第二次世界大戦じゃー!

「は?」

 僕は突然飛び込んできた秘書くんの報告に耳を疑う。

「ソ連との戦争状態は解消できるのか!?」

「いえ!外務省より宣戦布告を受けたと聞いております!」

「もうどうしようもないではないか!」

 風呂に行けないじゃんか!

「クソ。とうとう始まったか。第二次世界大戦が」

 ……一体何人の人がなくなることか。

 死者はできるだけ減らしたいものだが……。

 

 ■■■■■

 

 ソビエト社会主義共和国連邦が大日本帝国に対し宣戦布告

 日独英三国同盟を理由にドイツとイギリスがソビエト社会主義共和国連邦に宣戦布告。

 そして、ソビエト社会主義共和国連邦と同盟を組んでいたフランス・コミューンやイタリア社会主義共和国などの共産主義国も日独英の三国に宣戦布告。

 大東亜共栄圏と独英の植民地国も続々と共産主義国らに宣戦布告。

 第二次世界大戦が始まった。

 日本がまず対処しなくてはいけないのはソ連との戦線だろう。

 もともと満州国境の防衛を任されていた日本軍はすでに赤の津波を前に敗走し、日本領への侵入を許してしまっている。

 ちょうど中華との戦争があらかた終わり、空いていた師団があったのでそれらの師団を国境へと回す。

 

 ソ連との戦線に到着した機甲師団は早速攻勢を開始。

 無茶苦茶な攻勢を行っていたソ連軍は呆気なく機甲師団の攻勢の前に崩れた。

 機甲師団が次々とソ連軍の戦線に穴を開け、包囲していく。

 ようやく日本軍の歩兵部隊も戦線に到着し、全面攻勢を開始。

 大急ぎで行ったため一部連携が取れていないところもあったが、すでに機甲師団の手によってズタボロにされていたソ連軍は日本軍の攻勢を前に敗走。

 ソ連軍を完全に押し返し、取られていたトランスアムールのほうの地域も奪還。

 しかし、もう季節は冬へと突入していた。

 これ以上の進撃は厳しいだろう。

 だが、ソ連との戦闘には勝利し、北方の脅威は排除できたと言えよう。

 

 入電!

 アメリカ共産連合国が休戦の破棄を宣言。

 それと同時にソビエト社会主義共和国連邦がアラスカに上陸。

 すでにカナダ自治領に対し攻勢を開始。

 アメリカ共産連合国とソビエト社会主義共和国連邦に挟み撃ちにされ、カナダ自治領は降伏寸前とのことです!


 予約投稿忘れた。

 ごめんご。

 ゆるちて

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