夏目漱石『坑夫』

いきなり、ラノベSFでもないですが・・


引きこもり大学生だったころに読んだ『坑夫』。


明治時代の大学生が、神経衰弱(?)にかかって、

鉱山の坑夫でもなろう、と思い立つ。


いざ坑夫になってみると、

文盲な人々のマッチョな職場にもまれついてけいずに

布団ではノミやダニなどに思いっきり刺されて

早々と音を上げて、結局、鉱山の事務員になったとかいうお話。


主人公の情けなさと、当時の自分の情けなさが重なってしまった覚えが。


今の自分と違う人生はハードモード(かもしれない)と思い立った作品という点では、Re:ゼロと同系統の影響を与えてくれましたね。

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