「200字の夏」

コペル

「200字の夏」

画面越しに見ていた、かつては年上の男達

それが今や、ひと回りもふた回りも下の少年達

時の流れの早さに驚く人や、懐かしさを感じる人

それぞれの想いとは裏腹に

2週間の短くとも熱い夏が

今年も始まろうとしている

真剣な眼差しを浮かべ試合に挑み

白球を追いかける球児達を

エアコンの効いた涼しい室内で眺める

今年はどんなドラマが起こるのか

高校野球の聖地に潜む「甲子園の魔物」以外は

まだ、誰も…知らない……






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「200字の夏」 コペル @gadomoroha

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る