　前話では、催眠術としてのラポールについて書きました。

　さて、あなたと合意ができた相手はどんな状態にあるでしょうか？

　ラポールの構築では、クライアントの特徴と状態を見極めます。

　私がざっくりと確認している点は、

　・集中力

　・理解力

　・素直さ

　・再現力

　・想像力

　です。

　この５点が揃っているとするっと誘導が成功します。

　催眠術の説明前ならマジックで、説明後ならOリングテストなどで確認します。

　確認ポイントは相手には伝えません。

　最初にこのポイントを伝えると、該当しない⇒かかりにくいとのバイアスで失敗する事が懸念されるからです。

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