新しい慣用句を考える

・舌鼓を打つ

・雀の涙

・手のひらを反す


 いま適当に引っ張り出した慣用句です。

 上から「おいしい」「少ない」「賞賛からのバッシング。またその逆」こんな意味でしょうか。


 どんな言葉を作ろうかな。


【①足の小指が飛ぶ】

 とても痛いさま。唐突な激痛。


 使用例)

 セクターは背後からの刺客の攻撃を避けきれなかった。足の小指が飛ぶほどの痛みが脇腹に走る。



【②象の鼻を結ぶ】

 難しいさま。


 使用例)

「シロツメクサの花飾り、うまくできましたか」

 カチュアは名無しの少女に尋ねる。

「まだうまくできない。さいしょの方はかんたん。途中から難しい。象の鼻、結ぶくらい」


【③縁日の千本引き】

 あたらないさま。


 使用例)

 矢継ぎ早に繰り出されるカスミの突きは、縁日の千本引きくらい当たらない。

 僕は全部かわして足払いで彼女を転ばせる。



 3つ作りました。

 ①は失敗ですね。足の小指をぶつけた時の痛みの印象が強烈すぎて、他の痛みとは連動しませんね。②と③はそんなに悪くない、気がする。

 これが世間に広まって認知度が高まれば、慣用句として定着することでしょうか。フリー素材なので、どんどん使ってください。


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